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*08:53JST SDエンターテイメント---第3四半期は各利益段階で大幅な改善 SDエンターテイメント<4650>は12日、2015年3月期第3四半期（14年4-12月）決算を発表。売上高が前年同期比11.7％減の54.26億円、営業利益が同3.8％増の1.40億円、経常利益が同24.7％増の0.30億円、四半期純利益が1.02億円の黒字（前年同期は3.49億円の赤字）だった。経営の効率化や収益力の強化に取り組んだ結果、各利益段階で大幅な改善を実現した。 GAME事業部については、大ヒットタイトルはなかったものの、クレーンゲーム機に「妖怪ウォッチ」や「アナと雪の女王」等の人気のアイテムを積極的に導入したことや、10円キャッチャー等店舗別の特長を活かした施策で効果を上げるなど、既存店は比較的堅調に推移した。フィットネス事業部は、オリジナルのプロテインを新たに開発し12月に販売を開始。また、10月1日に「ゲオフィットネス」から「SDフィットネス」へ店名変更したのを機に全店一斉にスタートした入会キャンペーンの効果もあり、会員数は急速に回復し、12月は前年同月を上回った。ボウリング事業部は計画を下回ったが、「健康ボウリング」を掲げ積極的なシニア層取り込みを進めたこともあり、平均単価は上昇した。施設管理事業部は、「シネマ」において、3月に公開した「アナと雪の女王」や12月に公開した「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン！」が大ヒットしたことにより計画を上回った。 15年3月期通期については、売上高が前期比6.6％減の77.00億円、営業利益が同48.8％増の4.00億円、経常利益が同71.5％増の2.00億円、純利益が2.50億円とする期初計画を据え置いている。 《AK》