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*12:17JST 弁護士ドットコム---法律相談のプラットフォームとして急速に成長拡大、上場後初の決算も順調 弁護士ドットコム<6027>は法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」をはじめとする、インターネットメディア事業を運営しており、2014年12月に東京証券取引所マザーズ市場に新規上場した。自ら弁護士でもある代表取締役社長兼CEO　元榮太一郎（もとえたいちろう）氏により2005年に設立され、「専門家をもっと身近に」を経営理念として事業を展開している。創業の翌年には税理士相談ポータルサイト「税理士ドットコム」の運営も開始している。 「弁護士ドットコム」への2015年1月の月間サイト訪問者数は701万人を超え、2014年1月比で1.8倍超に増加している。登録弁護士数は約7,800名と弁護士の5人に1人以上が登録するとともに、累計法律相談件数は約49万件となり、一般ユーザーと弁護士をインターネット上でつなぐ法律相談のプラットフォームとして急速に成長拡大しつつある。収益源となるサービスは、「弁護士マーケティング支援サービス」「有料会員サービス」「広告その他サービス」「税理士マーケティング支援サービス」に分類される。 2015年3月期の第3四半期累計期間の業績は、売上高4.61億円、営業利益0.85億円、経常利益0.85億円、四半期純利益0.60億円となった。弁護士マーケティング支援サービスの有料登録弁護士数の増加が増収をけん引しており、これに加えて、有料会員サービスにおいて有料会員数が順調に増加している。 2015年3月通期については、売上高で前期比2.3倍増の6.74億円、営業利益で同9.9倍増の1.51億円、経常利益で同10.0倍増の1.51億円、当期純利益で同7.6倍増の1.02億円と大幅な増収増益を予想している。足元の業績から見て、順調に進捗しているといえよう。今後は法律相談ポータルサイトとしてのメディア力をさらに向上させることで、サイト訪問者数を継続的に増加させ、各サービスの売上高を拡大していく考えだ。 《AK》