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*08:37JST ハピネット---3Q営業益は超過達成、配当1円50銭増額修正 ハピネット<7552>は10日、2015年3月期第3四半期（14年4-12月）決算を発表。売上高が前年同期比5.4％増の1743.27億円、営業利益が同28.0％増の51.49億円、経常利益が同28.5％増の52.19億円、四半期純利益が同52.3％増の39.95億円だった。 セグメント業績では、中核事業である玩具事業の売上高が前年同期比22.8％増の749.11億円、セグメント利益が同59.6％増の42.58億円。「妖怪ウォッチ」をはじめとしたバンダイのキャラクター商材が好調に推移し、売上高、セグメント利益ともに前年同期を大幅に上回っている。 映像音楽事業の売上高は同2.0％減の323.79億円、セグメント利益が同91.4％減の0.27億円。インターネットを利用したソフト配信の影響により、パッケージ市場全体が低調に推移した。ビデオゲーム事業の売上高は同10.6％減の485.71億円、セグメント利益が同21.5％増の4.27億円。売上高はヒット作品の不足により前年同期を下回ったが、利益面については子会社の統合効果や在庫処分の削減等により前年同期を上回っている。 アミューズメント事業の売上高は同7.7％増の184.64億円、セグメント利益が同10.2％減の14.75億円だった。玩具自動販売機において人気のキャラクター商材が好調だったが、利益率の高いキッズカードゲーム機商材の売上構成比が低下した。 15年3月期通期については、売上高が前期比3.9％増の2150.00億円、営業利益が同28.6％増の50.00億円、経常利益が同27.6％増の50.00億円、純利益が同41.9％増の35.00億円とする、昨年11月に上方修正した計画を据え置いている。通期計画に対する第3四半期営業利益の進捗率は102.98％と超過達成。 なお、期末配当については、当初予想の1株当たり配当を13円50銭から増額し、1株当たり15円に修正した。これにより、年間配当金は1株当たり28円50銭となり、前期に比べ3円75銭の増配となる予定。 《AK》