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*12:11JST ダイナック---店舗管理コストの最適化が奏功し14年12月期は増収増益での着地に ダイナック<2675>は6日の引け後に14年12月期業績を発表。売上高は前年同期比3.2％増の347.91億円、営業利益は同11.0％増の8.12億円、経常利益は同12.3％増の7.99億円、最終利益は同16.3％増の2.77億円と会社計画を下回ったものの、増収増益での着地となった。 売上面では「倶楽部ダイナック（顧客会員カード）」を軸に、消費環境の変化や年末商戦に向けた様々な販売促進策の展開並びに「だい九」ブランドによる「夏ギフト」、「おせち」の販売などにより増収となった。利益面では、原材料価格の高騰や採用活動などの人件費関連費用の増加並びに天候不順の影響もあったが、より一層の店舗管理コストの最適化を推進。なお、特別損失として当事業年度及び翌事業年度の撤退を意思決定した店舗の店舗等撤退損失として1.54億円や、店舗収益の低下による減損損失3200万円を計上している。 なお、15年12月期は、引き続き「お客様の感動満足にもとづく会社の成長」と中期的な成長戦略の実現に向けて、より安定した企業基盤の確立と事業拡大に向けたサービスの革新及び筋肉質な組織への再構築に取組むとしており、売上高は前年同期比3.5％増の360.0億円、営業利益は同41.5％増の11.5億円、経常利益は同40.1％増の11.2億円、最終利益は同17.8％増の4.1億円と大幅増益を見込んでいる。 《AK》