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日東工器---15年第2四半期は各利益が2桁の伸び、ニッチ市場のトップブランド製品で高収益

2015/2/5 13:02 FISCO
*13:04JST 日東工器---15年第2四半期は各利益が2桁の伸び、ニッチ市場のトップブランド製品で高収益 日東工器<6151>は、空気、水、油、ガス等の流体配管をつなぐ迅速流体継手「カプラ(R)」が主力。1956年にエアマイクロメーターの製造・販売から事業を開始し、その研究過程で「カプラ」を開発。数多くの特許技術を持ち、一般家庭用から宇宙開発まで約25,000種類ものカプラを展開。近年では、燃料電池車の水素供給装置にも使用されている。その他、金属加工の様々な現場で使用される「機械工具」や、同社が世界で初めて実用化した「リニア駆動ポンプ」に加え、「建築機器」まで4事業を展開。いずれも、ニッチ市場のトップブランド製品を数多く保有しており、これらの高い開発力が高収益をもたらす構図となっている。 足元の業績では、2015年3月期の第2四半期(14年4-9月)決算は、売上高が前年同期比7.6%増の140.33億円、営業利益が同29.4%増の24.89億円、経常利益が同27.2%増の25.47億円、四半期純利益が同26.3%増の14.62億円だった。製品需要の底堅い推移で全セグメントが増収だった。また為替の円安効果で、営業利益は期初計画を上回っての着地だった。 15年3月期通期については、売上高が前期比1.7%増の276.20億円、営業利益が同1.5%増の42.10億円、経常利益が同1.5%増の42.90億円、純利益が同13.4%増の26.90億円の見通しで、期初予想を据え置いている。 なお同社は、中期経営計画で、中核事業を軸に持続的な成長と強い経営基盤の確立を目指す。この実現に向け、新興国など海外市場の拡大、新製品の投入比率アップや新規用途の開発、既存事業との相乗効果を期待できる新規事業探索、生産・物流のトータルコストの低減など、経営資源の効率的な活用の推進により目標の達成を狙う。 《TM》
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流体配管の接続・切り離しを行う迅速流体継手で国内トップ。機械工具やリニア駆動ポンプ、ドアクローザ等の建築機器を手掛ける。無借金経営。27.3期売上高320億円目標。水素・新エネルギー関連の強化等に注力。 記:2024/06/07