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健康CP Research Memo(3):高い収益性で成長をけん引するRIZAP

2015/1/30 15:49 FISCO
*15:49JST 健康CP Research Memo(3):高い収益性で成長をけん引するRIZAP ■RIZAPの特徴 「RIZAP(ライザップ)」とは、健康コーポレーション<2928>が子会社のRIZAPを通じて運営するパーソナル・トレーニングジムのブランドだ。RIZAPはトレーニングジムのプログラム内容の観点においても、また、ビジネスの観点においても、一般的なスポーツジムにはない特徴を有している。 RIZAPの最大の特徴は、2ヶ月間という期間を区切って減量やボディメイクという目標に対して結果を出すことにコミットしている点だ。目標通りの結果を出すためにはRIZAP側の努力だけでなく顧客である利用者自身にも相応の努力が求められる。RIZAPに入会する顧客はそもそも高い目的意識を有していることがほとんどであるため、同社トレーナーの適切なサポートにより非常に高い割合で顧客が満足するだけの結果を実現できているもようだ。個人差があるため当初目標値の完全達成には2ヶ月以上の期間を要するケースもあるようだが、最初の2ヶ月間で顧客が満足する効果を実現したうえで、さらに次の目標あるいは最終的な目標を実現するために、顧客が納得したうえで利用期間を延長するという流れができているようだ。 RIZAPと他のフィットネスジムとの違いは、顧客にどんな価値を提供するかということにある。一般的にフィットネスジムは、顧客に対して運動する場所・空間を価値として提供している。それに対してRIZAPは「人生最高の体と自信、そして期待を上回る感動」を提供価値として掲げ、具体的な減量やボディメイク目標の実現をコミットしている。一方、パーソナル・トレーニングジムは、目標達成をサポートするという点ではRIZAPと重なる部分が多い。しかし、ここでも両者には差がある。一般的なパーソナル・トレーニングジムは、トレーナーが個人ベースで指導を行うケースが多く、トレーニング理論や指導法において、それぞれのトレーナーの能力・資質への依存度が高い構造になっている。RIZAPは約2万人に達する自社の実績から抽出したノウハウに加えて、外部の医師や様々な分野の研究者のアドバイスを取り容れ、より高い次元での科学的アプローチを実現しているとともに、社内研修を通じて全トレーナーに浸透させ、均質なサービス提供を行っている。いわば、個人対組織という違いがそこにはある。 ビジネスの観点からRIZAPを分析すると、まず、収益性においてRIZAPが圧倒的に高いことが挙げられる。この高い収益性はRIZAPの出店モデルに起因している。RIZAP店舗は駅から遠いビルやマンションを活用しているため、コスト構造のなかで人件費に次いで大きい要素である地代家賃を、極めて低額に抑えることが可能となっている。また、出店に際しても、特に地方都市においては小規模のいわゆる「サテライト店舗」でスタートし、需要動向を見ながら大型店舗へ移行するという、二段構えの手法を採用して、常に設備稼働率を高く維持する工夫を行っている。 RIZAPのこうした事業モデルを可能にしている要因を追及すると前述の「RIZAPが提供する価値」に行き着く。RIZAPでは顧客側も明確な目標を有しているため、結果へのプロセス、すなわちトレーニングの内容が大事なのであって、立地の便利さは二の次である。また、トレーニング機器も、最新・特殊な機器である必要はない。さらに完全予約制を採用できるため、人員配置上も有利性がある。こうしたことが積み上がって高い収益性が実現できていると弊社では考えている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《FA》
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時価総額 140,167百万円
ボディメイク事業等を展開するRIZAPを中核とする持株会社。健康食品等の販売を行う健康コーポレーション、インテリア雑貨等を手掛けるBRUNOなども傘下に持つ。chocoZAP事業の拡大に引き続き注力。 記:2024/08/27