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宇徳---重量物輸送等や橋梁工事等の受注大幅増見込み、成長戦略達成に向け着実に業績拡大

2015/1/21 8:22 FISCO
*08:22JST 宇徳---重量物輸送等や橋梁工事等の受注大幅増見込み、成長戦略達成に向け着実に業績拡大 宇徳<9358>は、港湾、物流・プラントの2事業を中心に、一般商品から超重量貨物まで、「運ぶ」に関するあらゆる貨物の国内外輸送を展開する。重量物輸送の先駆として創業、明治40年代では水力発電所の建設に携わり、国内のほぼ全ての水力発電所建設に関わった。ほか、2007年12月には世界最大級の観覧車”Singapore Flyer”の組み立てを完工。同じ商船三井系の国際コンテナと11年4月に合併。15年に創業125年を迎える。 足元の業績では、2015年3月期第2四半期(14年4-9月)決算は、売上高は前年同期比19.1%増の252.57億円、営業利益が同97.9%増の24.32億円、経常利益が同92.9%増の25.48億円、四半期純利益が同29.4%増の16.83億円だった。港湾事業は、車両・建機関連での取扱量で一部に回復遅れはあるものの、全体では緩やかな回復が継続。また、コンテナ関連では取扱量が引き続き好調だった。ほか、プラント・物流事業において、同社が得意とする重量物輸送分野で大型機器等の輸送が続いてるほか、海外でのプラント建設工事で主要拠点のシンガポールでの追加工事や新規工事の前倒し着工が寄与し、大幅な増収増益となった。 15年3月期の通期予想については、売上高が前期比14.7%増の500.00億円、営業利益が同48.3%増の42.50億円、経常利益が同46.2%増の44.50億円、純利益が同15.4%増の27.50億円を見込んでいる。期初予想からは2度の上方修正で、プラント・物流事業で橋梁工事等の追加・新規の工事や、重量物輸送等の受注数の大幅増が見込めるという。 なお、同社は2010年度から2019年度までの10年間を新たな成長機会に挑戦する期間と位置付け成長戦略「宇徳ビジョン2020」をスローガンとして掲げている。「ハマの宇徳から世界のUTOCへ」の実現の一歩として、2013年8月にシンガポールに海外統括会社を設立。成長著しいASEAN地域を中心として、海外における事業を積極的に展開し、収益基盤の拡大を推進する。2020年3月期の数値目標は、売上高1000億円、経常利益50億円超。 《AK》
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時価総額 31,413百万円
京浜港を中心に荷役を行う港運会社。重量物陸送やプラント建設なども。商船三井傘下。22.3期上期は港運や陸送の取扱量が回復。工事損失引当金も減り、計画を上回る増収増益に。通期でも利益反発の見込み。増配予定。 記:2021/11/18