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注目銘柄ダイジェスト(前場):ブリヂストン、日揮、日本通信など

2015/1/15 11:34 FISCO
*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ブリヂストン、日揮、日本通信など ブリヂストン<5108>:4459円(前日比+233.5円) 大幅反発。クレディ・スイス(CS)では投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を4650円から5900円にまで引き上げへ。円安、天然ゴム安に原油安を加えた“3 安”効果の寄与によって今12月期は大幅増益を予想、本決算発表の接近で再度注目すべきタイミングと考えているようだ。15年12月期営業利益は従来予想の5300億円から5750億円にまで上方修正。 日揮<1963>:2416円(同+130.5円) 大幅反発。原油市況の下落がネガティブ視され、足元まで売り込まれてきた銘柄であるが、前日の原油市況上昇を受け、本日はリバウンドを目指す動きとなっている。同様に千代田化工建設<6366>なども強い動き。昨日のNY原油市況は5%超の大幅上昇、米原油在庫の増加に加えて、オプションの満期に伴ったテクニカル要因との見方なども強いようだ。 商船三井<9104>:382円(同+9円) 買い先行。原油市況の上昇やバルチック指数の下落など、本日の物色環境は逆風となっているが、UBSで投資判断を格上げしており、評価材料と捉えられている。UBSでは投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も370円から450円に引き上げている。株価の相対的な出遅れ感が強い中、円安、燃料安、合理化効果で来期の収支急回復の可能性が高いこと、バリュエーション面での割安感などを格上げの要因としている。 OLC<4661>:29640円(同-275円) もみ合い。第3四半期累計営業利益は、前年同期比約1割減の900億円強になったもようとの観測報道が伝わっている。減益ではあるが、開業30周年イベントの開催で高水準となった前年に続き、過去2番目の高水準となっているもよう。1月からのイベント開催効果なども期待されているが、観測数値はほぼ市場コンセンサス通りでインパクトは限定的、短期的な材料出尽くし感とも受け止められる格好に。 TSI HD<3608>:616円(同-78円) 急落で下落率トップ。前日に第3四半期の決算を発表、通期予想は大幅に下方修正しており、ネガティブなインパクトにつながる格好のようだ。第3四半期累計営業利益は20.9億円、前年同期比で21.7億円の収益改善となっている。ただ、通期予想は従来の25億円から5億円にまで下方修正、足元の売上不調や閉鎖ブランドの値引きなどが背景のもよう。SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」に格下げ、ネガティブな発表に対し、株主還元策も同時に発表するなど市場を意識した姿勢が感じられない点も残念と。 ウエストHD<1407>:966円(同-32円) 4日続落。第1四半期(14年9-11月)決算と上期業績予想の下方修正を発表。第1四半期の営業利益は前年同期比75.7%減の2.95億円、四半期純損益は0.60億円の赤字(前年同期は6.00億円の黒字)で着地した。再生可能エネルギー発電設備の接続申込みに対し電力各社が回答を保留したことなどから、太陽光発電システムのプロジェクトの一部に遅延が生じた。上期予想については、営業利益を従来の36.08億円から33.12億円に引き下げた。 ファンドクリG<3266>:159円(同+50円) ストップ高。大和証券と富裕層向けビジネスにおける連携に係る覚書を締結することを決議したと発表しており、買い材料視されている。連携の内容としては、同社が開発・組成する富裕層向けファンド等を大和証券の顧客へ販売・紹介することや、両社の事業展開について互いのノウハウやネットワーク等を提供しあうことを挙げている。 日本通信<9424>:506円(同+14円) 反発。外部からの不正アクセス対策機能を搭載した企業向けスマートフォンを2-3月にも投入すると一部専門紙が報じている。米子会社の技術を活用し、侵入防止システムを持たせたスマートフォンを製品化する。不正アクセスによる外部への情報漏えいを防げるほか、不正アクセスを受けているかどうかも把握できるため、こうしたデータを顧客企業に提供することも検討していくという。 《KO》
関連銘柄 9件
1407 東証スタンダード
1,890
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-19(-1%)
時価総額 86,991百万円
産業用太陽光発電所請負事業、非FIT発電所開発販売事業等の再生可能エネルギー事業が柱。省エネルギー事業やグリーン電力卸売事業等も。非FIT発電所開発販売事業は高圧非FIT発電所を成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/22
1963 東証プライム
1,308.5
11/27 15:30
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日揮、日揮グローバルなどを傘下に収める持株会社。独立系。総合エンジニアリング業界で国内トップ。LNGプラント建設に強み。機能材製造事業も展開。配当性向30%目途。機能材製造事業では機能性塗料材の拡販図る。 記:2024/08/05
82
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不動産投資や車両リースバック等のインベストメントバンク事業、不動産ファンドや太陽光発電ファンド等の組成・運用を行うアセットマネジメント事業を展開。同社グループが運用するファンド運用資産残高は210億円超。 記:2024/06/03
3608 東証プライム
856
11/27 15:30
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時価総額 68,761百万円
サンエー・インターナショナル、東京スタイルが経営統合して誕生。パーリーゲイツやナノ・ユニバース、マーガレット・ハウエル等のブランドを展開。EC販売の強化図る。中計では27.2期売上高1650億円目標。 記:2024/10/24
4661 東証プライム
3,538
11/27 15:30
+103(3%)
時価総額 6,433,680百万円
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの運営等を行うテーマパーク事業が主力。ホテル事業や商業施設「イクスピアリ」の運営等も。テーマパーク事業は海外ゲストの回復などで順調。25.3期は2桁増収計画。 記:2024/07/02
5108 東証プライム
5,296
11/27 15:30
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時価総額 3,779,745百万円
世界的なタイヤメーカー。1931年創業。生産拠点数は国内外で100超。化工品事業、スポーツ・サイクル事業等も手掛ける。海外売上比率は7割超。乗用車用プレミアムタイヤの拡販などで販売ミックスの改善図る。 記:2024/08/10
6366 東証スタンダード
335
11/27 15:30
-6(-1.76%)
時価総額 87,209百万円
プラントエンジニアリング大手。LNG受入基地建設で国内トップシェア。三菱商事が筆頭株主。世界中でプラント建設実績。水素サプライチェーンの構築等も。主要案件のインドネシア銅製錬は2024年に完工予定。 記:2024/06/29
9104 東証プライム
5,170
11/27 15:30
-172(-3.22%)
時価総額 1,874,404百万円
海運国内2位。1884年創業。三井グループ。ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業が柱。LNG船の所有・管理・運航で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。非海運事業のアセット積み増し図る。 記:2024/07/29
9424 東証プライム
136
11/27 15:30
-3(-2.16%)
時価総額 22,566百万円
MVNO事業者。2001年に世界で初めてデータ通信MVNO事業を開始。SIM事業、FPoS事業、ローカル4G/5G事業を手掛ける。日本通信SIMの契約回線数は順調増。FPoSの評価定着、事例拡大図る。 記:2024/07/05