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イグニス Research Memo(12):全巻無料型ハイブリッドアプリの大幅な伸長を見込む

2015/1/13 18:40 FISCO
*18:40JST イグニス Research Memo(12):全巻無料型ハイブリッドアプリの大幅な伸長を見込む ■決算動向 (3)2015年9月期の業績予想 イグニス<3689>は2015年9月期の業績予想について、売上高で前期比61.9%増の3,314百万円、営業利益で同78.1%増の1,000百万円、経常利益で同83.5%増の1,000百万円、当期純利益で同93.6%増の600百万円と見込んでいる。 3つの事業がそれぞれ拡大する計画であるが、すでに複数有力作品の配信許諾権を取得している全巻無料型ハイブリッドアプリが大きく伸長する想定となっている。 また、利益面でも、人員拡充による費用増などが見込まれるものの、売上高の拡大に伴う固定費の吸収等により営業利益率は30.2%に改善する見込みである。 なお、2015年9月期第2四半期累計の業績予想は開示していないが、上期は投資時期と位置付けており下期偏重で予算を立てているようだ。 事業別の取り組みについては以下のとおりである。 無料ネイティブアプリは、売上高で約2,000百万円を見込んでいる。年間40タイトルのリリースを予定しているが、これまでの小規模アプリ※に加えて、中・大規模アプリ※の開発にも注力する方針である。特に市場の大きなコミュニケーション分野(次世代型のSNS等)への参入を目指している。 ※同社では、開発期間に応じて小規模アプリ(1ヶ月未満)、中規模アプリ(1ヶ月超3ヶ月未満)、大規模アプリ(3ヶ月超)に分類している なお、2014年10月には、SNSで実績のあるALTR THINKを買収した。ALTR THINKは、2014年4月に世界初となる暇人同士をマッチングさせる匿名SNS「暇スイッチ」をリリースし、わずか5ヶ月でサービス内メッセージ数1,000万通を超えるアプリに成長させたことに加え、8月には同サービスで海外展開を行うなど、新しい視点によるSNSを展開している。買収による2015年9月期の業績への影響は軽微としているが、同社が目指す次世代型SNSの進展は注目に値する。 全巻無料型ハイブリッドアプリは、売上高で約750百万円を見込んでいる。新規コンテンツの拡充や海外展開を目指すとともに、例えば4作品の人気漫画が全巻読破できるなど複数コンテンツを集約した新たなアプリをリリースすることでユーザー数を増加させる方針である。 ネイティブソーシャルゲームは、売上高で約570百万円を見込んでおり、2作品目となる「ぼくとドラゴン」は間もなくリリースされる予定である。2014年12月26日に開始した「ぼくとドラゴン」の事前登録では、わずか10日間で5万人の登録を集めており、好調な滑り出しを見せている。3作品目の開発も2015年9月期の上期中に着手する計画であるが、3作品目は業績予想にはまだ織り込まれていない。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) 《FA》
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