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キャリアリンク Research Memo(4):3Qは案件拡大と効率化が奏功して大幅な増収増益決算

2015/1/8 17:40 FISCO
*17:40JST キャリアリンク Research Memo(4):3Qは案件拡大と効率化が奏功して大幅な増収増益決算 ■業績動向 (1)2015年2月期の第3四半期累計決算 2014年12月26日付で発表された、キャリアリンク<6070>の2015年2月期の第3四半期(2014年3-11月期)累計の業績は、売上高が前年同期比14.0%増の10,327百万円、営業利益が同132.3%増の680百万円、経常利益が同139.2%増の674百万円、四半期純利益が同147.9%増の405百万円と大幅増収増益となった。主力のBPO関連事業の売上高が民間、官公庁向けともに好調に推移し、売上構成比で59.7%と前年同期の54.3%から大きく上昇したことに加え、BPO案件での業務効率向上による利益率上昇が大幅増益につながった。 四半期ベースの推移をみると、官公庁向けBPO大型プロジェクト案件の段階的な業務縮小により、業績は前第4四半期まで右肩下がりで推移してきたが、当第1四半期以降は民間BPO案件の拡大や臨時給付金関連など官公庁案件の立ち上がりなどによって、四半期ごとに拡大してきたことがうかがえる。なお、当第3四半期の営業利益は271百万円と前四半期比で若干減少しているが、これは来期以降の計画遂行のための人員増などの先行投資が主因となっている。 事業別の動向をみると、BPO関連事業の第3四半期累計売上高は前年同期比25.3%増の6,165百万円となった。民間大型プロジェクトの追加案件が順調に稼働したことに加え、同案件の受注量が拡大したこと、また、官公庁向けでは消費増税に伴う臨時給付金関連のBPO案件が予想以上に伸びたことも増収要因となった。 CRM関連事業の売上高は、前年同期比11.1%減の2,327百万円となった。大型プロジェクト案件が前期で終了した影響で2ケタ減収となったものの、既存のコンタクトセンター案件の受注量が持ち直していることに加え、民間企業からの新規案件も緩やかながら回復していることから上向きに転じており、前年度第3四半期(9月〜11月)比でも5.4%増となっている。 一般事務事業の売上高は前年同期比0.5%減の711百万円と横ばい水準となった。金融機関の事務案件など新規案件の獲得に努めたものの、大型事務案件のBPO関連事業への移行に伴う剥落を補うまでには至らなかった。また、製造技術系事業の売上高は同39.5%増の1,122百万円となり、BPO関連事業と同様、期を追うごとに回復傾向が鮮明となっている。製薬メーカー等からの受注が堅調に推移したほか、食肉加工メーカーや機械部品メーカー等の既存顧客での受注シェア拡大、並びに新規業務の受注獲得などが増収要因となった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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BPO関連事業、CRM関連事業などの事務系人材サービスが主力。製造系人材サービス事業、自動車管理事業も手掛ける。25.3期は事務系人材サービス事業の増収などを見込む。BPOは業務領域の拡大、新規開拓図る。 記:2024/06/28