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注目銘柄ダイジェスト(前場):昭和シェル、日立造船、中外製薬など

2014/12/22 11:34 FISCO
*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):昭和シェル、日立造船、中外製薬など 昭和シェル<5002>:1281円(前日比+261円) 急伸。出光興産<5019>が同社の買収に向けて交渉に入ったと報じられている。来年度前半をメドにTOBを実施、子会社化を目指すとしている。先週末の時価総額約3800億円に対して、2-3割のプレミアムをつけた5000億円規模が買収総額になるもようとされている。買収プレミアムを期待する動きが先行へ。東燃ゼネラル<5012>やコスモ石油<5007>など他の石油株にも再編期待が波及の格好。業種別では石油株が上昇率トップに。 日立造船<7004>:775円(同+100円) ストップ高。次世代二次電池として期待される「亜鉛空気電池」の円筒型二次電池を開発したと報じられている。2016年度末までに製品化の計画。エネルギー容量はリチウムイオン二次電池の約5倍となるもよう。引き続き、二次電池関連の材料には関心が高まりやすい状況にあり、短期資金の物色の矛先が向かってきている。 中外製薬<4519>:3030円(同-120円) 急反落。ロシュの発表した試験結果がマイナス材料視されている。ロシュは先週末に6%程度の株価下落となっている。大和では、乳がん治療剤カドサイラの有用性を検証したMARIANNE試験で、既存薬に対する優越性を示せなかったことはネガティブサプライズと指摘しているようだ。 シロキ工業<7243>:302円(同+49円) 一時ストップ高と急伸。アイシン精機<7259>と経営統合で基本合意と発表、トヨタグループにおける部品事業再編の一環となる。アイシン精機が株式交換で16年4月に同社を完全子会社化、同社にはドアフレームなど外装・機能部品を集約するようだ。株式交換比率は決定していないものの、買収プレミアムを期待する動きが先行する格好に。 免疫生物研究所<4570>:1005円(同-89円) 売り優勢も下げ渋る。今期業績見通しの下方修正を発表。今期営業損益は1000万円の黒字から1.7億円の赤字に引き下げている。自社製品であるEIA測定キット並びに抗体の製品販売が振るわず、予想を大きく下回る見込みとなったもよう。ただ、こうした状況を受けて、独占で行っていたタカラバイオ<4974>による国内の販売を非独占へ変更を決定。この内容が材料視されてか、株価は10月安値975円レベルで下げ止まる格好に。 いであ<9768>:1363円(同+107円) 大幅続伸。12月26日をもって東証2部への市場変更及び上場記念配当の実施を発表。今期期末配当金12.5円に記念配当2.5円を実施するとのこと。配当利回りは現在の値段で計算すると1%少しと決して高い配当利回りではないが、足元の株価は下げ基調が強まっていたことから株価反転の刺激材料として意識された様子。 アドベンチャー<6030>:3700円(同-280円) 下げ止まらず。18日の上場以降きつい下げが続いている。足元のIPO銘柄は初値形成後、二極化が鮮明となっており同社は下値模索の展開に。なお、運営する格安航空券予約サイト「skyticket」は、LCCの需要増加に伴い、中国の格安航空会社「春秋航空」の日本子会社である「春秋航空日本」と提携を発表。15年2月上旬より日本国内線の航空券の取り扱いを開始するとのことだが、影響は限定的となっている。 エナリス<6079>:469円(同+80円) ストップ高。第三者調査委員会からの追加報告書の受領及びと代表取締役の交代を発表している。複数年にわたる会計処理疑義問題に対するけじめとの見方で、新しい社長にはグーグル日本法人元社長が就任するとのこと。市場では社長交代を受けて悪材料出尽くし感が先行している。上場来安値を更新していた株価はマドを伴う反発に。 《KO》
関連銘柄 13件
4519 東証プライム
7,339
9/27 15:00
+197(2.76%)
時価総額 12,322,607百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4570 東証グロース
448
9/27 15:00
+4(0.9%)
時価総額 4,173百万円
診断試薬サービスや検査サービス、TGカイコサービスを手掛ける抗体関連事業が主力。化粧品原料の化粧品関連事業も。診断試薬サービスは国内外の代理店との関係強化を図る。体外診断用医薬品領域の製品化進める。 記:2024/06/28
4974 東証プライム
1,042
9/27 15:00
-8(-0.76%)
時価総額 125,473百万円
研究用試薬などの試薬事業が主力。宝HD傘下。滋賀県草津市に本社。再生医療等製品関連受託などのCDMO事業、遺伝子医療事業も手掛ける。25.3期は大幅増益計画。再生医療等製品関連受託の増収などを見込む。 記:2024/07/05
5002 東証1部
1,682
3/26 15:00
±0(0%)
時価総額 626,706百万円
石油元売り大手で原油処理量国内第5位。財務体質健全。出光興産と19年4月に株式交換を実施し、経営統合を予定。15か月変則決算。19.3期4Q累計決算は増収・増益。通期営業利益見通しを830億円下方修正。 記:2019/02/15
5007 東証1部
164
9/25 15:00
-3(-1.8%)
時価総額 139,024百万円
石油元売りシェア第4位で10%強。爆発事故の千葉製油所は本格稼働へ。現在の中計期間中は積極投資を計画。千葉県にある主力製油所を東燃と統合の方向。今期は原油価格下落による評価損ゼロへ。利幅回復で営業黒字に。 記:2015/08/28
5012 東証1部
1,300
3/28 15:00
-20(-1.52%)
時価総額 475,800百万円
石油元売りシェア第3位。高配当利回り銘柄との位置づけ高い。エクソンモービルからの取得株の使途が注目。コスモ石油と千葉の製油所を統合。原油価格上昇で原油評価損と減損損失が減少。JXとの経営統合効果に期待。 記:2017/04/28
5019 東証プライム
1,027.5
9/27 15:00
-7(-0.68%)
時価総額 1,530,280百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
6030 東証グロース
4,695
9/27 15:00
+570(13.82%)
時価総額 35,217百万円
オンライントラベルエージェント。総合予約プラットフォーム「skyticket」を運営。国内・海外航空券を中心に幅広い旅行商材を提供。多言語対応に強み。アプリDL数は2100万DL超。国内旅行事業を強化。 記:2024/08/05
6079 マザーズ
698
3/12 15:00
±0(0%)
時価総額 34,136百万円
省エネ支援等の法人需要家向けサービス、新電力事業者向けサービス等を手掛ける。KDDI、JパワーがTOB実施。成立なら上場廃止へ。小売電気事業者向け需給管理サービスは売上伸長。18.12期3Qは2桁増収。 記:2018/12/19
7004 東証プライム
1,010
9/27 15:00
+11(1.1%)
時価総額 171,917百万円
ごみ焼却発電施設、海水淡水化プラント等の建設を行う環境部門が主力。1881年創業。ごみ焼却発電施設で世界シェアトップクラス。精密機械、風力発電等も。25.3期は営業増益計画。環境事業の収益改善等を見込む。 記:2024/07/04
7243 東証1部
326
3/28 15:00
+4(1.24%)
時価総額 29,015百万円
ウィンドウレギュレータやシート機能部品など自動車内装部品が主力。主要顧客は筆頭株主のトヨタ自。鉄道車両用シートも製造。海外事業を積極化。アイシン精機と株式交換で経営統合、2016年3月で上場廃止。 記:2016/06/05
7259 東証プライム
1,673
9/27 15:00
-3,341(-66.63%)
時価総額 1,353,497百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。駆動ユニット、電動ウォーターポンプ、パワースライドドアで世界シェアトップクラス。トヨタ以外ではステランティス社などが得意先。政策保有株式のゼロ化、グローバル在庫の圧縮図る。 記:2024/09/02
9768 東証スタンダード
2,334
9/27 15:00
-10(-0.43%)
時価総額 17,503百万円
環境調査等を行う環境コンサルタント事業、社会インフラ関連のコンサル等を行う建設コンサルタント事業が柱。民間初の気象予報会社として1953年に創業。環境保全のコンサルタント事業の強化・拡大などに取り組む。 記:2024/08/09