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*19:12JST プロネクサス Research Memo（13）：株主還元を積極化、株主優待もあり ■株主還元 プロネクサス<7893>の配当政策は安定配当をベースに業績及び経営環境等を加味しながら、連結配当性向を原則30%以上とすることを基準としている。また、自社株買いにも積極的であり、2012年6月と2013年5月には、それぞれ200万株と100万株の自己株式取得と同数の株式消却を行うなど、株主資本効率を意識した資本政策を実施している。さらに2014年5月から7月にかけて100万株、11月には150万株を取得した。 2014年3月期は配当性向45.8%相当の年20円配を実施し、これに自己株式取得金額を加味した総還元性向は純利益と同等の98.7%となった。2015年3月期における同社の配当予想は、最終減益の見通しから2円減配の年18円を見込むものの、配当性向は48.6%と依然高い水準を維持する計画である。2014年5月から11月にかけての250万株の自己株式取得を行っていることから総還元性向では205.8%に達する見通しである。 また、長期保有の株主優遇を目的に株主優待制度を変更しており、保有年数と所有株式数に応じてQUOカードを株主に贈呈している。 （執筆：フィスコ客員アナリスト　柴田郁夫） 《FA》