株～企業情報・おすすめ銘柄

*18:53JST プロネクサス Research Memo（4）：下期は保守的、制度変更や新サービスコストを織り込む ■決算動向 （2）2015年3月期の業績見通し プロネクサス<7893>は、2015年3月期の業績見通しについて期初予想を据え置いており、売上高は前期比0.6%増の20,000百万円、営業利益は同14.6%減の1,800百万円、経常利益は同17.6%減の1,850百万円、当期純利益は同16.7%減の1,180百万円と増収減益と見込んでいる。 上期実績と比べて売上高の伸び率が緩やかなのは、制度変更に伴う投資信託運用報告書の簡素化の影響による金融商品ディスクロージャー関連の落ち込みを見込んでいることに加えて、外部環境の影響を受けやすい収益構造から下期の売上高予想を前年同期比8.0%減と保守的に見積もっていることが要因とみられる。 一方、利益面では、上期に引き続き、新EDINET対応サービスに関連するコスト増加分による営業減益を見込んでおり、営業利益率も9.0%（前期は10.6%）に低下する見込みである。 （執筆：フィスコ客員アナリスト　柴田郁夫） 《FA》