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*13:49JST 神戸物産---14年10月期営業最高益、分割および自己株取得、連続増配計画を発表 神戸物産<3038>は15日、2014年10月期決算を発表。売上高が前期比19.2％増の2140.28億円、営業利益が同164.7％増の51.78億円、経常利益が同60.1％増の64.24億円、純利益が同11.2％減の26.01億円だった。8日に発表済みの業績修正数値にほぼ沿った着地となり、売上高、営業利益、経常利益いずれも過去最高を更新した。 売上高については、業務スーパーの新規出店が順調に進んだことや、消費増税後の顧客ニーズを素早く捉えた施策の実施が奏功。前期よりグループ会社となったジー・コミュニケーショングループの売上高も収益に寄与した。また、利益面では、グループ全体での販売管理費の削減や、一部商品の価格改定による営業利益率の改善が貢献した。純利益については、税効果会計による法人税等の負担率の増加で、最終減益となっている。 15年10月期通期については、売上高が前期比4.2％増の2230.00億円、営業利益が同17.8％増の61.00億円、経常利益が同14.4％減の55.00億円、純利益が同1.9％増の26.50億円を見込んでいる。 なお、同時に株式分割と、15年10月期の配当予想についても発表している。株式分割については、1月31日を基準日として1株につき2株の割合で分割。配当予想については、8日に14年10月期末配当については1株当たり80円（前期実績より10円増配）へ増額修正しているが、15年10月期末の予想として1株当たり50円の配当計画を発表。株式分割を考慮すると、実質20円の増配となる見込み。 その他、14年12月16日から15年1月23日までの期間において、60万株（発行済株式総数に対する割合6.82％)・30億円を上限とする自己株式の取得計画と、15年2月2日での25万株の自己株消却（2月1日効力発生の株式分割を考慮すると50万株）、アメリカの子会社3社の15年10月期からの連結子会社化、ストックオプション（新株予約権）の発行などについても同時に発表している。 《TM》