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ステップ Research Memo(1):営業利益率は学習塾業界の中でトップクラス

2014/12/8 18:05 FISCO
*18:05JST ステップ Research Memo(1):営業利益率は学習塾業界の中でトップクラス ステップ<9795>は神奈川県内を地盤に小学5年~高校3年生を対象とした学習塾を展開している。教師のプロ化による質の高い学習指導に定評があり、県内の公立進学校への合格者数ではトップの実績を誇る。2014年9月末の校舎数は小中学生部が112校、高校部が12校、個別指導部が1校の計125校となっている。 10月末に発表された2014年9月期の業績は、売上高が前期比3.4%増、営業利益が同3.8%増となり、過去最高の業績を連続で更新した。小中学生部門で5校を新設したほか、2014年春の公立トップ19校における合格実績で大幅躍進した効果などもあり、期中平均生徒数は2.7%増と堅調に推移した。教師数の増加や特色検査対策のための教材作りなどを強化したことで原価率が若干上昇したものの、役員退職慰労金が無くなったことや経費のコントロールに努めたことで、営業利益率は24.1%となり、学習塾業界のなかでトップクラスの水準を維持した。 2015年9月期の業績は、売上高が前期比4.0%増、営業利益が同2.5%増を見込む。新設校は4~5校を予定しており、うち高校生部門で2校、小中学生部門で1校の開校が確定している。生徒数に関しては期中平均で前期比3~4%増を想定している。少子化が続く中で、学習塾業界全体は厳しい環境が続くものの、同社においては志望校への高い合格実績や授業の質、的確な進路指導などが高く評価されており、今期も安定成長が続く見通しだ。 同社では今後も地盤の神奈川県内で新規校舎数を増やしていく計画で、小中学生部門では年間4~5校、高校生部門では2~3年に1校のペースで増設していく方針としている。学習塾激戦区と言われる横浜市の東部、北部や川崎市においては空白エリアがまだ多く残っており、当面は年率で4%前後の安定成長が続く見通しだ。配当政策としては配当性向で30%を目安としており、今後も収益の拡大とともに安定配当成長が期待される企業として注目される。 ★Check Point ・神奈川県内公立進学校向けの学習塾として圧倒的ブランド力 ・2014年9月期は売上高・利益ともに過去最高を連続で更新 ・2015年9月期は前期比1円増の25円と連続増配を予定 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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神奈川県内で小学5年生~高校3年生が対象の学習塾「STEP」を展開。県内公立トップ高校の合格実績が強み。質の高い学習指導力に定評。STEPキッズの展開等も。大学受験ステップでは横浜校の満席が続く。 記:2024/08/12