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あらた Research Memo(6):2Q業績は減収減益も経費抑制による収益性向上は着実に進展

2014/11/26 17:07 FISCO
*17:07JST あらた Research Memo(6):2Q業績は減収減益も経費抑制による収益性向上は着実に進展 ■決算動向 (1)2015年3月期第2四半期累計業績について 11月5日付で発表された2015年3月期第2四半期累計(2014年4月-9月)の売上高は前年同期比1.6%減の316,092百万円、営業利益が同52.1%減の807百万円、経常利益が同51.4%減の812百万円、四半期純利益が同71.9%減の231百万円となった。 売上高を商品カテゴリー別で見ると、ペット用品・他が前年同期比0.9%増、紙製品が同0.1%増となったのを除いて、その他のカテゴリーはすべて減収となった。ただ、あらた<2733>が取り組みを強化しているシニア関連商品は同3.0%増と増収基調が続いている。また、ペット用品は消費増税の影響もほとんど受けず、子会社のジャペルの業績に関しては増収増益となった。 売上高の減収要因としては、消費増税の反動減で約9,000百万円、夏場の天候不順や仕入先である白元の民事再生法申請などで約1,000百万円の影響があったとみており、これらがなければ実質1.5%程度の増収だった。売上高原価率は89.82%と前年同期並みで推移したが、販管費率は0.26ポイント上昇の9.92%となった。物流拠点の集約化や間接業務の効率化により人件費の減少(前年同期比▲568百万円)が進んだものの、白元の民事再生に伴う貸倒引当金の計上(約608百万円)が影響した。 なお、2013年7月より新たに中部地区で新江南センター(愛知県)が稼働し、3つの物流センターを集約化した効果が出ているようで、中部支社だけで見ると販管費は人件費や荷造運賃費、賃借料を中心に前年同期比で減少している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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日用品、化粧品で国内最大級の卸商社。化粧品等のヘルス&ビューティー、ペット・その他部門の売上比率が高い。ドラッグストアなどが主要取引先。化粧品関連商品では店頭提案を強化。26.3期売上高1兆円目標。 記:2024/06/04