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ヒマラヤ Research Memo(1):新規出店効果によって売上高は拡大基調が続く見通し

2014/11/18 15:35 FISCO
*15:35JST ヒマラヤ Research Memo(1):新規出店効果によって売上高は拡大基調が続く見通し ヒマラヤ<7514>は、一般スポーツ、ゴルフ用品の小売チェーンで業界3位。関東以西の中小規模商圏をターゲットに出店を拡大中。首都圏で展開する子会社の(株)ビーアンドディー(以下B&D)も、東京オリンピックの開催に向けて今後、出店ペースを加速していく計画で、グループ店舗数は2014年8月末の145店舗から2017年8月末には187店舗まで拡大する。 9月29日付で発表された2014年8月期の連結業績は、売上高が前期比4.6%増、経常利益が同17.1%減と増収減益決算となった。新規出店効果で売上高は順調に拡大したものの、天候要因で秋冬物衣料品の値引き販売を強いられたことが減益要因となった。 2015年8月期の連結業績は、売上高が前期比6.7%増、経常利益が同10.9%増と増収増益を見込む。既存店売上高は、ヒマラヤ店舗で前期比99.8%とほぼ前期並みの水準を想定しているが、新規出店効果によって売上高は拡大基調が続く見通し。また、利益に関しては冬物衣料品等の季節商材に関して、きめ細かい仕入れ・在庫コントロールを行うことで値引き抑制を行っていくほか、利益率の高いPB商品の売上構成比上昇によって総利益率を改善していくことで増益を見込んでいる。一方、競争力向上のための投資も同時に実施していく。接客力強化のための人材教育費や、顧客サービス向上のための関連設備機器の更新や増強を進めていく。 健康志向の高まりや東京オリンピック・パラリンピック開催が決まったことで、今後もスポーツ用品市場は堅調な推移が見込まれる。一方で、同市場は大企業の寡占化が進行中で、同社においても積極的な出店を進めていくことで、中期3ヶ年計画の最終年度となる2017年8月期に連結売上高86,000百万円、経常利益3,400百万円の達成を目指していく方針だ。 ■Check Point ・商品別売上はすべてのカテゴリーで増収を達成 ・2015年8月期は利益率が改善し増収増益を見込む ・東京オリンピックに向けてB&Dは出店を加速していく方針 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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大型総合スポーツ用品店「ヒマラヤ」を全国展開。岐阜市に本社。オリジナル商品の企画・開発、ECサイト運営等も。24年2月末時点のグループ店舗数は98店舗。中期経営計画では26.8期売上高690億円目標。 記:2024/06/09