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ナガイレーベン Research Memo(6):今期はコスト面で厳しい予想も、営業利益は増益を見込む

2014/10/30 17:05 FISCO
*17:05JST ナガイレーベン Research Memo(6):今期はコスト面で厳しい予想も、営業利益は増益を見込む ■業績動向 (2)2015年8月期の業績予想 2015年8月期のナガイレーベン<7447>の通期業績は、売上高が前期比3.0%増の16,700百万円、営業利益が同1.7%増の5,006百万円、経常利益が同1.6%減の5,058百万円、当期純利益が同0.6%増の3,244百万円を見込んでいる。会社はコスト面でかなり厳しい予想をしていることから営業利益の伸び率は低くなっているが、これらの要因が見込みを下回るようであれば、利益が予想を上回る可能性もある。また、同社は、為替先物予約とドル建ての外貨預金により、為替リスクをヘッジしており、為替先物予約により、売上高総利益率をほぼ確定し、円安により売上高総利益率が低下した場合は、外貨預金の為替差益により、経常利益ベースではカバーすることを可能としている。 売上高については、主力のヘルスケアウェア、ドクターウェアなどの増収と患者ウェアや手術ウェアの順調な拡大が増収につながる見込み。また、地域別では中部日本以西でのシェアアップにも引き続き注力し、過去最高売上高・営業利益を更新する計画となっている。アイテム別、地域別、製品別売上高は下表のように予想されている。 同社は売上総利益額について、売上高増による増益要因226百万円、海外生産比率の上昇(2015年8月期予想44.4%)による増益要因53百万円を見込んでいるが、一方で原材料・加工賃の上昇による減益要因58百万円、為替レートによる減益要因(2015年8月期原価為替レート予想:89.2円/ドル)17百万円を見込んでいる。この結果、2015年8月期の売上総利益は7,757百万円(前期比172百万円増、2.3%増)、売上総利益率は46.5%(2014年8月期は46.8%)を予想している。 販売費及び一般管理費では、新本社関連の減価償却費の増加41百万円、会社創立100周年関連費用30百万円などが見込まれることから、2,751百万円(前期比3.3%増)を予想している。経常利益については、2014年8月期に営業外収益で計上した為替差益がはく落するとの前提から前期比では減益の予想となっているが、2015年8月期末の為替レートが2014年8月期末よりもさらに円安水準にあれば、減益幅は想定より小さくなる可能性がある。また、2014年8月期に計上した特別利益(旧本社ビルの売却益115百万円)も2015年8月期は発生しない前提となっている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《FA》
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看護師や医師、患者向け等の医療白衣専業メーカー。1915年創業。医療白衣のコア市場で国内シェア6割超。看護師向け製品の売上比率が高い。ハイエンド商品等を積極投入。中計では26.8期営業利益55億円目指す。 記:2024/04/29