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キャリアリンク Research Memo(4):2015年2月期第2四半期は増収増益決算

2014/10/27 16:42 FISCO
*16:42JST キャリアリンク Research Memo(4):2015年2月期第2四半期は増収増益決算 ■業績動向 (1)2015年2月期第2四半期決算 9月30日付で発表された2015年2月期の第2四半期累計(2014年3~8月)の業績は、売上高が前年同期比2.7%増の6,486百万円、営業利益が同43.8%増の409百万円、経常利益が同46.3%増の406百万円、四半期純利益が同45.7%増の240百万円と増収増益決算となった。キャリアリンク<6070>の主力事業であるBPO関連事業の回復が大きく貢献した。また、期初会社計画に対しても、BPO関連事業における新規受注案件の獲得や業務効率向上、一部案件における派遣から請負への契約変更などが寄与したことで、売上高、利益ともに上回る格好となった。 事業別の売上動向を見ると、BPO関連事業は前年同期比9.6%増の3,822百万円と2年ぶりの増収に転じた。当第2四半期累計期間では官公庁向けBPO大型プロジェクトが前年の期後半に終了したことによるマイナスの影響はあったものの、民間BPO案件の拡大や官公庁向け新規BPO案件の受注獲得などもあり、売上高は再び増加に転じた。官公庁向けでは消費増税に伴う臨時給付金案件や年金督励業務の案件を受注した。 CRM関連事業の売上高は、前年同期比18.0%減の1,506百万円と減少傾向が続いた。既存コンタクトセンター案件が堅調に推移したほか、テレマーケティング事業者からの新規案件の受注も緩やかながら回復したものの、大型プロジェクト案件が前期で終了した影響が残った格好だ。 一般事務事業の売上高は前年同期比0.3%減の483百万円と横ばい水準となった。金融機関の事務案件など新規案件の獲得を進めたものの、本格的な回復までには至らなかった。また、製造技術系事業は製薬メーカー等からの受注が堅調に推移したほか、食肉加工メーカーや機械部品メーカー等の既存顧客での受注シェア拡大が寄与したことで、前年同期比33.9%増の674百万円と回復基調が続いた。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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BPO関連事業、CRM関連事業などの事務系人材サービスが主力。製造系人材サービス事業、自動車管理事業も手掛ける。25.3期は事務系人材サービス事業の増収などを見込む。BPOは業務領域の拡大、新規開拓図る。 記:2024/06/28