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ティー・ワイ・オー Research Memo(8):15年7月期は営業・経常利益ともに過去最高を更新する見通し

2014/10/20 17:01 FISCO
*17:01JST ティー・ワイ・オー Research Memo(8):15年7月期は営業・経常利益ともに過去最高を更新する見通し ■決算動向 (3)2015年7月期の業績予想 ティー・ワイ・オー<4358>は、2015年7月期の業績予想について、売上高を前期比7.3%増の28,500百万円、営業利益を同8.0%増の1,850百万円、経常利益を同12.6%増の1,700百万円、当期純利益を同50.9%増の900百万円と引き続き増収増益を見込んでいる。これは、2013年9月に公表した「TYOグループ中期経営計画2013」の2015年7月期売上高目標を500百万円増額修正した水準である。また、利益水準は据え置いているものの、営業利益、経常利益はともに過去最高益を更新する見通しだ。 事業別の売上高予想の開示はないが、引き続き、好調な受注環境が続く広告代理店経由モデルが同社の業績の伸びをけん引する想定のようだ。広告主直接モデルについても、体制面の強化を図ることで、新規広告主の獲得並びに既存案件の拡大を目指す方針である。また、成長戦略の3つ目の軸である海外事業についても、2014年8月にアジア戦略部を新たに立ち上げるなど、新規展開に向けた準備が本格化している。東南アジアや南アジア、中近東における戦略的M&Aの実施を目指しており、実現すれば業績の上振れ要因となる可能性が高い。 利益面では、増収にも関わらず営業利益率は2014年7月期とほぼ横ばいの6.5%を見込んでいる。これは、M&Aを含めて未確定要素のある上乗せ分を売上高予想に織り込んでいない一方、想定されるコスト要因はすべて反映させたことが主因であり、保守的な前提と言える。 したがって、M&Aの動向など、業績の上振れ要因には十分に注意する必要がある。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) 《FA》
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広告の企画・制作を手掛けるクリエイティブエージェンシー。TVCMを中心にデジタル分野やスマホアプリも。16.7期はインドネシア不振が響く。17.7期は需要堅調を見込む。17年1月にアオイプロと経営統合。 記:2016/12/05