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フルスピード Research Memo(3):1Qはアドネットワーク事業が好調も増収減益

2014/10/14 16:54 FISCO
*16:54JST フルスピード Research Memo(3):1Qはアドネットワーク事業が好調も増収減益 ■業績動向 (1)2015年4月期第1四半期決算について 9月12日付で発表されたフルスピード<2159>の2015年4月期の第1四半期(2014年5-7月)の連結決算は、売上高が前年同期比1.8%増の2,950百万円、四半期純利益が同54.2%増の75百万円となった。営業利益は、アドネットワーク事業が伸長したものの、インターネット広告代理店事業が減益となったことで同30.4%減の124百万円となった。会社計画上、前期よりインターネット代理店事業におけるSEM広告ソリューションについては、戦略転換を進めており第1四半期時点における営業減益は売上における会社計画通りであり、戦略転換効果の発現や、アドネットワーク事業が引き続き伸長することで、2015年4月期連結業績予想は達成可能と考えている。 売上高は成長領域であるアドネットワーク事業が前年同期比14.4%増収と好調に推移する一方で、インターネット広告代理店事業が同5.7%減と低迷し、全体では微増収にとどまった。利益の増減要因を見ると、売上総利益ベースでアドネットワーク事業が43百万円の増益となった一方で、インターネット広告代理店事業が58百万円の減益となった。また、販管費が、アドテクノロジー分野での人材投資費用(その他)や貸倒引当金の増加により、38百万円増加したことが営業利益の減益要因となった。なお、貸倒引当金に関しては前年第1四半期に貸倒れの戻入れが30百万円程度あった反動によるもので、実質的には横ばい水準となっている。 また、四半期純利益が増益となっているが、これは前年第1四半期に特別損失として計上した過年度決算訂正関連費用94百万円がなくなったことによるものである。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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フリービット傘下のネット広告会社。DX、動画、AIへの展開に注力。インターネットマーケティング事業は収益堅調。特損減少。22.4期通期は最終増益。フリービットによるTOBは成立、同社株式は上場廃止予定。 記:2022/07/30