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ブイキューブ Research Memo(5):第2四半期決算は売上高+54.9%、営業益+229.9%の増収増益

2014/10/10 16:48 FISCO
*16:49JST ブイキューブ Research Memo(5):第2四半期決算は売上高+54.9%、営業益+229.9%の増収増益 ■決算動向 (1)2014年12月期の第2四半期実績 ●損益状況 ブイキューブ<3681>の2014年12月期第2四半期の連結業績は表のように売上高1,733百万円(前年同期比54.9%増)、営業利益107百万円(同229.9%増)、経常利益83百万円(同99.5%増)、四半期純利益31百万円(同20.8%減)となった。 従来予想に対する達成率は、売上高が93.1%であったが、これは主にPVC社の売上高が予想より下半期にずれこんだため。営業利益の達成率は98.9%となりほぼ予想どおりであったが、経常利益は為替差損益の影響で同83.1%となった。四半期純利益は、同75.4%となり、前年同期比でも減益となったが、これは自己新株予約権評価損(特別損失)による。 地域別売上高では日本が1,544百万円(前年同期比42.7%増)、中国146百万円(前年同期はなし)、その他海外42百万円(同15.4%増)となった。日本はPVC社の寄与もあり順調に2ケタ成長を達成した。海外では、2013年に子会社化した中国が連結売上高に寄与した。特に上海GM向けの大型案件が好調で、今後の横展開の可能性がある。その他海外ではタイの政情混乱により、売上高の伸びは小幅にとどまった。この結果、海外売上比率は前年同期の3.3%から10.9%へ上昇した。 国内の形態別売上高では、主力のクラウドが1,190百万円(同31.7%増)、オンプレミスが189百万円(同48.8%増)となった。さらに今期から、アプライアンス(主にPVC社の電子黒板及び関連売上高)が新規部門として加わった。当初、同部門の上半期売上高をもっと多く予想していたが、一部が下半期にずれこんだ。 利益の増減要因としては、売上原価の増加211百万円(仕入増101百万円、ソフトウェア償却費増27百万円、その他外注費増78百万円等)、販管費の増加327百万円(人件費等の増加138百万円、販売政策費増58百万円、支払手数料増53百万円など)があったが、売上増613百万円によりこれらを吸収し、結果として営業利益は74百万円増加した。 ●財政状況 2014年12月期第2四半期末の財政状況は表のようであった。流動資産は2,704百万円(前期末3,391百万円)へ減少したが、これは主に前期の新株発行などで増加した現預金を投資等に使用したため。固定資産は2,729百万円(同1,638百万円)へ増加したが、主にソフトウェアが前期末の1,224百万円から1,531百万円へ増加したことによるもの。この結果、総資産は5,434百万円(前期末比403百万円増)となった。 流動負債は929百万円(前期末951百万円)へ減少したが、買掛金の増加72百万円、短期借入金の減少229百万円等によるもの。また純資産は4,058百万円(同3,757百万円)へ増加したが、主に四半期純利益の計上による利益剰余金の増加32百万円、少数株主持分の増加240百万円によるものである。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《FA》
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