株～企業情報・おすすめ銘柄

*10:25JST ダイヤモンドダイニング---第2四半期営業益2.0倍に拡大、株主優待制度を拡充 ダイヤモンドダイニング<3073>は9月30日、2015年2月期第2四半期（14年3-8月）決算を発表。売上高は前年同期比2.7％増の126.99億円、営業利益が同2.0倍の5.51億円、経常利益が同80.2％増の5.41億円、四半期純利益が同2.1倍の2.33億円だった。29日に今期2度目となる上方修正を発表しており、これに沿った着地となった。 飲食事業のセグメント利益は前年同期比37.7％増の8.63億円。集客力強化及び売上高施策の一環として、予約コールセンター及びオンライン予約システムの利便性強化、DDマイル（予約者専用のポイント制度）の会員数増加施策の仕組み作りに努めた。また、4月には「KOMARS F&B PTE.LTD.（シンガポール）」の全株式を取得し、完全子会社化している。 アミューズメント事業のセグメント利益は同45.8％増の4.44億円。ビリヤード・ダーツ部門では顧客層拡大に注力したほか、複合カフェ部門では非稼働エリア・非稼働時間帯の稼働向上策を実施する事で集客力向上に取り組んだ。また、ライセンス事業のセグメント利益は0.10億円（前年同期は0.29億円の損失）と、黒字に転じている。 15年2月期通期計画については、売上高が前期比4.6％増の259.16億円、営業利益が同45.4％増の10.37億円、経常利益が同25.8％増の9.78億円、純利益が同79.1％増の3.02億円と、上方修正した計画を据え置いている。 なお、併せて株主優待制度の拡充策を発表。所有株式数100株に対して、従来の「DDマイル」6,000マイル（6,000円相当）から「DDマイル」8,000マイル（8,000円相当）、もしくは食事券8,000円分に一部拡充している。（200株以上についても「DDマイル」および「食事券」を増額し、優待を拡充） 「DDマイル」を利用しない株主に対しても還元を強化するため、同社グループの店舗で利用できる食事券との交換を新設。また、食事券については、以前は5,000 円単位での食事券を優待として付与していたが、株主の利便性強化を図るため、1,000円単位で利用できるように変更した。また、お米については、引き続き「新潟県魚沼産コシヒカリ」を継続する予定である。 《TM》