トップ
お知らせ
ソーシャルレポーター
マーケット速報
おすすめ銘柄
テーマ
人気ニュース
スクリーニング
IR時系列一覧
ランキング
イベントスケジュール
株~企業情報・おすすめ銘柄
会員登録
ログイン
アカウント
ログアウト
マーケット
日経平均
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
NYダウ
11/27
44,722.06
-138.25
お気に入り銘柄
暗号資産
FISCO BTC Index
11/28 15:30:05
14,493,518
フィスコポイント
詳しくはこちら
保有フィスコポイント数
今月フィスコポイント数
[New]
個別ポイント管理情報
カイオム Research Memo(1):完全ヒトADLib(R)システムによる抗体取得技術の改良に注力
2014/9/19 17:52
FISCO
Twitter_Logo_Blue
ツイート
flogo_RGB_HEX-144
シェア
*17:55JST カイオム Research Memo(1):完全ヒトADLib(R)システムによる抗体取得技術の改良に注力 カイオム・バイオサイエンス<
4583
>は、理化学研究所(以下理研)発の創薬基盤技術型バイオベンチャーである。独自の創薬基盤技術であるADLib(R)システムを核とした抗体医薬品の研究開発支援や研究開発等を行っている。ADLib(R)システムの特徴は、従来の抗体作製技術と比較して「多様性」「迅速性」「困難抗原への対応」に優れていることにあり、従来方式では作製が困難な抗体に対象を絞って、研究開発を進めている。 8月14日付で発表された2014年12月期の第1四半期(4-6月期)の連結業績は、売上高が78百万円、営業損失が285百万円とほぼ会社計画どおりの進捗となった。事業の進捗としては2014年3月に完全ヒトADLib(R)システムの完成を発表後、同技術に対する問い合わせが国内外から寄せられているものの、今年度内は自社プロジェクトに使用しながら技術の完成度を高めることに注力していることから当四半期中の業績への影響はなく、既存顧客からの売上を計上するにとどまった。今後は完全ヒトADLib(R)システムによる抗体取得技術の改良に注力し、早ければ来年の早い段階で試験的契約を国内外の製薬企業と締結したい考えだ。 3ヶ年中期経営計画では、2015年12月期まで研究開発負担が重石となり、営業損失が続くものの、最終年度となる2016年12月期には売上高3,452百万円、営業利益651百万円と初の黒字化を見込んでいる。完全ヒトADLib(R)システムの実用化に伴う基盤技術の導出契約を製薬企業と結ぶほか、複数のリード抗体の導出を見込んでいる。リード抗体では同社初となる抗セマフォリン3A抗体の評価を2015年12月期に導出する予定だが、今後は抗体が得意とするがん、自己免疫疾患領域に加えて、パンデミック感染症の対応も視野に入れた抗体の開発を進めていく予定となっている。 また、同社では高付加価値なリード抗体の作製に向け、創薬に関連する先端技術を持つ他社とも積極的な提携を行うことで、ADLib(R)システムをコア技術とした創薬プラットフォームの確立を目指していく。同社の経営ビジョンである「究極のオーダーメイド医療」の実現に向けた今後の取り組みが注目される。 ■Check Point ・ADLib(R)システムは従来比で大幅な種類の抗体作製が可能 ・第2四半期以降は完全ヒトADLib(R)システムの試験的契約に注目 ・基盤技術ライセンス事業のけん引で2016年12月期に業績が飛躍する計画 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
関連銘柄 1件
4583 東証グロース
カイオム・バイオサイエンス
219
11/27 15:30
-47(-17.67%)
時価総額 11,528百万円
独自の抗体作製技術を用いた医薬品を開発中の創薬ベンチャー。抗体創薬技術の供与も。武田薬品と業務委託基本契約を締結。創薬支援事業は売上増。既存顧客との安定取引の継続。がん治療向け抗体の導出で契約一時金獲得へ。 記:2024/06/10
関連記事
9/19 17:26 FISCO
■佐藤勝己の銘柄選定:上半期末接近で注目される業績上振れ期待銘柄
9/19 14:48 FISCO
フジクラは売り優勢、上半期は会社計画線での着地になるとの予想も
9/19 14:41 FISCO
カナモトが大幅続落、中期計画を受けて業績成長鈍化懸念が強まる
9/19 14:37 FISCO
日野自動車は格上げで大幅続伸、費用増加局面は終わりつつあるとも
9/19 14:21 FISCO
極洋---厚生年金基金代行部分の過去分返上で特別利益発生へ