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Gフット---イオングループ入り後は急成長、国内出店余地を依然残す

2014/9/17 12:20 FISCO
*12:21JST Gフット---イオングループ入り後は急成長、国内出店余地を依然残す ジーフット<2686>は靴の多業態小売チェーンであり、ツルヤ靴店とニューステップが合併して2009年2月に設立された。名古屋が地盤のツルヤ靴店は紳士やスポーツ分野に強みがあり、北海道に地盤があったイオン<8267>系のニューステップは婦人や子供分野に強みがあった。メイン業態はファッションや流行に強い「アスビー(ASBee)」、年間行事ごとに強い「グリーンボックス(Greenbox)」であり、流行と安定性のバランスが取れている。 再成長の契機は2009年6月にイオンからの増資を受け、グループ入りしたことにある。総合スーパー内へ専門店のノウハウを注入し、急激に成長を遂げることとなった。特に「グリーンボックス(Greenbox)」はイオンとの契約で投下資本ゼロでの出店が可能であり、高速出店の背景になっている。2014年の5月末現在、店舗数は771店舗。 7月2日に発表された2015年2月期の第1四半期決算(3-5月期)は、売上高が前年同期比12.1%増の29,422百万円、経常利益が同45.2%増の1,930百万円と大幅増収増益を達成した。消費税引き上げ前の駆け込み需要、差し引き36店舗の出店を終えたことに加え、利益率の高いPB商品の積極投入で粗利益率が前年同期比0.5pt増加したことが要因である。2015年2月通期は売上高で前期比8.8%増の107,000百万円、経常利益で同23.9%増の5,480百万円が見込まれている。 今後は国内における更なる拡大、PB商品比率の向上に加え、オンラインショップの拡充、首都圏の強化、海外展開に注力する方針。イオンの大型店舗への同社出店は一巡したものの、中小型店舗への拡大余地は依然として残している。また、イオンが買収戦略を進めていることもあり、その余地も拡大している格好。 株主還元については、短期的に20%をメドに高めていく方針。2015年2月期の同社配当性向は16.7%であり、イオンは同24.4%。また、自社商品に対する金券を株主優待としていることに加え、株主分売の積極化して流動性の向上も図っている。 《FA》
関連銘柄 2件
2686 東証スタンダード
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時価総額 12,050百万円
イオン傘下の靴販売店大手。「アスビー」や「アスビーファム」などを展開。スポーツ靴、子供靴の売上構成比率が高い。店舗数は640店舗超。利益店舗に経営資源を集中。アスビーブランド統一店舗の売上は順調。 記:2024/10/27
8267 東証プライム
3,533
11/27 15:30
-24(-0.67%)
時価総額 3,080,511百万円
流通大手。総合スーパーを軸に、食品スーパーやドラッグストア、金融、不動産などを手掛ける。アセアンなどアジアでも事業展開。GMS事業では食品PB中心に低価格戦略実施。SM事業では地域オリジナル商品を拡充。 記:2024/10/24