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シンワアート---成長スピードが加速、美術品オークション規模を10倍へ

2014/9/4 10:01 FISCO
*10:04JST シンワアート---成長スピードが加速、美術品オークション規模を10倍へ シンワアートオークション<2437>は日本最大級の美術品オークションハウス。近代日本画、近代洋画、外国絵画、彫刻などのオークションを手掛けている。2000万円以上の高額落札作品のシェアは約60%でトップと推定される。太陽光発電を中心とした再生可能エネルギー関連事業、その他医療機関向け支援事業なども手掛けている。 同社は現代表取締役社長である倉田陽一郎氏が2001年に参画後、デフレ化という状況下において、美術品のオークション普及を進めていった。2005年に大阪証券取引所ニッポン・ニューマーケット「ヘラクレス」(現 東証JASDAQ市場)上場を果たし、2006年5月期に過去最高益を更新したものの、その後のリーマン・ショックに端を発する金融危機、東日本大震災など厳しい時期を経て、足元ではオークション関連事業が単価・件数ともに増加傾向にある。また、オークション関連事業以外の分野で、景気に左右されない安定的な経営基盤を築くために開始した子会社エーペックが手掛ける再生可能エネルギー関連事業も黒字転換期を迎えている。 2014年5月期は売上高が前年非連結比11.1%増の13.85億円、営業利益が同275.0%増の1.35億円となった。アベノミクスの追い風もあり、オークション関連事業の業績が大きく好転している。2015年5月期は売上高で前期比56.0%増の21.61億円、営業利益で同75.9%増の2.38億円と更なる成長スピードの加速が見込まれている。オークション平均単価は依然として過去に比べて戻りの余地があることに加え、再生可能エネルギー関連事業も黒字転換から拡大の時期を迎え、飛躍的に利益が伸びやすい局面となっている。 今後は戦略子会社による資本の蓄積、資本力を駆使したオークション事業の更なる拡大、アジアでの活動活発化を通じて拡大を図っていく方針である。最低でも100億円以上の純資産をもって安定的なプラットフォームを確立し、現在の日本の美術品オークション年間取扱高100~200億円という市場規模を1,000~2,000億円へ拡大させたい方針。 《FA》
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美術品オークション会社。近代美術やコンテンポラリーアートに加え、資産価値の高いワインや家具などのオークション、ダイヤモンド投資、画廊運営事業等も。メタバース空間「Edoverse」が24年1月にローンチ。 記:2024/05/06