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ヒマラヤ Research Memo(2):スポーツ用品大手、ドミナント出店で地域シェアNo.1目指す戦略

2014/8/4 16:02 FISCO
*16:03JST ヒマラヤ Research Memo(2):スポーツ用品大手、ドミナント出店で地域シェアNo.1目指す戦略 ■会社概要 ヒマラヤ<7514>は岐阜県に本社を置くスポーツ用品の小売チェーン店で、売上高は業界第4位。出店エリアは関東以西の中小規模商圏(人口10~15万人)をターゲットとしており、ドミナント戦略による地域シェアNo.1を目指している。店舗の大きさは300~600坪を目安としており、特に岡山県、山口県、長崎県などでは県内販売シェアが20%以上と高シェアを占めている。ヒマラヤの店舗数は2014年5月末時点で113店舗。 また、2011年7月に子会社化したB&Dは、首都圏における主要駅前で100~200坪の小型店舗を展開している。学校のクラブ活動などで使用するスポーツ用品の品揃えが豊富で店員の専門知識も高いことから、学生のなかで高いブランド力を有している。店舗数は2014年5月末時点で33店舗。 都道府県別の連結売上高構成比(2013年8月期実績)で見ると、上位は岐阜県、東京都、山口県、愛知県、岡山県の順となっており、これら5都県で全体の約36%を占めている。 連結ベースでの商品別売上高構成比はグラフのとおりで、一般スポーツ用品(テニス、野球、サッカー、ランニング等の関連用品)が全体の72.0%を占め、ゴルフ関連用品が14.9%、アウトドア用品が6.8%、スキー・スノーボード用品が6.1%となっている。ここ数年は一般スポーツ用品やアウトドア用品の構成比が上昇傾向にある。 また、相対的に収益性の高いPB商品の売上拡大に注力しており、単独ベースの売上高構成比では、2009年8月期の8%弱から2014年8月期見込みで14%と着実に上昇している。PB商品は野球やサッカーの練習用衣服や練習用ボール、その他すべての品種における消耗品など多岐にわたる分野で企画開発されており、製造に関しては商社を通じて中国等で委託生産を行っている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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大型総合スポーツ用品店「ヒマラヤ」を全国展開。岐阜市に本社。オリジナル商品の企画・開発、ECサイト運営等も。24年2月末時点のグループ店舗数は98店舗。中期経営計画では26.8期売上高690億円目標。 記:2024/06/09