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システム ディ Research Memo(5):民間・公営スポーツ施設向け管理システム「Hello」は導入余地大きい

2014/7/30 8:36 FISCO
*08:36JST システム ディ Research Memo(5):民間・公営スポーツ施設向け管理システム「Hello」は導入余地大きい ■各事業部門の状況 (2)ウェルネスソリューション事業 ウェルネスソリューション事業は民間のフィットネスクラブ、スポーツクラブ向けに会員管理システムを提供するのが主たる業務だ。主力パッケージソフト「Hello」を民間事業者向けに販売する(サービス提供形態の違いに応じて「Hello Ex」と「Hello ASP」を用意)ほか、公営の体育館・スポーツ施設向けには「すこやかHello」を提供している。また、行政や企業の健保部門を対象にウォーキングサイトの「Nanpo」を提供中だ。同事業の累計顧客数は2014年4月末現在621施設で、半年前に比較して25施設増加した。同事業の売上構成比は19%(2013年10月期実績)と学園ソリューションに次いで2番目に大きく、利益面でもやはり2番目に貢献度が高いとみられている。 同事業の成長性について、システム ディ<3804>は比較的慎重に見ている。健康志向の高まりで中高年層の参加率は上がるが若年層の人口減少で民間施設の市場は微増にとどまると考えているためだ。また、公共の保健事業は活発化が期待されるものの、そこを狙った大手企業の市場参入にも警戒心を抱いている。 しかし、弊社ではウェルネスソリューション事業の成長性は十分高いと期待している。同社が想定するように顧客企業の大幅な増大は期待できないとしても、会員管理システムを導入する余地のある企業や公営施設は依然として多いと考えるためだ。特に、公営施設に関しては、施設数が約10,000と多いことに加えて、それらの施設が建て替え期に入りつつある点も追い風になると考えている。建て替えを機にシステム導入に踏み切ることも想定され得るためだ。さらに、同社は新サービスとして、スマホやタブレット端末を活用した姿勢測定サービスを計画中である。同サービスは応用範囲が広く、同社の中期成長エンジンになり得る可能性を秘めていると考えている。詳細は後述する。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《FA》
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業種・業務特化型の業務支援ソフトウェアメーカー。学園ソリューション、公教育ソリューションが柱。AI機能の開発強化を図る。クラウド型会員管理・会費回収システム「Smart Hello」は引き合い順調。 記:2024/05/10