マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
43,870.35
+461.88
暗号資産
FISCO BTC Index
11/22 19:26:42
15,239,532
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新興市場見通し:グロース市場250指数は200日線突破の攻防へ、主力処・バイオ・決算銘柄に資金が向かうか

2024/7/13 15:03 FISCO
*15:03JST 新興市場見通し:グロース市場250指数は200日線突破の攻防へ、主力処・バイオ・決算銘柄に資金が向かうか   ■週末の大型株急落で新興市場に資金が流入 今週の新興市場は上昇。同時期の騰落率は、日経平均が+0.68%だったのに対して、グロース市場指数は+2.60%、グロース市場250指数は+2.99%と新興市場の上昇が目立った。週初から新興市場の売買代金は減少しグロース市場指数、グロース市場250指数ともに値動きの乏しいもみ合い相場が続いたが、週末に日経平均が1000円超の下落で大型株が急落した一方、新興市場に資金が流入。グロース市場Core指数構成銘柄が全て上昇するなど時価総額が大きい主力株が買われたことで、両指数は上げ幅を拡大する展開となった。11日の米国市場で、中小型で構成するラッセル2000が前日比3.57%と大幅高したことがグロース市場への資金流入の要因と見られる。 時価総額上位銘柄では、今週末12日にGENDA<9166>が6日ぶりに反発し上場来高値を更新したほか、カバー<5253>、GMO FG<4051>が前日比2桁の上昇率となった。一方、ispace<9348>は週末も小幅反発に留まるなど勢いは弱い。このほかの銘柄では、ENECHANGE<4169>が遅延していた有価証券報告書を提出し監理銘柄(確認中)の指定が解除されたことで大幅反発。セルシード<7776>、シンバイオ製薬<4582>、ペルセウスプロテオミクス<4882>などバイオ銘柄の一角も買われた。一方、メドレックス<4586>、VRAIN Solution<135A>、クリーマ<4017>は決算内容が嫌気されて売り優勢となった。 ■今週末の勢いが続くか注目、IPOは1社 来週の新興市場は、米国市場次第かもしれないが、今週末の勢いが続くか注目されよう。グロース市場250指数は、上値抵抗として意識されていた75日移動平均線を明確に上回った。売買代金も増加したことで上への意識は強まりやすい状況と言えよう。686ポイントで推移する200日移動平均線を上回る展開となれば、今年4月1日以来となる。25日移動平均線が上向いている状況下、こうした節目を上回ってくると、時価総額が大きい主力株を中心としたしっかりとした相場展開が期待できよう。日々のグロース市場全体の売買代金が2000億円前後となれば、プライム市場の中小型株で売買していた個人投資家もグロース市場に参戦しやすくなると考える。 来週予定されている新規株式公開(IPO)は、18日にカドス・コーポレーション<211A>がスタンダードへ上場するだけなので、物色の対象は引き続き主力銘柄とバイオ銘柄、そして、決算銘柄となるだろう。12日引け後の決算銘柄では、今期営業損益見通しを黒字に上方修正したELEMENTS<5246>、今期経常利益を前期比4.9倍の過去最高益見通しとしたビザスク<4490>、好業績で上場後初めての配当実施を発表したロゴスホールディングス<205A>、経常利益が5期連続で過去最高を更新する見通しのCocolive<137A>、従来無配としていた今期配当を実施するAHCグループ<7083>などが週明けは注目されそうだ。こうした決算銘柄は短期的な資金の流出入が激しいものの、日替わりで循環物色が続くことで投資家の物色意欲の強さを確認することもできよう。 《FA》
関連銘柄 17件
1,920
11/22 15:30
-20(-1.03%)
時価総額 19,411百万円
製造業向けAIソリューションを手掛ける。AI活用の画像検査システム「Phoenix Vision/Eye」の提供、DXコンサルなどを行う。累計取引社数は190社超。食品業界を中心に取引社数が増加。 記:2024/10/22
137A 東証グロース
1,093
11/22 15:30
+10(0.92%)
時価総額 3,190百万円
住宅・不動産業界に特化したマーケティング・オートメーションツール「KASIKA」の提供等を行う。UIデザイン、運用サポートなどが強み。無借金経営。顧客数は1100社超。KASIKAの販路拡大進める。 記:2024/10/22
205A 東証グロース
2,314
11/22 15:30
+34(1.49%)
時価総額 9,043百万円
北海道帯広市に本社を構える(株)ロゴスホーム、北海道札幌市に本社を構える豊栄建設(株)などのハウスメーカーなどを傘下とする持株会社。集客にSNSなどを活用するデジタルマーケティングに特徴。拠点増やし伸長。 記:2024/11/01
211A 東証スタンダード
2,648
11/22 15:30
+37(1.42%)
時価総額 2,682百万円
本社は山口県。建設事業では、山口県・広島県を中心に主として流通店舗の設計施工を行う。メインターゲットはナショナルチェーン(山口県隣県以外にも出店しているチェーン店)店舗関連で、ドラッグストア・飲食店が多い。そのほか、不動産事業も展開。 記:2024/06/14
4017 東証グロース
244
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 1,643百万円
国内最大級のハンドメイドマーケットプレイス「Creema」の運営等を行う。24年8月末時点のクリエイター数は約29万人、登録作品数は約1878万点。レッスン動画プラットフォームはユーザー数が着実増。 記:2024/10/28
7,000
11/22 15:30
+80(1.16%)
時価総額 58,373百万円
マルチ決済端末ソリューションや組込型決済ソリューション、決済センターソリューションなどを手掛ける。決済デバイスから決済センター、入金業務までワンストップで提供。端末レス決済サービスの強化などを図る。 記:2024/07/08
4169 東証グロース
338
11/22 15:30
+29(9.39%)
時価総額 11,813百万円
電気ガス会社の比較・切替サイトを運営。EV充電器導入支援や電力管理サービスなども。EV充電器導入支援は設置台数増加。比較・切替サイトの売上回復を見込む。会計処理問題に対する再発防止策を発表し信頼回復へ。 記:2024/08/10
4490 東証グロース
1,200
11/22 15:30
-18(-1.48%)
時価総額 11,083百万円
知見プラットフォーム事業を手掛ける。登録エキスパートに1時間単位のインタビューが行える「ビザスクinterview」が主要商材。登録者数は65万人超。27.2期調整後EBITDA20億円以上目指す。 記:2024/10/29
4582 東証グロース
255
11/22 15:30
+13(5.37%)
時価総額 11,709百万円
がん、血液、ウイルス感染症分野がターゲットのバイオベンチャー。抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」が主力。トレアキシンの処方患者数は3.7万人超。アデノウイルス感染症など抗ウイルス薬BCVのグローバル開発推進。 記:2024/08/19
4586 東証グロース
88
11/22 15:30
-5(-5.38%)
時価総額 4,166百万円
経皮吸収型製剤技術に強みを持つ創薬ベンチャー。香川県東かがわ市に本社。帯状疱疹後神経疼痛治療薬「MRX-5LBT」などが主要パイプライン。貼付剤パイプラインのほか、マイクロニードルの研究開発等も行う。 記:2024/08/19
723
11/22 15:30
+60(9.05%)
時価総額 10,658百万円
東京大学発のバイオベンチャー。抗体医薬品の創薬・開発、抗体研究支援、抗体・試薬販売を行う。パイプラインに抗トランスフェリン受容体1抗体「PPMX-T003」など。既存パイプラインの開発、拡充を図る。 記:2024/10/13
5246 東証グロース
521
11/22 15:30
+16(3.17%)
時価総額 12,661百万円
オンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」、当人認証サービス「LIQUID Auth」などの個人認証ソリューションが主力。「LIQUID eKYC」の累計本人確認件数は5000万件を突破。 記:2024/08/19
5253 東証グロース
2,652
11/22 15:30
-53(-1.96%)
時価総額 165,015百万円
VTuberプロダクション「ホロライブプロダクション」を運営。在籍VTuber数は80超。知名度やファンコミュニティに強み。音楽起点の商品、サービスを拡充。ロサンゼルス・ドジャースとコラボ企画を実施。 記:2024/08/13
7083 東証グロース
1,285
11/22 15:30
+30(2.39%)
時価総額 2,702百万円
児童発達支援事業所「アプリキッズ」や放課後等デイサービス事業所「アプリ」等を展開する福祉事業が主力。デイサービス「クラス」等の運営も。配当性向30%目標。介護事業では質向上による利用回数の増加図る。 記:2024/10/26
7776 東証グロース
565
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 19,581百万円
東京女子医大発のバイオベンチャー。細胞培養器材の販売のほか、再生医療受託事業、細胞シート再生医療事業を手掛ける。細胞培養技術に強み。細胞培養器材事業では既存代理店との協業強化で器材製品の拡販図る。 記:2024/06/24
9166 東証グロース
2,725
11/22 15:30
-7(-0.26%)
時価総額 188,183百万円
GiGO等のアミューズメント施設、カラオケチェーン「カラオケBanBan」の運営等を行うエンタメ・プラットフォーム事業が柱。エンタメ・コンテンツ事業も。アミューズメントは積極的な新規出店、M&Aに注力。 記:2024/10/05
9348 東証グロース
521
11/22 15:30
+2(0.39%)
時価総額 48,604百万円
月面開発事業を展開。顧客の荷物を月周回軌道・月面まで輸送するペイロードサービスが中核。パートナーシップサービス、データサービス等も。「HAKUTO-R」ミッション2を最速で24年12月に打ち上げへ。 記:2024/10/05