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米マイクロンの業績不安から利食い売り優勢に【クロージング】

2024/6/27 16:11 FISCO
*16:11JST 米マイクロンの業績不安から利食い売り優勢に【クロージング】 27日の日経平均は4営業日ぶりに反落。325.53円安の39341.54円(出来高概算は16億2000万株)で取引を終えた。前日までの3営業日で1000円超上昇したほか、米半導体大手マイクロン・テクノロジーが業績懸念から時間外で下落したことから、東京市場では半導体関連株など値がさ株中心に利益確定売りが先行。日経平均は前場中盤には39193.51円まで水準を切り下げた。ただ、心理的な節目の39000円に接近すると押し目を拾う動きも見られ、売り一巡後は、39300円を挟んだ底堅さもみられた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が900に迫り、全体の過半数を占めた。セクター別では、保険、鉄鋼、パルプ紙、銀行など9業種が上昇。一方、鉱業、ゴム製品、証券商品先物、食料品など24業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、TDK<6762>、日立<6501>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、第一三共<4568>が軟調だった。 前日の米国市場の取引終了後発表されたマイクロン・テクノロジーの決算では、6-8月期の売上高予想が物足りないという見方から、時間外取引で一時8%近く下落したため、投資マインドが悪化した。また、円相場が一時1ドル=160円80銭台と約38年ぶりの安値水準まで円安が進み、介入への警戒が強く、輸出関連への買いは敬遠されたとの声が聞かれ、トヨタ<7203>やコマツ<6301>、アイシン<7259>など輸出関連への物色は手控えられた。一方、国内金利の上昇を受けて、メガバンクや保険など金融株が堅調だったことが相場を下支えする格好になったようだ。 日経平均は大幅に反落したものの、39000円は維持できた。ただ、足元で円安のスピードが速まっているだけに、輸入物価上昇による国内景気の悪化に対する懸念が投資マインドを悪化させている。また、米国では27日、米大統領選候補者による公開討論会が予定されるほか、28日には、5月の個人消費支出(PCE)物価統計の発表もある。米国の政治リスクが高まるようだと、様子見姿勢を強めてくる可能性があり、目先的には39000円前半での底固めの動きに向かわせそうだ。 《CS》
関連銘柄 11件
4568 東証プライム
5,427
7/1 15:00
-97(-1.76%)
時価総額 10,566,554百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
6301 東証プライム
4,780
7/1 15:00
+109(2.33%)
時価総額 4,651,638百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6367 東証プライム
22,150
7/1 15:00
-220(-0.98%)
時価総額 6,492,475百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6501 東証プライム
3,718
7/1 15:00
+117(3.25%)
時価総額 17,238,764百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6758 東証プライム
13,750
7/1 15:00
+110(0.81%)
時価総額 17,339,878百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6762 東証プライム
9,863
7/1 15:00
-2(-0.02%)
時価総額 3,834,458百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
7203 東証プライム
3,284
7/1 15:00
-6(-0.18%)
時価総額 53,578,417百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7259 東証プライム
5,281
7/1 15:00
+38(0.72%)
時価総額 1,556,179百万円
自動車部品大手。パワトレ機器やブレーキ部品に強み。トヨタ系列。電動車向け製品を強化中。日本は黒字転換。電動ユニットなどの販売台数増、構造改革効果などが寄与。中国や欧州は堅調。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
8035 東証プライム
34,820
7/1 15:00
-80(-0.23%)
時価総額 16,422,261百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
40,520
7/1 15:00
-40(-0.1%)
時価総額 12,894,315百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
10,505
7/1 15:00
+115(1.11%)
時価総額 18,099,632百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17