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後場に注目すべき3つのポイント~配当落ちや前日大幅高の反動などが影響

2024/6/27 12:53 FISCO
*12:53JST 後場に注目すべき3つのポイント~配当落ちや前日大幅高の反動などが影響 27日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は4日ぶりに反落、配当落ちや前日大幅高の反動などが影響 ・ドル・円は軟調、利益確定売りで ・値下り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983> ■日経平均は4日ぶりに反落、配当落ちや前日大幅高の反動などが影響 日経平均は4日ぶりに反落。前日比380.55円安(-0.96%)の39286.52円(出来高概算6億7000万株)で前場の取引を終えている。 26日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は15.64ドル高(+0.04%)の39127.80、ナスダック指数は87.50ポイント高(+0.49%)の17805.16、S&P500は8.60ポイント高(+0.16%)の5477.90で取引を終了した。長期金利の上昇が重しとなり、寄り付きは下落。前日の米連邦準備制度理事会(FRB)の高官が相次いで利下げを急がない姿勢を示したことで利下げ期待が後退した。FRBが重視するPCE価格指数の発表を週末に控え慎重ムードが広がる中、AIをめぐる期待を背景にハイテク株が底堅く推移し、相場を支えた。 前日の大幅高の反動などから、東京市場は売り優勢で取引を開始した。長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが1.075%まで上昇したことで金融株は買われたが、ハイテク株中心に下落する地合いに。権利・配当落ちの影響もあり、日経平均は前日比1%ほど下落したが、5月から6月の上値抵抗水準である39200円処では下げ止まった。 日経平均採用銘柄では、配当権利落ちなどが影響してJT<2914>、キヤノン<7751>が下落したほか、前日の大幅高の反動から東京エレクトロン<8035>、住友ファーマ<4506>が下落した。このほか、スクリーンHD<7735>、第一三共<4568>、ファーストリテ<9983>、キッコーマン<2801>がさえない。 一方、日立<6501>が上昇し時価総額でソニーグループ<6758>を上回ったほか、長期金利上昇が材料視されて、しずおかフィナンシャルグループ<5831>、T&Dホールディングス<8795>、三菱UFJ<8306>、第一生命HD<8750>、三井住友<8316>など金融株の上げが目立った。 業種別では、鉱業、ゴム製品、食料品、医薬品、その他金融業などが下落した一方、銀行業、保険業、海運業、倉庫・運輸関連業、パルプ・紙などが上昇した。 為替は朝方1ドル160円80銭台まで円安ドル高が進行したが、ランチタイムは1ドル160円40銭台と円安基調は一服。鈴木財務大臣が「急激な一方的な動きは望ましくない」との見解を示したことで、いったんは小休止といったところか。ただ、鈴木財務大臣の発言はこれまで通り一般的な発言に留まっており、口先介入としての効果は限定的と考える。 後場は為替市場、金利市場を睨んだ展開となりそうだが、日経平均が下げ止まった39200円水準を維持できるかを注目したい。本日は、権利・配当落ちという需給面の影響もあることから、日経平均は後場下げ幅をじりじりと縮小する可能性もある。 ■ドル・円は軟調、利益確定売りで 27日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、160円77銭から160円40銭まで値を下げた。米10年債利回りの上昇でドル買い基調に振れ、早朝は161円を目指す展開に。ただ、37年超ぶり高値圏で利益確定売りが強まり、正午にかけて失速した。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は160円40銭から160円77銭、ユーロ・円は171円39銭から171円70銭、ユーロ・ドルは1.0677ドルから1.0690ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・PostPrime<198A>、サンバイオ<4592>など、7銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・米・5月新築住宅販売件数:61.9万戸(予想:63.3万戸、4月:69.8万戸) 【要人発言】 ・鈴木財務相 「安定的推移が望ましい。急激で一方的な動きは望ましくない」 「経済への影響を強く懸念。必要に応じて対応する」 「為替水準そのものについてはコメントしない」 <国内> ・特になし <海外> ・米大統領選候補者の第1回テレビ討論会 《CS》
関連銘柄 17件
198A 東証グロース
1,177
7/2 14:59
-140(-10.63%)
時価総額 11,888百万円
金融・経済情報プラットフォームであるSNS「PostPrime」の運営を手掛ける。代表取締役である高橋ダニエル圭(高橋ダン)氏が2020年に開始したグローバル金融経済解説YouTubeチャンネルの登録数は約50万人。 記:2024/05/17
2801 東証プライム
1,877.5
7/2 14:59
+16(0.86%)
時価総額 1,820,079百万円
しょうゆメーカー最大手。しょうゆに加え、つゆやたれ、トマト加工品、缶詰等の食品、野菜飲料や豆乳の飲料、酒類を製造、販売する。今期3Q累計は国内のしょうゆや食品が堅調に推移した。海外も食品が堅調だった。 記:2024/04/07
2914 東証プライム
4,433
7/2 14:59
+18(0.41%)
時価総額 8,866,000百万円
大手たばこメーカー。未開放の中国市場を除けば世界トップ3級。世界で複数のタバコブランドを展開し、国内では紙巻たばこと加熱式たばこに注力。医薬品や加工食品も事業領域。23.12期売上収益は過去最高を更新。 記:2024/02/23
4506 東証プライム
378
7/2 14:59
-12(-3.08%)
時価総額 150,406百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
4568 東証プライム
5,662
7/2 14:59
+235(4.33%)
時価総額 11,024,107百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
4592 東証グロース
1,051
7/2 14:59
-167(-13.71%)
時価総額 72,129百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
1,587.5
7/2 14:59
+12(0.76%)
時価総額 944,767百万円
静岡銀行を中核とする金融持株会社。持分法適用関連会社にマネックスグループ。静岡県内で強固な地盤を持つほか、隣接する神奈川県でも営業基盤を構築。資金運用収益や株式売却益の増加で、3Q累計は増収・経常増益。 記:2024/03/29
6501 東証プライム
3,738
7/2 14:59
+20(0.54%)
時価総額 17,331,495百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6758 東証プライム
13,950
7/2 14:59
+200(1.45%)
時価総額 17,592,094百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
14,510
7/2 14:59
+175(1.22%)
時価総額 1,474,071百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
7751 東証プライム
4,450
7/2 14:59
+43(0.98%)
時価総額 5,935,245百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
35,010
7/2 14:59
+190(0.55%)
時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
1,815
7/2 14:59
+66(3.77%)
時価総額 24,106,821百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
11,005
7/2 14:59
+170(1.57%)
時価総額 15,128,474百万円
総合金融グループ大手。傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券、三井住友カードなど。ノンバンク子会社多数。燃費効率の高い次世代型航空機に特化した投資・ファイナンスを実施。全事業部門好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/25
4,625
7/2 14:59
+166(3.72%)
時価総額 4,769,989百万円
大手生命保険会社。個人生命保険や団体保険、年金保険、海外生命保険、損害保険、がん保険等の引受業務を行う。金融商品販売や資産運用も行う。今期3Q累計はドル建てと円建て商品が堅調だった。海外は想定通りに進捗。 記:2024/04/01
8795 東証プライム
3,041
7/2 14:59
+120.5(4.13%)
時価総額 1,791,149百万円
生保大手。個人向けの大同生命や中小企業向けの太陽生命、乗合代理店市場向けのT&Dフィナンシャル生命が中核。新契約年換算保険料は増加。コンサル営業推進で主力商品の販売が伸びる。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/04/13
9983 東証プライム
41,330
7/2 14:59
+810(2%)
時価総額 13,152,074百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10