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注目銘柄ダイジェスト(前場):藤田観、地主、カルナバイオなど

2024/6/18 11:43 FISCO
*11:43JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):藤田観、地主、カルナバイオなど TDK<6762>:9503円(+640円) 大幅反発。全固体電池向け新材料を開発したと報じられており、買い材料視されているもよう。蓄電容量で重要となる「電解質」に採用することで、蓄電池のエネルギー密度を従来製品に比べて100倍高められたようだ。スマートウォッチや補聴器など小型機器への搭載を見込んでおり、2025年にもサンプル出荷する計画とされている。新材料は酸化物系の材料となるもようだ。 ヤーマン<6630>:888円(-21円) 続落。先週末に発表された決算を受けて、大和証券では投資判断「4」を継続し、目標株価を850円から650円に引き下げている。中国の需要後退が継続する中、国内における新領域の拡大にも時間を要しており、当面は回復感の希薄な状況になるとみているようだ。25年4月期営業利益は、会社計画25億円に対して20億円を予想、26年4月期は30億円を見込んでいるようだ。 JESHD<6544>:2543円(+119円) 大幅反発。東海東京証券では投資判断を新規に「アウトパフォオーム」、目標株価を3400円としている。保守・保全業務の伸びに加え、リニューアル業務の伸長により中長期での高い成長性が見込まれると評価。25年3月期に関しても、会社計画営業利益80億円に対して88.1億円、前期比29.2%増を予想のもよう。配当性向40%以上を原則とする手厚い株主還元方針などから、高いバリュエーションも許容できるとしているようだ。 地主<3252>:2547円(+257円) 大幅反発。大和証券では投資判断を新規に「1」、目標株価を3560円としている。今後はリスクプレミアムの縮小、および、底地売却とREIT運用報酬の増加による高い利益成長性が意識されるとしている。また、来期以降の大幅増配が株価を押し上げる可能性もあるとみているようだ。24年12月期年間配当金は前期比30円増の85円見込みだが、大和証券では、25年12月期100円、26年12月期120円を予想している。 藤田観<9722>:7120円(+1000円) ストップ高。新規の材料は特段観測されてないようだが、前日に発売された一部季刊誌では業績予想が上方修正されており、手掛かり材料になっているともみられる。訪日客増加による稼働率上昇などを背景としているようだ。また、今期は5期ぶりの復配計画となっているほか、6月末株主には株主優待として割引優待券贈呈なども行われ、期待材料に。なお、筆頭株主であるDOWAHDの本日の株価上昇、明日の訪日外客数発表などを思惑視する見方も。 リカバリー<9214>:1510円(+95円) 大幅続伸。17日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表した。取得し得る株式の総数は7万株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合4.95%)を上限とし、取得価額の総額は1億円を上限としており、取得期間は7月1日から11月30日までとなる。資本効率の向上を通じた株主利益の向上や、将来の機動的な資本政策の遂行を可能とすることなどを目的としている。 カルナバイオ<4572>:419円(+39円) 急騰。次世代型BTK阻害剤AS-1763の成熟B細胞腫瘍を対象としたフェーズ1b臨床試験における有望な初期データを2024年欧州血液学会(EHA)で発表したことを好材料視された。現在実施中のAS-1763のフェーズ1b試験に関して、AS-1763の良好な安全性および薬物動態プロファイルの結果とともに、多くの前治療歴を有する成熟B細胞腫瘍患者に対する有望な腫瘍縮小効果を含む初期データを発表したとしている。これらの有望なデータに基づき24年中に用量拡大パートを開始する計画という。 ココペリ<4167>:455円(+27円) 急騰。17日の取引終了後、「BIG ADVANCE GLOBAL」を新たに開発すると発表したことを好感されている。現在主力の中小企業DX支援プラットフォーム「Big Advance」は日本国内のみのビジネスマッチングだが、海外企業ともマッチングができるようになる。中小企業の経営支援の一環として、海外の現地金融機関と提携することで、海外進出に興味を持つ中小企業が多くいるにも関わらず海外展開が難しい状況に対し、日本の中小企業と海外企業をつなぎ、中小企業の海外進出を支援する。 《ST》
関連銘柄 8件
3252 東証プライム
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時価総額 45,232百万円
底地案件に特化した不動産投資事業が主力。東京圏、大阪圏中心。底地特化型の私募REIT「地主リート」の運用等も行う。新規仕入、販売用不動産の売却推進。中期経営計画では26.12期売上高1000億円目指す。 記:2024/06/24
4167 東証グロース
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時価総額 3,008百万円
中小企業向けDX支援プラットフォーム「Big Advance」の提供を行う。オンライン請求書電子化サービス「ちゃんと請求書」も。「Big Advance」の導入金融機関数は80社超。25.3期は増収計画。 記:2024/07/01
4572 東証グロース
310
11/22 15:30
-1(-0.32%)
時価総額 5,598百万円
キナーゼ阻害薬等の研究開発を行うバイオベンチャー。がん、免疫炎症疾患が重点領域。キナーゼタンパク質の販売、受託サービス等を手掛ける創薬支援事業も。次世代非共有結合型BTK阻害剤AS-1763に注力。 記:2024/08/06
2,743
11/22 15:30
+4(0.15%)
時価総額 244,311百万円
独立系エレベーターメンテナンス会社。国内主要メーカーの各機種に対応。コスト競争力などが強み。リニューアル工事等も手掛ける。配当性向40%以上目安。国内保守契約台数は10万台超。ビル管理会社への営業を強化。 記:2024/06/29
6630 東証プライム
779
11/22 15:30
+1(0.13%)
時価総額 45,454百万円
美容健康機器の製造・販売、化粧品や生活雑貨の販売等を手掛ける。美顔器で国内トップシェア。ヤーマン、ミーゼなどのブランドを展開。中計では28.4期売上700億円目標。オリジナル機能性化粧品の拡充を図る。 記:2024/10/25
6762 東証プライム
1,875.5
11/22 15:30
-6.5(-0.35%)
時価総額 3,645,709百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
1,372
11/22 15:30
-2(-0.15%)
時価総額 1,940百万円
訪問看護サービス事業を展開。訪問看護、訪問看護におけるリハビリテーションを手掛ける。利用者獲得力などが強み。利用者数は2200名超と増加傾向。新規事業所の開設準備に加え、看護師等の積極採用を進める。 記:2024/07/29
9722 東証プライム
9,350
11/22 15:30
+210(2.3%)
時価総額 114,135百万円
ホテル椿山荘東京、新宿ワシントンホテルなど宿泊施設の運営を行う。箱根小涌園ユネッサン、下田海中水族館などのリゾート事業も。WHG事業では海外向けセールスを強化。リゾート事業では既存施設の商品力強化を図る。 記:2024/08/01