マーケット
10/4 15:15
38,635.62
+83.56
42,011.59
-184.93
暗号資産
FISCO BTC Index
10/5 10:16:13
9,246,450
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

エヌビディアの決算待ちで次第に見送りムード強まる【クロージング】

2024/5/21 16:08 FISCO
*16:08JST エヌビディアの決算待ちで次第に見送りムード強まる【クロージング】 21日の日経平均は反落。122.75円安の38946.93円(出来高概算15億7000万株)で取引を終えた。週明けの米国市場でナスダック総合指数が史上最高値を更新するなどハイテク株が買われたことから、東京市場でも半導体関連株を中心に値を上げ、日経平均は取引開始後ほどなくして39346.15円まで上昇した。ただ、前日の高値(39437.16円)を抜けなかったほか、39000円台回復に伴う戻り待ちの売りなどが散見され、買い一巡後は上値の重い展開だった。また、エヌビディアの決算発表を控えていることもあって、次第に買い見送りムードが強まり、日経平均は後場中盤にマイナスに転じた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、保険、電気ガス、石油石炭、卸売など11業種が上昇。一方、不動産、証券商品先物、精密機器、その他金融など22業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、MS&AD<8725>、ディスコ<6146>が堅調だった半面、ダイキン<6367>、ソフトバンクG<9984>、テルモ<4543>、信越化<4063>、ファナック<6954>が軟調だった。 前日の米国市場はエヌビディアの決算に対する期待感からハイテク関連株中心に値を上げる銘柄が目立っていた。東京市場でも指数寄与度の大きい値がさ株中心に買いが先行。日経平均の上げ幅は一時250円を超えた。また、政策保有株の売却を進めながら、売却によって得た資金の一部を配当金などの株主還元に充てると発表したMS&ADや東京海上<8766>が共に上場来高値を更新した。一方、日銀の金融政策正常化への思惑から国内長期金利が約11年ぶりの高値水準まで上昇しており、これが相場の重しにつながったとみる向きもいた。 エヌビディアの決算については、前回2月の決算後、半導体関連など生成人工知能(AI)関連株人気につながった経緯があるだけに、今回も同じように同社の良好な決算への期待が株高を支えているようだ。ただ、期待が先行しているだけに、市場予想を大きく上回らなければ、投資家心理が大きく悪化する可能性もあると警戒する投資家も多く、決算内容を見極める必要がありそうだ。 《CS》
関連銘柄 10件
4063 東証プライム
6,023
10/4 15:00
-23(-0.38%)
時価総額 12,191,293百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4543 東証プライム
2,813.5
10/4 15:00
+59(2.14%)
時価総額 4,194,076百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6146 東証プライム
39,710
10/4 15:00
-690(-1.71%)
時価総額 4,301,268百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
20,040
10/4 15:00
-45(-0.22%)
時価総額 5,874,005百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
6,974
10/4 15:00
+109(1.59%)
時価総額 5,343,263百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,154
10/4 15:00
-3(-0.07%)
時価総額 4,193,658百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
25,355
10/4 15:00
-405(-1.57%)
時価総額 11,958,255百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
3,399
10/4 15:00
+20(0.59%)
時価総額 5,466,319百万円
3メガ損保の一角。三井住友海上、あいおい、ニッセイ同和が前身。国内損保を軸に、国内生保、海外保険等を展開。保険引受収益、資産運用収益ともに増加。24.3期3Q累計は収益伸長。通期利益予想を上方修正。 記:2024/04/13
5,590
10/4 15:00
+11(0.2%)
時価総額 11,403,600百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。損害保険事業は国内事業の自動車保険料率改定、海外事業の成長により好調な業績推移を見込む。30年3月末までに政策保有株ゼロにする方針。 記:2024/05/09
9984 東証プライム
8,561
10/4 15:00
-119(-1.37%)
時価総額 14,750,209百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17