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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株への見直しの動きが意識されてきやすい~

2024/5/13 8:41 FISCO
*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株への見直しの動きが意識されてきやすい~ 13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ハイテク株への見直しの動きが意識されてきやすい ■ホンダ、24/3営業利益 77.0%増 1兆3819億円、25/3予想 2.8%増 1兆4200億円 ■前場の注目材料:カスタマーハラスメント、従業員保護義務化へ ■ハイテク株への見直しの動きが意識されてきやすい 13日の日本株市場は、膠着感の強い相場展開になりそうだ。10日の米国市場は、NYダウが125ドル高、ナスダックは5ポイント安だった。ソフトランディング期待から買い先行で始まった。ただし、5月のミシガン大消費者信頼感指数が大幅悪化し、昨年11月来の低水準となったため景気減速懸念に相場は失速。期待インフレ率が予想外に上昇したほか、米連邦準備制度理事会(FRB)高官の年内の利下げを否定するタカ派発言を受け、長期金利の上昇が重荷となった。シカゴ日経225先物は大阪比45円安の38195円。円相場は1ドル155円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時38440円まで買われた後は、75日線が位置する38340円辺りを下回っての推移となった。同線が心理的な抵抗線として意識されやすいだろう。先週末の日経平均株価は75日線、25日線を上回る場面も見られたが、買い一巡後は軟化し、両線を下回って終えていた。75日線の38453円、25日線の38558円接近では強弱感が対立しやすいだろう。 一方で、38000円では下値の堅さが意識されやすく、押し目狙いのスタンスに向かわせそうである。米国市場ではTSMCが4月の売上高が好感されて4%を超える上昇となり、エヌビディアなど半導体株の一角が買われていた。国内では週末に決算を発表した東エレク<8035>は予想を下回ったものの、悪材料出尽くしといった値動きをみせてくるようだと、ハイテク株への見直しの動きが意識されてきやすいと考えられる。 今週は米国で消費者物価指数(CPI)の発表を控え、結果待ちの状況になるだろう。ただし、決算発表は週前半でピークを通過することから、機関投資家は動きやすくなると考えられ、業績面を見直す動きなどもみられそうである。なお、前週末に決算を発表したところでは、KDDI<9433>、三菱地所<8802>、KOKUSAI<6525>、住友電工<5802>、東急不HD<3289>、ミネベア<6479>、関ペイント<4613>、アシックス<7936>、PHCHD<6523>、コムシスHD<1721>、鴻池運輸<9025>などの動向が注目される。 ■ホンダ、24/3営業利益 77.0%増 1兆3819億円、25/3予想 2.8%増 1兆4200億円 ホンダ<7267>が発表した2024年3月期業績は、売上収益が前期比20.8%増の20兆4288億200万円、営業利益は同77%増の1兆3819億7700万円だった。主力市場の北米や強みのハイブリッド車で販売が伸びたほか、円安も貢献した。あわせて上限を3000億円とする自社株買いも公表した。なお、2025年3月期業績は、売上収益が前期比0.6%減の20兆3000億円、営業利益は同2.8%増の1兆4200億円を計画。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(38229.11、+155.13) ・NYダウは上昇(39512.84、+125.08) ・1ドル=155.70-80円 ・SOX指数は上昇(4808.03、+48.26) ・VIX指数は低下(12.55、-0.14) ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・カスタマーハラスメント、従業員保護義務化へ ・露軍、ハリコフ州侵入、5集落を制圧 ・「太陽フレア」で磁気嵐観測、北海道、輪島などでオーロラ ・イスラエル、国際法違反か、米報告書、供与武器、ガザ使用で ・脱炭素「2040ビジョン」政府策定へ、産業競争力強化 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 4月マネーストックM3(3月:前年比+1.8%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 13件
3,131
7/1 15:00
+40(1.29%)
時価総額 441,471百万円
電気通信工事大手。NTTグループを中心に、KDDIやソフトバンク、楽天モバイル向けの通信設備工事を展開。受注高は2桁増。ITソリューション事業や社会システム関連事業等が受注好調。24.3期3Qは業績改善。 記:2024/02/26
1,086
7/1 15:00
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時価総額 781,736百万円
総合不動産大手。渋谷エリアでの商業、オフィスに強み。傘下にホテルや東急リバブルなど。オフィスビル・商業施設の空室率は低水準維持。アセット売却の増加等で都市開発事業は堅調。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/02/24
4613 東証プライム
2,558.5
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大手総合塗料メーカー。自動用や建築用、工業用の業務用塗料の製造、販売を主力に、家庭用治療や電子材料、バイオ関連製品も手掛ける。自動車用に強みを持つ。今期3Q累計は自動車を中心に伸長した。売価改善も浸透。 記:2024/04/15
5802 東証プライム
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時価総額 1,953,492百万円
国内最大の電線メーカー。自動車用ワイヤハーネスに強み。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて自動車用ハーネスが好調。電力ケーブルも伸長。生産性改善や物流効率化も効いて増収増益に。4Qに有証売却益を計上へ。 記:2024/04/12
6479 東証プライム
3,314
7/1 15:00
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時価総額 1,415,346百万円
極小ベアリングに強み。モータや液晶用バックライト、アナログ半導体等も手掛ける。プレシジョンテクノロジーズ事業は増収。航空機関連の需要増でロッドエンドベアリングは売上増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/03/05
6523 東証プライム
1,172
7/1 15:00
-2(-0.17%)
時価総額 146,349百万円
医療機器メーカー。血糖値測定システムなど糖尿病向け検査・分析機器に加え、病院や薬局向けIT製品等を手掛ける。配当性向は30%以上目安。26.3期売上高4200億円目標。持続血糖測定システム等の拡販図る。 記:2024/04/30
4,690
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時価総額 1,080,595百万円
半導体製造装置メーカー。半導体製造の前工程で使う成膜装置に強み。24.3期3Q累計は最先端ノード向けの調整継続。だが成熟ノード向け投資が活発で2Qを底にして受注上向く。富山新工場は24年秋に操業開始予定。 記:2024/04/09
7267 東証プライム
1,760.5
7/1 15:00
+40.5(2.35%)
時価総額 9,567,059百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7936 東証プライム
2,373.5
7/1 15:00
-87.5(-3.56%)
時価総額 1,802,631百万円
スポーツ用品メーカー。スポーツシューズやウエア、スポーツ用具等を製造、販売。ランニングシューズに強み。日本はオニツカタイガーなどが販売堅調。23.12期通期は大幅増益。24.12期は増収増益見通し。 記:2024/02/24
8035 東証プライム
34,820
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-80(-0.23%)
時価総額 16,422,261百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8802 東証プライム
2,533
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時価総額 3,524,616百万円
総合不動産大手。東京・丸の内のビル賃貸を中核に商業施設運営やマンション開発等を行う。丸の内の再開発に重点。コマーシャル不動産事業は堅調。既存のオフィスビルの空室率は改善。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/24
9025 東証プライム
2,359
7/1 15:00
-39(-1.63%)
時価総額 134,350百万円
物流会社。鉄鋼や食品、生活、空港、メディカル等の分野の物流工程や生産・サービスの工程の請負業務を一貫して担う。今上期は空港の取扱量の増加や生産請負の単価上昇等が寄与した。価格改定や業務効率化等により増益。 記:2024/02/13
9433 東証プライム
4,345
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+91(2.14%)
時価総額 10,011,662百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04