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東エレクやソフトバンクGが日経平均の上値を抑える【クロージング】

2024/5/9 16:04 FISCO
*16:04JST 東エレクやソフトバンクGが日経平均の上値を抑える【クロージング】 9日の日経平均は続落。128.39円安の38073.98円(出来高概算17億株)で取引を終えた。前日に600円超下落した反動から自律反発を狙った買いが先行したほか、好決算銘柄への資金シフトも続き、日経平均は反発スタート。その後、一時マイナスに転じる場面もあったものの、値ごろ買いなどが続き、後場取引開始直後には38429.81円まで水準を切り上げた。ただ、前日に割り込んだ75日線水準では戻り待ちの売りが入りやすいほか、時間外取引で米国株価指数先物が軟調に推移しているなか、買い見送りムードが強まり、日経平均は終盤にかけてマイナスに転じた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1100に迫り、全体の6割超を占めた。セクター別では、その他金融、その他製品、保険、金属製品など23業種が上昇。一方、非鉄金属、電気ガス、証券商品先物、電気機器など10業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ダイキン<6367>、オムロン<6645>、ヤマハ<7951>、任天堂<7974>が堅調だった半面、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>が軟調だった。 取引開始前に公表された4月開催の日銀金融政策決定会合の「主な意見」では、円安により基調的な物価上昇の上振れが続けば正常化のペースが速まる可能性は十分にある」との見方が出ていたことが判明。日銀の政策修正への思惑から国内長期金利が上昇。メガバンクなど銀行株に値を上げるものが増えた。また、市場予想を上回る業績見通しを発表したオムロンや好決算に自社株買いを発表したオリックス<8591>が上伸した。一方、傘下の英半導体設計大手アーム・ホールディングス株が決算発表後の時間外取引で9%近く下落したことが響き、ソフトバンクGが下落したほか、東エレクやアドバンテスなどの半導体関連株の一角が値を消したことが上値を抑えた。 全般は方向感のない動きが続いている。今週末から来週初にかけて、企業の決算発表がピークとなるだけに、業績動向を確認しておくことが重要だろう。また、米国の金融政策に関しては、来週の消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたいと考える投資家が多く、個別材料株物色が一段と強まりそうだ。 《CS》
関連銘柄 9件
6367 東証プライム
24,830
5/20 13:44
-275(-1.1%)
時価総額 7,278,021百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6645 東証プライム
5,459
5/20 13:44
+66(1.22%)
時価総額 1,125,891百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。24.3期3Q累計はヘルスケア事業が堅調。中国におけるネブライザの需要増などが寄与。 記:2024/02/13
6857 東証プライム
5,548
5/20 13:44
+8(0.14%)
時価総額 4,250,706百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7951 東証プライム
3,457
5/20 13:43
+12(0.35%)
時価総額 647,496百万円
世界最大の楽器メーカー。ピアノや管楽器、弦楽器等を製造、販売する。電子ピアノに強みを持つ。音楽教室や音響機器、電子デバイスも手がける。今期3Q累計は欧米のデジタルピアノが足踏みも、音響機器が好調だった。 記:2024/03/31
7974 東証プライム
8,420
5/20 13:44
-83(-0.98%)
時価総額 10,934,970百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8035 東証プライム
36,310
5/20 13:44
+220(0.61%)
時価総額 17,124,994百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8591 東証プライム
3,417
5/20 13:44
+24(0.71%)
時価総額 4,299,533百万円
大手金融サービス。リースやローン、投資、生保、銀行、不動産開発・賃貸、再生可能エネルギーなど事業領域多岐。不動産は運営施設のサービス収入が増加。事業投資・コンセッションは伸長。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,660
5/20 13:44
+650(1.58%)
時価総額 13,257,087百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,418
5/20 13:44
-132(-1.54%)
時価総額 14,503,827百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10