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4連休を前にしたポジション調整の動き【クロージング】

2024/5/2 16:14 FISCO
*16:14JST 4連休を前にしたポジション調整の動き【クロージング】 2日の日経平均は小幅続落。37.98円安の38236.07円(出来高概算14億9000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が売られた流れを映して、半導体関連株や電子部品関連株などを中心に売りが先行。日経平均は取引開始直後に37958.19円まで水準を切り下げ、取引時間中としては、4月26日以来3営業日ぶりに心理的な節目の38000円を割り込んだ。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)が通過したことで押し目を拾う動きがみられたほか、連休前に売り方の買い戻しなども入り、その後は前日の終値を挟んでもみ合っていた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が900を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、電気ガス、不動産、保険、卸売など14業種が上昇。一方、海運、空運、倉庫運輸、化学など19業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、第一三共<4568>、レーザーテック<6920>、オリンパス<7733>、豊田通商<8015>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、信越化<4063>、アドバンテス<6857>が軟調だった。 米SOX指数やナスダック総合指数が下落したことが響き、東京市場にも値がさハイテク株中心に値を消し、日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。また、円相場が一時1ドル=153円台へと円高に振れたため、輸出採算悪化への懸念から自動車や機械など輸出関連株が下落する場面があった。一方、業績予想の上方修正を発表したAOKIHD<8214>やタカラトミー<7867>などに投資マネーがシフトしたほか、米国市場の取引終了後に好決算を発表したクアルコムが時間外取引で上昇しているため、同業のマイクロニクス<6871>にも買い気が波及した。 国内ではこの連休中に短期筋による為替の急変動への不安感がある半面、政府・日銀による為替介入への期待もある。これ以上の円安が進まないとの見方が大勢を占めれば、海外投資家からの買いが復活する可能性あるとの声も聞かれる。一方、3日の米雇用統計については、再び賃金インフレが高まるのか、それともインフレが沈静化に向かうのか確認したいところだ。 《CS》
関連銘柄 11件
4063 東証プライム
6,083
5/20 15:00
+243(4.16%)
時価総額 12,312,740百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4568 東証プライム
5,531
5/20 15:00
±0(0%)
時価総額 10,769,045百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
6762 東証プライム
7,448
5/20 15:00
+186(2.56%)
時価総額 2,895,574百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
5,520
5/20 15:00
-20(-0.36%)
時価総額 4,229,253百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6871 東証プライム
6,660
5/20 15:00
-280(-4.03%)
時価総額 266,566百万円
半導体ウェーハの検査工程で使用するプローブカードメーカー。DRAMなどメモリ用途でトップシェア。LCD検査機器等も。23.12期通期はプローブカード事業の受注残高が増加。24.12期は大幅増収増益計画。 記:2024/04/07
6920 東証プライム
43,330
5/20 15:00
+160(0.37%)
時価総額 4,085,412百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
7733 東証プライム
2,553
5/20 15:00
+11.5(0.45%)
時価総額 3,282,882百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
7867 東証プライム
2,722
5/20 15:00
-27(-0.98%)
時価総額 258,566百万円
玩具大手。「プラレール」や「トミカ」、「リカちゃん」などブランド力強固。国内堅調。トミカはドリームトミカシリーズなどが好調。アメリカズや欧州は損益改善。増収効果などにより、24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/04/13
8015 東証プライム
9,632
5/20 15:00
+51(0.53%)
時価総額 3,410,277百万円
トヨタ系の総合商社。自動車関連やアフリカビジネスに強み。24.3期3Q累計は金属が市況軟化で振るわず。だが自動車生産回復で自動車部品の取扱拡大。海外自動車販売も好調で増収増益に。通期最高純益・増配を計画。 記:2024/02/09
1,285
5/20 15:00
-4(-0.31%)
時価総額 112,630百万円
大手紳士服販売店チェーン。量販店「AOKI」を全国展開する。婦人服も扱う。複合カフェやカラオケ等のエンタメやブライダルも手掛ける。今期3Q累計は2期連続の増収、増益。既存店が好調、通期予想を上回って推移。 記:2024/04/02
9983 東証プライム
41,360
5/20 15:00
+350(0.85%)
時価総額 13,161,621百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27