マーケット
9/6 15:15
36,391.47
-265.62
40,345.41
-410.34
暗号資産
FISCO BTC Index
9/8 9:41:17
7,719,440
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後は短期的ながらもリバウンド狙いに~

2024/5/2 8:33 FISCO
*08:33JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後は短期的ながらもリバウンド狙いに~ 5月2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■売り一巡後は短期的ながらもリバウンド狙いに ■イビデン、24/3営業利益 34.3%減 475億円、25/3予想11.7%減 420億円 ■前場の注目材料:三井不動産、トヨタ不動産などと、築地市場跡地を再開発、街のにぎわい創出 ■売り一巡後は短期的ながらもリバウンド狙いに 2日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、次第に底堅さが意識されやすい相場展開になりそうだ。1日の米国市場は、NYダウが87ドル高、ナスダックは52ポイント安だった。米連邦準備制度理事会(FRB)は、米連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り、政策金利据え置きを決定。利下げが遅れる可能性を示唆したものの、パウエルFRB議長は「次の行動が利上げになる可能性が少ない」としたため利上げへの脅威が後退し、買戻しが加速した。ただし、4月ISM製造業景況指数が予想を下回るなかでスタグフレーションへの懸念が高まり、終盤にかけて失速する動きだった。シカゴ日経225先物は大阪比245円安の37965円。円相場は1ドル155円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時37760円まで売られており、前日に上放れた75日線をキープできず、ボリンジャーバンドの-1σ水準まで下げてきた。米国では慎重な先行き見通しが嫌気されたAMDが急落し、エヌビディアなどへ売りが広がったこともあり、朝方は指数インパクトの大きい値がさハイテク株への売りが日経平均の重荷となりそうだ。 朝方はインデックスに絡んだ売りが先行する格好になりそうだが、米国では足もとでの予想を上回る経済指標が相次ぐなか、一部では利上げ観測も浮上していた。パウエルFRB議長は利上げの可能生を否定したため、これについては安心感につながろう。NYダウは一時500ドルを超える上昇をみせたものの、終盤にかけて失速しており、積極的な売買は手控えられやすいだろうが、ひとまずFOMC通過によるアク抜けが意識されやすい。 また、大型連休の後半に入ることから、持ち高調整の動きは入りやすい。売り方の買い戻しも入りやすく、売り一巡後は短期的ながらもリバウンド狙いに向かわせそうだ。前日に15%近く上昇したレーザーテック<6920>は利食い先行で始まるだろうが、売り一巡後の底堅さがみられるようだと、センチメントを明るくさせそうだ。そのほか、昨夕に決算を発表したところでは、マルサンアイ<2551>、ニチダイ<6467>、AOKIHD<8214>、テーオーシー<8841>、松風<7979>、重松製作<7980>などの動向が注目される。 ■イビデン、24/3営業利益 34.3%減 475億円、25/3予想11.7%減 420億円 イビデン<4062>が発表した2024年3月期業績は、売上高が前期比11.3%減の3705.11億円、営業利益は同34.3%減の475.68億円だった。電子事業においては、生成AI用サーバー向けは、半導体サプライチェーン内における供給制約による影響を一部受けたものの、総じて受注は堅調に推移。パソコン及び汎用サーバー向けは、需要減少に伴う売上減及び競争環境激化による価格低下圧力の影響も受けた。セラミック事業において、自動車排気系部品や触媒担体保持・シール材、SiCパワー半導体向け製品の売上が伸びた。2025年3月期績は、売上高が前期比5.3%増の3900億円、営業利益が同11.7%減の420億円を計画。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(37903.29、+87.37) ・VIX指数は低下(15.39、-0.26) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・日立<6501>短期集中でデジタル人材育成、米IT手法を導入 ・三井不動産<8801>トヨタ不動産などと、築地市場跡地を再開発、街のにぎわい創出 ・江崎グリコ<2206>冷蔵品出荷停止を延長、基幹システム障害 ・コニカミノルタ<4902>米子会社の全持ち分譲渡、業績影響は精査中 ・エネクス<8133>伊藤忠と、ビッグモーター承継新会社、ウィーカーズ発足、社長に田中氏 ・双日<2768>新中計、成長投資6000億円、省エネ診断・食品の収益底上げ ・住友商事<8053>台湾電動スクーターなどと連携、印・東南ア進出を推進 ・トヨタ自<7203>米国立研と連携、電池正極材リサイクル ・住友重<6302>グループの住重マリン、新たな船出、洋上風力発電事業にカジ ・コマツ<6301>ICT建機・ドローン実演、大阪工場の施設改装 ・楽天G<4755>楽天モバイル、700メガヘルツ帯で試験電波の発射開始 ・エフピコ<7947>2軸延伸PPシート素材を開発、茨城に量産工場 ・東ソー<4042>研究部門再編、機能別3センター新設、社会課題に迅速対応 ・日本ガイシ<5333>独社から水素向けNAS電池受注 ・東レ<3402>エンプラ4種値上げ、20日出荷分から ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(3月18-19日分) ・08:50 4月マネタリーベース(3月:前年比+1.6%) <海外> ・10:30 豪・3月貿易収支(予想:+73.0億豪ドル、2月:+72.8億豪ドル) 《ST》
関連銘柄 23件
2206 東証プライム
4,237
9/6 15:00
+18(0.43%)
時価総額 290,103百万円
菓子メーカー大手。ポッキーなどの菓子事業、アイスクリーム事業、食品事業、健康事業等を手掛ける。健康・食品事業は売上堅調。アーモンド効果等が貢献。23.12期通期は大幅増益。24.12期は増収増益計画。 記:2024/04/16
2551 名証メイン
3,850
9/6 15:30
-5(-0.13%)
時価総額 8,840百万円
愛知県地盤の大豆加工食品メーカー。各種みそ、豆乳、アーモンドミルク等の製造・販売を行う。豆乳は国内シェア2位。みそ事業は事業再構築を進める。豆乳飲料事業では無調整豆乳、カロリーオフシリーズ等が順調。 記:2024/06/07
2768 東証プライム
3,281
9/6 15:00
-63(-1.88%)
時価総額 821,234百万円
ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
3402 東証プライム
768
9/6 15:00
+0.6(0.08%)
時価総額 1,252,977百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
4042 東証プライム
1,855.5
9/6 15:00
-25(-1.33%)
時価総額 603,188百万円
総合化学大手。1935年創業。苛性ソーダ、高速液体クロマトグラフィー用カラムで国内トップシェア。臭素は国内生産量トップ。ハイシリカゼオライトは自動車用途中心に出荷順調。分離精製剤の生産能力増強図る。 記:2024/06/24
4062 東証プライム
4,278
9/6 15:00
-130(-2.95%)
時価総額 602,603百万円
ICパッケージ基板で世界トップシェア。1912年に揖斐川電力として創業。岐阜県大垣市に本社。自動車排気系部品等のセラミック事業も。電子事業は生成AI用サーバー向けが順調。28.3期売上6500億円目標。 記:2024/06/15
4755 東証プライム
946.4
9/6 15:00
-49.4(-4.96%)
時価総額 1,950,540百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
4902 東証プライム
427.6
9/6 15:00
+3.4(0.8%)
時価総額 214,939百万円
カラー複合機、ITサービス等を手掛けるデジタルワークプレイス事業が主力。デジタルカラー印刷機、X線関連機器に強みを持つヘルスケア事業等も展開。オフィスユニットではコスト低減等で収益力の強化を図る。 記:2024/07/05
5333 東証プライム
1,866
9/6 15:00
-11.5(-0.61%)
時価総額 592,138百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。自動車関連が堅調。半導体装置関連も回復。NAS電池は独水素製造会社から受注。パワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を大幅に増強へ。 記:2024/07/22
6301 東証プライム
3,685
9/6 15:00
-68(-1.81%)
時価総額 3,586,043百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6302 東証プライム
3,269
9/6 15:00
-39(-1.18%)
時価総額 401,776百万円
総合重機大手。減・変速機や射出成形機に強み。半導体装置や建機なども。24.12期は営業益反落計画も為替想定1ドル135円。物流・建設関連の受注残も豊富。新中計では26.12期に営業益1000億円を目指す。 記:2024/04/12
6467 東証スタンダード
325
9/6 14:58
-5(-1.52%)
時価総額 2,942百万円
精密鍛造金型で国内トップシェアの金型メーカー。自動車部品向け金型等の金型事業が柱。ターボチャージャー等の精密部品、焼結金属フィルター等も。25.3期は営業黒字転換計画。フィルタ事業は海外向けの回復見込む。 記:2024/07/02
6501 東証プライム
3,272
9/6 15:00
-121(-3.57%)
時価総額 15,170,854百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6920 東証プライム
23,315
9/6 15:00
-420(-1.77%)
時価総額 2,198,278百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7203 東証プライム
2,582.5
9/6 15:00
-33.5(-1.28%)
時価総額 42,133,454百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7947 東証プライム
2,850
9/6 15:00
+80(2.89%)
時価総額 241,019百万円
食品トレーメーカー。食品トレー容器で国内トップシェア。1962年設立。創業来黒字経営。OPS・HIシート成型加工品、自動包装機械の販売等も。世界で初めて超高剛性2軸延伸ポリプロピレンシートの開発に成功。 記:2024/06/04
7979 東証プライム
4,795
9/6 15:00
-90(-1.84%)
時価総額 85,802百万円
歯科材料・歯科機器メーカー。1922年創業。京都府京都市に本社。人工歯類、研削材類で国内トップシェア。工業用研磨材、ネイル関連事業等も。配当性向40%以上目標。国内はCAD/CAM関連製品の拡充図る。 記:2024/07/28
7980 東証スタンダード
803
9/6 15:00
-2(-0.25%)
時価総額 5,782百万円
防塵・防毒マスクなどの労働安全衛生保護具を製造・販売。筆頭株主のエアウォーター防災が生産する自給式呼吸器の販売も。新型コロナ対策向けマスクは受注減。順調な受注により、24.3期3Qは商品売上が2桁増。 記:2024/04/16
8053 東証プライム
3,245
9/6 15:00
-48(-1.46%)
時価総額 4,061,351百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09
8133 東証プライム
1,603
9/6 15:00
+2(0.12%)
時価総額 187,360百万円
伊藤忠傘下のエネルギー商社。自動車販売のカーライフ事業、船舶燃料販売等の産業ビジネス事業、電力小売事業等も。配当性向40%以上目処。LPガスの直売顧客軒数は57万件超。31.3期純利益200億円以上目標。 記:2024/06/04
1,209
9/6 15:00
-8(-0.66%)
時価総額 105,969百万円
大手紳士服販売店チェーン。量販店「AOKI」を全国展開する。婦人服も扱う。複合カフェやカラオケ等のエンタメやブライダルも手掛ける。今期3Q累計は2期連続の増収、増益。既存店が好調、通期予想を上回って推移。 記:2024/04/02
8801 東証プライム
1,442.5
9/6 15:00
-25(-1.7%)
時価総額 4,054,340百万円
大手不動産会社。オフィスビルや商業施設の賃貸を主力に、マンションや住宅の分譲、不動産仲介、管理、ホテルやリゾート施設の運営も行う。今期3Q累計は売上高、利益ともに過去最高を更新した。賃貸と施設営業が増加。 記:2024/04/01
8841 東証スタンダード
626
9/6 15:00
-7(-1.11%)
時価総額 59,645百万円
不動産賃貸会社。五反田、有明、大崎に賃貸ビル、浅草に商業施設を有す。五反田TOCビルはホールセール施設で国内最大級。不動産事業は足踏み。ビル管理関連事業は増収。特別利益計上。24.3期3Qは大幅最終増益。 記:2024/04/13