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個人投資家・有限亭玉介:半導体関連株に再び脚光!日本企業の技術力を刮目せよ【FISCOソーシャルレポーター】

2024/4/13 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:半導体関連株に再び脚光!日本企業の技術力を刮目せよ【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2024年4月8日13時に執筆 当記事でも半導体関連の記事を毎週のように執筆しておりますが、逆に言えば半導体関連株が日本の株式市場では有り余るほど豊富だと言い換える事もできますねぇ。国策銘柄となった半導体関連の勢いは今後も続くと予想しておりますよ。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 4月2日、経済産業省はラピダスに24年度中に最大5900億円を支援すると発表しました。これで半導体関連への物色が再び増え始めておりますな。まだまだ半導体関連銘柄の全てが上がり切ったようには思えませんので、投資家としては常々注目しておきたいもんですな。 専門家の意見によると、2ナノ半導体を製造するのは日本が持つ現段階の技術レベルでは無謀な挑戦と言われております。しかしながら、挑戦しなければ何も始まらないものですし、期待感が高いほど株価が刺激される事は言うまでもありません。TSMCの誘致に始まり、外資のデータセンターがこれだけ乱立している日本は、半導体と経済成長していく事を約束された土地であるようにも思えますねぇ。 世界中の投資家が注目するエヌビディアの画像処理半導体(GPU)に関しては、生産にマイクロンの広帯域メモリー(HBM)が多く必要になるとの予想から同社も物色されているようです。マイクロン・テクノロジーの工場は広島にもあり、そちらも経済産業省が最大1920億円の支援を昨年10月に発表しました。 これだけAIの潮流が来ている中で、半導体の進化が止まるとは考えられませんな。これから半導体の需要が急拡大しては落ち着いて、また技術革新が起こったかと思えば需要拡大という波が続いていく事になるでしょう。その頃には、日本の技術力が花開いているかもしれませんねぇ。 さて、半導体と言えば個人投資家にはレーザーテック<6920>がよくチェックされております。加えて、これからは第二のレーザーテックと呼ばれている日本電子<6951>も併せて注視です。いずれも底堅い上昇トレンドを形成しており、25年3月期の業績予想がどうなるのか監視中。 直近で目覚ましい上昇を見せた野村マイクロ・サイエンス<6254>は、超純水装置を手掛ける企業です。半導体の洗浄において同社は欠かせない存在となりつつあります。同じく半導体洗浄装置関連のジェイ・イー・ティ<6228>は、ラピダス向け次世代半導体製造における試作装置制作を開始するとの事。業績も最高益予想で好調ですな。 パワー半導体関連からはワイエイシイHD<6298>を選んでみました。今期の業績は軟調ながらも技術力には定評があります。ダイヤモンド半導体などの次世代パワー半導体への思惑があるMipox<5381>にも、直近でじわじわと物色が入っているようです。 半導体検査装置向け紫外レーザーに定評があるオキサイド<6521>は、需要拡大の思惑から底値圏を脱する機運が高まっておりますよ。4月15日の決算発表がポジティブな方向へ向かえばトレンド転換する可能性もあるか…。 半導体装置向けステッパー用部品などを主力とする新報国マテリアル<5542>は、2月9日の決算発表も好調です。チャート(日足)は鮮やかな上昇トレンドに乗っており、昨年6月に付けた高値1400円を上抜きました。どこまで下値を切り上げるか注視しております。 自動車向け抵抗溶接機器の大手で半導体向け研磨装置も手掛けるOBARA-G<6877>は、4月3日の自社株買いの発表が好感されました。業績も好調ですので、さらに株主還元を手厚くしていく方針が強まるかもしれませんねぇ。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 9件
5381 東証スタンダード
552
5/1 15:00
-13(-2.3%)
時価総額 7,978百万円
微細表面加工液体研磨剤大手。研磨フィルムや研磨装置なども手掛ける。ハードディスク用研磨フィルムで高シェア。製品事業は売上足踏み。24.3期3Qは受託事業が損益改善。受託研磨加工は先端材料の加工等が受注増。 記:2024/02/25
5542 東証スタンダード
1,460
5/1 15:00
-12(-0.82%)
時価総額 5,125百万円
日本製鉄系の特殊合金メーカー。半導体製造装置向け低熱膨張合金や鉄鋼業界向け高温高強度合金に強み。24.12期は半導体関連の下期回復を想定。運搬費増や電力代上昇をコスト削減でこなして増収・二桁増益を見込む。 記:2024/04/12
6228 東証スタンダード
3,725
5/1 15:00
-95(-2.49%)
時価総額 50,176百万円
半導体洗浄装置メーカー。バッチ式洗浄装置に強み。韓国資本傘下。サムスン電子が主顧客。昨年10月に拠点を設立した米国の開拓に着手。日本はパワーデバイス向けで新規客を開拓へ。24.12期は連続最高業績を計画。 記:2024/03/08
5,220
5/1 15:00
+90(1.75%)
時価総額 211,974百万円
大手超純水製造装置メーカー。半導体やFPD向け装置を中心に、水処理装置を設計、施工、販売。水処理装置売上は好調。受注済み大型水処理案件の工事は進捗順調。低採算案件は一巡。24.3期3Qは大幅増収増益。 記:2024/04/09
2,299
5/1 15:00
-58(-2.46%)
時価総額 22,436百万円
HD・FPD・半導体関連装置などを製造・販売。24.3期3Q累計はFPD関連が低調。だが人工透析器が伸長。米ライナス社向け毛髪関連試作機の売上計上もあり増収増益に。ライナス向け毛髪関連機器の新会社を設立。 記:2024/04/11
6521 東証グロース
2,700
5/1 15:00
+36(1.35%)
時価総額 26,862百万円
光学製品メーカー。光学単結晶や光部品、レーザ光源、光学測定装置を製造、販売する。がん診断のPET装置向けなどに強み。24.2期3Q累計は新領域事業が伸び悩む。理化学用途向けの一部大型案件の延伸が響く。 記:2024/02/03
6877 東証スタンダード
4,150
5/1 15:00
+20(0.48%)
時価総額 86,606百万円
大手溶接機器メーカー。自動車向けの抵抗溶接機器、造船や建設向けのアーク溶接機器などを手掛ける。平面研磨装置関連事業は伸び悩む。24.9期1Qは溶接機器関連事業が堅調。設備品、消耗品の拡販等が寄与。 記:2024/04/14
6920 東証プライム
39,750
5/1 15:00
+5,150(14.88%)
時価総額 3,747,868百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6951 東証プライム
6,491
5/1 15:00
+187(2.97%)
時価総額 334,501百万円
世界的な理化学機器メーカー。電子顕微鏡で世界シェアトップ。分析機器や医用機器、産業用機器等も。半導体や電池関連の需要増などで電子顕微鏡中心に受注伸びる。24.3期3Q累計は理科学・計測機器事業が増収。 記:2024/04/16