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個人投資家・有限亭玉介:割安&成長性に「買い」の流れあり!ここから注目の6銘柄【FISCOソーシャルレポーター】

2024/4/6 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:割安&成長性に「買い」の流れあり!ここから注目の6銘柄【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2024年4月1日12時に執筆 AI(人工知能)ブームが落ち着くと、3月末の決算期を経て業績期待のある銘柄が改めて物色されているようです。新NISAで低PBRや高配当バリュー株も人気化しておりますな。新年度から中長期投資を意識した個人投資家の参入が増えれば、底堅い相場となるでしょうか。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 AI関連への関心は引き続き高いものの、幅広く小型株まで買われるほどの株高ではありませんな。日本株がこれから伸びていくのであれば、この程度の株高で「バブル」という表現は使いたくないですねぇ。 盛り上がった後の調整でふるい落とされると、大型バリュー株へ資金が集まる印象を受けます。そうなると小型のグロース株にとっては、停滞してばかりの難しい相場となるでしょう。決算発表の前後だけ物色されてすぐに売られてしまうような銘柄ですと、上昇トレンドを形成するのが難しい現実があります。 中長期目線で買うのであれば、将来の業績から逆算して現在の株価が割安なのか判断しなければなりません。簡単な事ではありませんが、その作業の継続が一流の投資家に辿り着く近道です。マイナス金利解除というイベントを経過して、これからの相場を想像しながら割安で放置されている銘柄を見つけていきましょう。 やはり国の政策に関連するテーマや、成長性・業績拡大が見込まれる銘柄はしっかりチェックしていきたいところですな。円安の修正や衆議院が解散したら相場の様相も変わるでしょうし、マクロ経済などの不確実性が高まると好業績の割安のバリュー株や成長性が高い銘柄が狙われやすくなるかもしれませんねぇ。やはり今後もバリュー株の潮流は継続なのかもしれません。 PER・PBRがともに割安となっているツバキ・ナカシマ<6464>は、精密ローラー等を手掛けるメーカーです。昨年10月に第三者割当による新株予約権及びCBの発行で需給悪化・希薄化が懸念されましたが、その後はしっかりと株価を上げてきました。かのイトーキ<7972>を手掛けたアドバンテッジアドバイザーズ傘下との事業提携で思惑があります。 3月25日に上方修正を発表した日邦産業<9913>は窓を開け急動意しました。過去最高益となる見通しで、期末一括配当を42円から74円へ増配しております。5月15日の決算発表で、25年3月期の業績予想が気になるところです。半導体関連としても注視しております。 こちらも直近で上方修正と増配を発表したモリ工業<5464>です。PER・PBRも割安水準で、鮮やかな上昇トレンドを形成しておりますよ。ステンレス管大手の同社は、材料価格が低位で安定しているとの事。昨年来高値を更新して、上値追いとなるか。 持ち分法適用関連会社である巴技研と泉興産を連結子会社化すると発表した巴コーポレーション<1921>は、およそ100億円の特別利益が好感された模様。昨年5月に当記事でご紹介した同社ですが、鮮やかな上昇トレンドですねぇ。高値圏でもPBRは1倍割れで、どこまで高値を更新するか引き続き監視しております。 産業用制御機器などを手掛けるニレコ<6863>は、深紫外レーザーが半導体関連として思惑があるようです。2月13日の決算発表後に急動意したチャート(日足)は、下値を切り上げております。業績も堅調ですな。 最後は現状でバリューとは言えませんが、今後の成長性を加味すると割安と言えそうなソシオネクスト<6526>で締めさせて頂きます。半導体関連としてSoC(システム・オン・チップ)をファブレスで手掛ける同社は、TSMCとの協業で2ナノ品への思惑もあります。直近で下値を切り上げており、23年6月に付けた高値5666円を目指すか…ですな。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 7件
1921 東証スタンダード
719
5/2 15:00
+13(1.84%)
時価総額 29,309百万円
立体構造物や橋梁などの鉄構建設が主力。無柱・無梁の大空間を創り出す技術で体育館などに実績を有す。鉄構建設事業は受注伸び悩むが、売上は小幅増。営業外収益増。24.3期3Qは経常増益。通期利益予想を上方修正。 記:2024/02/13
5464 東証スタンダード
6,320
5/2 15:00
-90(-1.4%)
時価総額 49,081百万円
ステンレス溶接管のトップメーカー。ステンレス条鋼製品、フレキシブル管やも手掛ける。生産設備の大半は自社設計・製作。販売数量の増加等により、国内ではステンレス条鋼部門が増収。24.3期3Qは小幅増収。 記:2024/02/26
6464 東証プライム
839
5/2 15:00
-6(-0.71%)
時価総額 34,887百万円
ベアリング用ボール、ボールねじ、精密ローラー、遠心送風機などを製造。ベアリング用精密ボールで世界トップシェア。売上原価や販管費は減少。23.12期通期は営業黒字転換。24.12期は最終黒字転換を見込む。 記:2024/04/09
6526 東証プライム
4,707
5/2 15:00
+25(0.53%)
時価総額 838,232百万円
富士通とパナソニックのSoC事業を統合して誕生したファブレス半導体ベンダー。車載向けなどに経営資源を集中。製品売上は堅調。先端プロセスを中心とする売上増や円安効果が寄与。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/26
6863 東証スタンダード
1,860
5/2 15:00
-4(-0.21%)
時価総額 14,350百万円
自動計測装置メーカー。「ニレコ」ブランドを展開し、工場のプロセス制御装置やウェブ制御装置、検査装置、オプティクス機器を製造、販売する。今期3Q累計は鉄鋼メーカーや二次電池製造装置、新動態向けが堅調に推移。 記:2024/03/10
7972 東証プライム
1,862
5/2 15:00
+27(1.47%)
時価総額 99,399百万円
オフィス家具メーカー。物流設備や研究施設機器なども。収益は上期偏重傾向。24.12期はオフィス改装需要を追い風に連続最高業績を計画。新中計では26.12期に営業益140億円を目指す。配当性向は40%目標。 記:2024/03/10
9913 東証スタンダード
2,185
5/2 14:59
+191(9.58%)
時価総額 19,942百万円
工業部品や産業資材の専門商社。自動車や自動車部品、医療、電子部品、住宅設備向けなどを手掛ける。エレクトロニクス部門は堅調。生成AI用途向け配線板材料等が堅調。為替差益を計上。24.3期3Qは2桁経常増益。 記:2024/03/30