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28日の米国市場ダイジェスト:NYダウは47ドル高、GDP上方修正を好感

2024/3/29 7:54 FISCO
*07:54JST 28日の米国市場ダイジェスト:NYダウは47ドル高、GDP上方修正を好感 ■NY株式:NYダウは47ドル高、GDP上方修正を好感 米国株式市場はまちまち。ダウ平均は47.29ドル高の39,807.37ドル、ナスダックは20.06ポイント安の16,379.46で取引を終了した。 先週分新規失業保険申請件数が予想外に減少、10-12月期国内総生産(GDP)確定値が予想外に上方修正されるなど良好な結果を受けてダウは上昇も、金利の上昇でハイテクは下落し、まちまちで寄り付いた。連休を控えた調整が続き、終日売り買いが交錯したがダウは強い経済への期待を受けた買いが支え底堅く推移し、終盤にかけて上げ幅を拡大し過去最高値を更新。ナスダックは金利高が警戒されプラス圏を維持できず、まちまちで終了した。セクター別では、エネルギーや不動産管理・開発会社が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。 石油・天然ガス生産会社のエクソンモービル(XOM)や再生可能燃料会社のシェブロン(CVX)は原油高に連れ、増益期待にそれぞれ上昇。化粧品メーカーのエスティローダー(EL)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。携帯端末のアップル(AAPL)はアナリストの投資判断引き下げで下落した。トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは株価の行き過ぎ感などが強まり下落。 投資家の恐怖心理を示すVIX指数は一時13を割り込んだ。 (Horiko Capital Management LLC) ■NY為替:日本当局の介入警戒感で円下げ渋り、FRBは利下げ急がずとの見方にドルも底堅い 28日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円15銭へ下落後、151円42銭まで上昇し、151円37銭で引けた。岸田首相の介入も辞さない発言を受け日本当局の円安是正介入警戒感を受けた円買いや3月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値のインフレ期待が予想外に低下したため長期金利の低下に伴い一時ドル売りが優勢となった。その後、良好な雇用や国内総生産(GDP)確定値が予想を上回る良好な指標に加えウォラー理事の利下げを急がないとの発言を受けてFRBの利下げが先送りされるとの根強い観測に連れ再び金利が上昇しドル買いが再開した。 ユーロ・ドルは1.0782ドルから1.0819ドルまで上昇し、1.0788ドルで引けた。ユーロ・円は、163円14銭へ下落後、163円58銭まで上昇。日本当局の円安是正介入警戒感などがくすぶり円は堅調に推移した。ポンド・ドルは1.2611ドルから1.2654ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9058フランから0.9000フランまで下落した。 ■NY原油:大幅高で83.17ドル、需給ひっ迫の思惑で一時83.21ドル NY原油先物5月限は大幅高(NYMEX原油5月限終値:83.17 ↑1.82)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比+1.82ドルの83.17ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは81.52ドル-83.21ドル。ロンドン市場で81.52ドルまで売られたが、米国市場では需給ひっ迫の思惑が強まり、83.21ドルまで一段高となった。通常取引終了後の時間外取引では主に83ドルを挟んだ水準で推移。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 37.92ドル +0.11ドル(+0.29%) モルガン・スタンレー(MS) 94.16ドル +0.66ドル(+0.70%) ゴールドマン・サックス(GS)417.69ドル +2.44ドル(+0.58%) インテル(INTC) 44.17ドル +0.40ドル(+0.91%) アップル(AAPL) 171.48ドル -1.83ドル(-1.05%) アルファベット(GOOG) 152.26ドル +0.32ドル(+0.21%) メタ(META) 485.58ドル -8.28ドル(-1.67%) キャタピラー(CAT) 366.43ドル +1.78ドル(+0.48%) アルコア(AA) 33.79ドル +0.58ドル(+1.74%) ウォルマート(WMT) 60.17ドル -0.55ドル(-0.90%) 《ST》