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後場に注目すべき3つのポイント~半導体株弱く上げ幅縮小も一時41000円台まで上昇

2024/3/22 12:24 FISCO
*12:24JST 後場に注目すべき3つのポイント~半導体株弱く上げ幅縮小も一時41000円台まで上昇 22日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は4日続伸、半導体株弱く上げ幅縮小も一時41000円台まで上昇 ・ドル・円は伸び悩み、日本の為替介入に警戒 ・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はトヨタ自動車<7203> ■日経平均は4日続伸、半導体株弱く上げ幅縮小も一時41000円台まで上昇 日経平均は4日続伸。前日比28.87円高(+0.07%)の40844.53円(出来高概算9億7000万株)で前場の取引を終えている。 米国市場は続伸。ダウ平均は269.24ドル高(+0.68%)の39781.37ドル、ナスダックは32.43ポイント高(+0.20%)の16401.84、S&P500は16.91ポイント高(+0.32%)の5241.53で取引を終了した。米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けた年内利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。良好な雇用や住宅関連指標を受けて成長期待を受けた買いも相場を一段と押し上げ、相場は終日堅調に推移した。ナスダックは携帯端末アップルの下落が上値を抑制し、終盤にかけて上げ幅を縮小したが、主要株式指数は連日過去最高値を更新し終了。 米国株高や為替の円安推移を背景に、東京市場は買い優勢で取引を開始した。寄付き直後、日経平均は41000円台に乗せる場面も見られたが、買い一巡後は週末要因などが意識されて上げ幅を縮小。日経平均ウェートが大きい東京エレクトロン<8035>が前日比マイナス圏に入ったことなどが影響し、TOPIX優位の地合いとなった。 日経平均採用銘柄では、液晶ディスプレー事業の縮小を検討と報じられたことからシャープ<6753>が大幅高となったほか、日産自<7201>、スズキ<7269>、日野自動車<7205>など自動車関連が上昇。また、フジクラ<5803>は一部国内証券会社がカバレッジを開始したことで買われた。このほか、住友大阪セメント<5232>、ブリヂストン<5108>、クボタ<6326>がしっかり。 一方、アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>など半導体株の一角が弱かったほか、中外製薬<4519>、テルモ<4543>、コマツ<6301>、ミネベアミツミ<6479>がさえない。日経平均採用以外の銘柄では、さくらインターネット<3778>、三井E&S<7003>が売り優勢となった。 セクターでは、ゴム製品、空運業、輸送用機器、パルプ・紙、不動産業、銀行業などが上昇した一方、鉱業、精密機器、金属製品、その他金融業、電気機器、医薬品などがさえない。 アジア市場では、香港ハンセン指数が前日比2%ほど下落しており、やや気になるところだが、為替が1ドル151円60銭水準、1ユーロ164円50銭水準と円安基調が強いことが大型株のサポートとなろう。後場の日経平均は、週末要因や今週の上昇などが意識されて、前日比マイナス圏での推移もありそうだが、期末配当取りの動きが徐々に活発化することでTOPIXはしっかりで推移すると想定。後場は、日経平均小幅安、TOPIX堅調の地合いとなろう。 ■ドル・円は伸び悩み、日本の為替介入に警戒 22日午前の東京市場でドル・円は一時151円86銭まで強含んだが、その後は上値の重さを嫌気した売りに押された。152円を目指す展開だが、昨年高値の151円90銭台を意識した売りが出やすい。ただ、米金利高や株高で上昇圧力がかかりやすい地合い。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円42銭から151円86銭、ユーロ・円は164円18銭から164円81銭、ユーロ・ドルは1.0837ドルから1.0867ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・マリオン<3494>、北越コーポレーション<3865>など、8銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はトヨタ自動車<7203> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・NZ・2月貿易収支:-2.18億NZドル(1月:-10.89億NZドル←-9.76億NZドル) ・日・2月全国消費者物価指数(生鮮食品除く):前年比+2.8%(予想:+2.8%、1月:+2.0%) 【要人発言】 ・鈴木財務相 「為替、政府として高い緊張感をもって注視」 「為替はファンダメンタルズを反映し安定的に推移することが重要」 「川相場の日々の動きにコメントは控える」 ・植田日銀総裁 「大規模緩和は役割を果たしてとして終了」 「国債買入れの継続でネットの国債残高はしばらく現在の水準で推移」 「足元の為替動向にはコメントを控える」 「異次元緩和は円高をやめて企業収益の改善につながった」 「基調的なインフレ率の上昇が現在生じてきている」 <国内> ・3月政府月例経済報告 <海外> ・16:00 英・2月小売売上高(自動車燃料含む)(前月比予想:-0.4%、1月:+3.4%) 《CS》
関連銘柄 21件
3494 東証スタンダード
411
5/13 15:00
±0(0%)
時価総額 3,293百万円
不動産賃貸中堅。全国主要都市に賃貸不動産を所有し、店舗や駐車場、サブリースなども手掛ける。新規賃貸物件の仕入れは慎重に対応。24.9期1Qは不動産証券化サービスが増収。不動産賃貸サービスも増収確保。 記:2024/03/30
3778 東証プライム
6,000
5/13 15:00
+30(0.5%)
時価総額 225,726百万円
独立系のデーターセンター(DC)運営会社。24.3期3Q累計はクラウドインフラ提供サービスが順調増。だが人材・設備投資が利益の重石に。通期では最高業績を計画。北海道のDC拡張は24年10月以降に竣工予定。 記:2024/02/06
3865 東証プライム
1,329
5/13 15:00
-11(-0.82%)
時価総額 249,922百万円
製紙会社。新潟県を地盤とする。印刷紙や情報紙の洋紙の製造、販売を主力に、白板紙や特殊紙、パッケージを提供する。今期3Q累計は紙パルプやパッケージの価格改定が収益に寄与した。販売数量も堅調に推移した。 記:2024/04/12
4519 東証プライム
4,966
5/13 15:00
+20(0.4%)
時価総額 8,338,202百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4543 東証プライム
2,663.5
5/13 15:00
+36.5(1.39%)
時価総額 3,970,471百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
5108 東証プライム
6,956
5/13 15:00
+72(1.05%)
時価総額 4,964,483百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
5232 東証プライム
3,982
5/13 15:00
+16(0.4%)
時価総額 136,702百万円
大手セメントメーカー。セメントや生コンクリート、固化材等のセメント製品、コンクリート二次製品を製造、販売する。産業廃棄物の再資源化や売電も行う。今上期は二桁の増収、利益は黒字転換した。値上げが寄与した。 記:2024/01/15
5803 東証プライム
2,845
5/13 15:00
+13(0.46%)
時価総額 841,730百万円
大手電線メーカー。電力や通信、光のケーブル、光通信部品に加え、電子ワイヤやHDD部品などを手掛ける。24.3期3Qは自動車事業部門が黒字転換。北米での新車種立ち上げなどが寄与。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/04
6301 東証プライム
4,601
5/13 15:00
-31(-0.67%)
時価総額 4,477,445百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6326 東証プライム
2,354
5/13 15:00
-125(-5.04%)
時価総額 2,825,381百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6479 東証プライム
3,190
5/13 15:00
+178(5.91%)
時価総額 1,362,388百万円
極小ベアリングに強み。モータや液晶用バックライト、アナログ半導体等も手掛ける。プレシジョンテクノロジーズ事業は増収。航空機関連の需要増でロッドエンドベアリングは売上増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/03/05
6753 東証プライム
851.4
5/13 15:00
-11(-1.28%)
時価総額 553,757百万円
大手電気機器メーカー。台湾の鴻海精密工業グループ。液晶パネルやテレビ、スマホ、白物家電等を製造、販売する。液晶パネルが主力事業。今期3Q累計はPCやタブレット、スマホ向け液晶ディスプレイが足踏みとなった。 記:2024/02/29
6857 東証プライム
5,127
5/13 15:00
+10(0.2%)
時価総額 3,928,148百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7003 東証プライム
1,696
5/13 15:00
-9(-0.53%)
時価総額 174,856百万円
国内トップの船用エンジンや港湾クレーンに強み。連結子会社に三井海洋開発。24.3期3Q累計は舶用・建機用エンジンやコンテナクレーンが好調。工事損失引当金の一部戻し入れも寄与して利益急改善。のれん特益計上。 記:2024/04/15
7201 東証プライム
557.9
5/13 15:00
+6(1.09%)
時価総額 2,354,737百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
3,366
5/13 15:00
-59(-1.72%)
時価総額 54,916,246百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7205 東証プライム
459.8
5/13 15:00
-2.7(-0.58%)
時価総額 264,192百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。今期3Q累計は国内販売台数が増加も、原材料価格の高騰や一時費用が重し。 記:2024/03/11
7269 東証プライム
1,737.5
5/13 15:00
-49.5(-2.77%)
時価総額 3,413,468百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
15,620
5/13 15:00
+175(1.13%)
時価総額 1,586,836百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
8035 東証プライム
34,640
5/13 15:00
-360(-1.03%)
時価総額 16,337,367百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
40,640
5/13 15:00
-80(-0.2%)
時価総額 12,932,501百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27