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売り先行も好決算銘柄に資金が向かい下げ渋る【クロージング】

2024/2/7 15:51 FISCO
*15:51JST 売り先行も好決算銘柄に資金が向かい下げ渋る【クロージング】 7日の日経平均は小幅続落。40.74円安の36119.92円(出来高概算18億1000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で半導体関連株が利食い売り優勢で下落した流れを受け、東京市場でも半導体関連など値がさハイテク株の一角が売られ、日経平均は取引開始直後には節目の36000円を下回った。その後は前日に好決算を発表したトヨタ<7203>や大規模な自社株買いなどを発表した三菱商<8058>がともに上場来高値(株式分割を考慮)を更新するなど、個別に好材料のある銘柄には投資資金が流入し、日経平均は36000円を挟んだこう着が続いた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が880に迫り、全体の過半数を占めた。セクター別では、卸売、輸送用機器、海運、鉱業など23業種が上昇。一方、機械、倉庫運輸、空運、食料品など10業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、三菱商、トヨタ、デンソー<6902>、テルモ<4543>が堅調だった半面、ダイキン<6367>、KDDI<9433>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>が軟調だった。 前日の米国市場は主要株価指数が上昇したものの、半導体関連株に利益確定売りが広がり、エヌビディアなどが値を消したため、東京市場にも波及し、半導体関連株などを中心に売りが先行し日経平均は続落して始まった。ただ、個別に材料のある銘柄には投資家の関心が集まり相場を下支えする形になった。ただ、後場に入ると日経平均は前場安値を下回り、下げ幅は一時300円を超えたが、短期的な売買が中心とみられ、その後は買い戻されていた。 1月からの相場上昇による値幅調整は解消されているものの、日柄調整は必要との声も聞かれる。ただ、企業の決算発表が本格化しているが、これまでに発表された企業の2024年3月期通期の営業利益を上方修正した企業は下方修正した企業よりも多く、総じて良好な決算となっており、株価水準が切り下がれば押し目を拾う動きも活発になっている。また、あすにはソフトバンクG<9984>の決算発表を控えており、ファンド事業の改善が見られるのかなど確認したいと考える向きは多く、引き続き決算を受けた選別色の強い展開が予想されそうだ。 《CS》
関連銘柄 9件
4543 東証プライム
2,944.5
10/31 15:00
-43(-1.44%)
時価総額 4,389,357百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6367 東証プライム
18,650
10/31 15:00
-60(-0.32%)
時価総額 5,466,576百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
9,148
10/31 15:00
+553(6.43%)
時価総額 7,008,658百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6902 東証プライム
2,217
10/31 15:00
+15.5(0.7%)
時価総額 6,987,496百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。1949年にトヨタから分離独立。サーマルシステム、パワトレインシステム等を手掛ける。インバータで世界トップシェア。FA関連等の非車載事業も。電動化製品、安心・安全製品を拡販。 記:2024/10/07
7203 東証プライム
2,682.5
10/31 15:00
-29(-1.07%)
時価総額 43,764,953百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8035 東証プライム
23,400
10/31 15:00
-610(-2.54%)
時価総額 11,036,212百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8058 東証プライム
2,835.5
10/31 15:00
-12(-0.42%)
時価総額 12,228,043百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,778
10/31 15:00
-76(-1.57%)
時価総額 11,009,372百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
9,498
10/31 15:00
-45(-0.47%)
時価総額 16,364,617百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17