マーケット
5/1 15:15
38,274.05
-131.61
37,815.92
-570.17
暗号資産
FISCO BTC Index
5/2 1:31:44
9,057,422
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~海外マネーの流入によって先高観が強まる~

2024/1/11 8:47 FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~海外マネーの流入によって先高観が強まる~ 11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■海外マネーの流入によって先高観が強まる ■ABCマート、3Q営業利益 43.3%増 415億円 ■前場の注目材料:積水化学、「ペロブスカイト太陽電池」耐久20年実現へ、来年事業化 ■海外マネーの流入によって先高観が強まる 11日の日本株市場は、買い優勢の相場展開が継続しそうだ。10日の米国市場は、NYダウが170ドル高、ナスダックは111ポイント高だった。今週予定されている重要インフレ指標や銀行決算の発表を控えて手掛けづらさもあったが、ハイテク株が相場をけん引した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比415円高の34865円、円相場は1ドル145円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。連日の大幅な上昇によって過熱感が警戒されるものの、上へのバイアスが強まる状況のなか、売り方の買い戻しの動きが相場を押し上げる需給にもなっている。また、中国からの資金流入なども観測されており、海外マネーの流入によって先高観が強まりそうである。国内では新NISAによる需給が下支えしているとの見方もあり、良好な需給状況によって一段の上昇が期待されよう。 日経225先物はナイトセッションで34860円まで買われており、高値で取引を終えている。急ピッチの上昇でボリンジャーバンドの+3σ水準にきていることから、いったん動きが鈍る局面では、持ち高調整の流れに向かう可能性はあるだろう。今晩の米国では12月の消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることもあり、次第に様子見姿勢に向かう展開も想定しておきたいところである。ただし、ピーク感にはつながらないと考えられ、売り仕掛け的な動きに対しては、その後のリバウンド狙いで対応したい。 物色については、インデックスに絡んだ商いが中心となるため、引き続き指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向が注目される。また、主力大型株が中心になりやすい需給状況ではあるものの、グロース250指数は25日、75日線からの上放れを見せてきており、流動性のある中小型株の一角には値幅取り狙いの資金が集中しやすいと考えられる。 ■ABCマート、3Q営業利益 43.3%増 415億円 ABCマート<2670>が発表した2024年2月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比21%増の2523.28億円、営業利益は同43.3%増の415.33億円だった。国内においては、世界各国でインバウンド需要が高まる中、日本、韓国、台湾、ベトナムの4ヶ国で新作シューズを同時リリースするなど、プロモーション活動をグローバルに展開することで、「ABC-MART」が主体となってトレンド発信を行う取り組みを始めた。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(34441.72、+678.54) ・NYダウは上昇(37695.73、+170.57) ・ナスダック総合指数は上昇(14969.65、+111.94) ・1ドル=145.60-70円 ・シカゴ日経先物は上昇(34865、大阪比+415) ・VIX指数は低下(12.69、-0.07) ・米国のインフレ沈静化観測 ・ホンダ<7267>26年に新EV投入、新エンブレム採用、米から世界展開 ・トヨタ自<7203>スズキなどと共同開発の軽商用EV、今年度の導入延期 ・ホンダ<7267>北米にEV新工場を検討、生産拠点複数に ・日本ガイシ<5333>能登半島地震、石川・能美の工場を生産停止 ・大和ハウス<1925>米戸建住宅事業を買収、テネシー州中心に強化 ・商船三井<9104>風力発電メンテ大手と提携、株過半を取得 ・東北電力<9506>女川2号機の安全対策工事完了時期を延期 ・スズキ<7269>印に4輪新工場 6100億円投資、28年度稼働 ・ホンダ<7267>ソニー・ホンダのEV「アフィーラ」、娯楽体験・ソフトで米テスラをリード ・サンデン<6444>EV向け電動コンプレッサーの北米生産開始 ・KTC<5966>航空機MRO向け工具参入、IoT対応製品投入 ・川崎重<7012>ガスハイブリッド推進システム納入、バラ積み船向け ・虹技<5603>埼玉のアルミ合金鋳造メーカー買収 ・グローリー<6457>英社買収、海外で小売業向けソフトの収益拡大 ・FDK<6955>鳥取でリチウム一次電池の生産体制再構築、作業効率を向上 ・NTTデータG<9613>地銀の共同利用システムをオープン系に移行 ・住友ベークライト<4203>車載封止材販売100億円、EV向け ・日東紡<3110>日東紡アドバンテックスなど、生分解性接着芯を開発、衣料の堆肥化推進 ・中部電力<9502>グループのJERA、フィリピンのLNG導入、AOTSと制度設計支援 ・マイクロ波化学<9227>鉄鉱石から鉄に還元、実用化に向け実証 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀支店長会議 <海外> ・09:30 豪・11月貿易収支(予想:+73.00億豪ドル、10月:+71.29億豪ドル) 《ST》
関連銘柄 19件
1925 東証プライム
4,407
5/1 15:00
-33(-0.74%)
時価総額 2,936,512百万円
住宅メーカー最大手。分譲住宅や分譲マンション、賃貸が主力事業。商業施設や物流施設、医療施設等も手がける。今期3Q累計は開発物件の売却が順調に進捗した。米国住宅をはじめとする海外事業は計画を超えて推移した。 記:2024/02/10
2670 東証プライム
3,118
5/1 15:00
-38(-1.2%)
時価総額 772,076百万円
靴小売最大手。「ABCマート」を運営。韓国でトップシェア。「ナイキ」や「アディダス」などナショナルブランドと強固な関係を構築。自社製品にも定評。ブラックフライデーセールの好調もあり、3Q累計は増収増益。 記:2024/01/27
3110 東証プライム
5,500
5/1 15:00
-230(-4.01%)
時価総額 219,648百万円
ガラス繊維大手。糸の製造から複合材の開発まで手掛ける。体外診断薬や機能性ポリマー、高性能半導体パッケージなども。24.3期3Qは機能材事業が堅調。半導体パッケージ基盤向けスペシャルガラスが回復傾向に。 記:2024/04/09
4203 東証プライム
4,494
5/1 15:00
-26(-0.58%)
時価総額 421,348百万円
プラスチック製品メーカー。半導体材料や高機能プラスチック、医療機器を製造、販売する。半導体向けに強みを持つ。今期3Q累計は半導体関連材料が堅調に推移した。高機能プラスチックは緩やかな回復傾向となった。 記:2024/04/14
5333 東証プライム
2,136
5/1 15:00
-16(-0.74%)
時価総額 677,817百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。24.3期3Q累計は自動車関連が堅調も半導体装置関連が足踏み。30年度迄にパワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を2.5倍に増強へ。 記:2024/03/11
5603 東証スタンダード
1,366
5/1 15:00
+15(1.11%)
時価総額 4,592百万円
鋳物メーカー。鋳物やロールに加え、環境装置や機能材料を製造、販売。鋼塊用鋳型、連続鋳造鋳鉄棒は国内トップシェア。鋳型は増収。鍛鋼用鋳型の需要増が寄与。24.3期3Qは2桁最終増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/04
5966 東証スタンダード
2,620
5/1 9:00
±0(0%)
時価総額 6,490百万円
レンチやスパナなどの作業工具で国内トップ。自動車整備用工具を中心に医療用工具や工作機械部品なども。一般産業市場向け販売は堅調だが、自動車整備市場向け販売は伸び悩む。24.3期3Q累計は業績足踏み。 記:2024/02/11
6444 東証スタンダード
164
5/1 15:00
±0(0%)
時価総額 18,318百万円
自動車機器メーカー。カーエアコン用コンプレッサに強み。中国ハイセンス系傘下。高耐久仕様コンプレッサーの生産を開始。自動車生産台数の改善等により、23.12期通期は増収。24.12期は小幅増収見通し。 記:2024/04/14
6457 東証プライム
2,864.5
5/1 15:00
+14.5(0.51%)
時価総額 182,291百万円
貨幣処理機で世界首位。金融業界や流通業界が得意先。金融市場は黒字転換。オープン出納システム、窓口用紙幣硬貨入出金機等は販売堅調。流通・交通市場はレジつり銭機などが好調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/22
6955 東証スタンダード
796
5/1 15:00
+38(5.01%)
時価総額 27,491百万円
富士通系電子部品メーカー。ニッケル水素電池やリチウム電池などを手掛ける。24.3期3Q累計は電池事業が増収。ニッケル水素電池は海外車載用途向けなどが販売増。電子事業ではスイッチング電源の販売が増加。 記:2024/04/07
7012 東証プライム
4,822
5/1 15:00
-75(-1.53%)
時価総額 809,720百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
7203 東証プライム
3,605
5/1 15:00
-33(-0.91%)
時価総額 58,815,528百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7267 東証プライム
1,787.5
5/1 15:00
-24.5(-1.35%)
時価総額 9,713,784百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7269 東証プライム
1,817.5
5/1 15:00
-23.5(-1.28%)
時価総額 3,570,635百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
9104 東証プライム
4,729
5/1 15:00
-261(-5.23%)
時価総額 1,711,950百万円
海運国内2位。船隊数世界2位。コンテナ船・各種専用船・油送船・フェリー内航船を手掛け、タンカーやLNG船、自動車船、ドライバルク船に強み。コンテナ船の短期運賃・期間契約運賃下落で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/28
9227 東証グロース
991
5/1 15:00
-8(-0.8%)
時価総額 15,062百万円
電子レンジにも使われるマイクロ波を活用した独自の製造技術を化学業界に提供。24.3期上期は足踏み。ただ共同開発の完了時期が下期に集中予定。契約済ベースの進捗率も良好。二桁最終増益を見込む通期計画は変えず。 記:2024/01/17
9502 東証プライム
2,003.5
5/1 15:00
-21.5(-1.06%)
時価総額 1,518,653百万円
東海4県と長野県を管轄する電力会社。ガス小売も。再エネや海外M&Aを推進。火力発電は東電と合弁で行う。24.3期3Q累計は電源調達価格低下で期ズレ差益が拡大。持分法損益も急改善。通期大幅増益・増配を計画。 記:2024/02/07
9506 東証プライム
1,309
5/1 15:00
+90.5(7.43%)
時価総額 658,274百万円
電力会社。東北6県と新潟県が主な供給区域。電力設備などの建設や保全工事も展開。卒FIT風力発電所を活用したオフサイト型コーポレートPPAサービスを導入。燃料費調整制度のタイムラグ影響で3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/04
9613 東証プライム
2,459.5
5/1 15:00
-14.5(-0.59%)
時価総額 3,449,449百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07