マーケット
4/26 15:15
37,934.76
+306.28
38,239.66
+153.86
暗号資産
FISCO BTC Index
4/29 1:17:24
10,054,699
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~大発会の日本株市場は売り優勢のスタートに~

2024/1/4 8:24 FISCO
*08:24JST 前場に注目すべき3つのポイント~大発会の日本株市場は売り優勢のスタートに~ 1月4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■大発会の日本株市場は売り優勢のスタートに ■アダストリア、3Q営業利益 46.0%増 163億円 ■前場の注目材料:トヨタ自、新たな価値を具現化、「水素」「電池」「ソフト」重点 ■大発会の日本株市場は売り優勢のスタートに 大発会の日本株市場は、売り優勢のスタートになりそうだ。3日の米国市場は、NYダウが284ドル安、ナスダックは173ポイント安だった。リッチモンド連銀のバーキン総裁が講演で、追加利上げの選択肢も依然あると言及したため早期の利下げ期待が後退し、利益確定の売りが優勢となった。米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事録でも長期にわたり金融引き締め策を維持する方針が再確認されると、終盤にかけ下げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比355円安の33065円、円相場は1ドル143円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物は祝日取引で33040円まで下げており、25日線を若干ながら下回ってきた。25日線が支持線として意識されてくるかを、見極めたいところであろう。25日線を明確に下放れてくるようだと、先物主導での売り仕掛け的な動きが強まる可能性もありそうだ。能登半島地震を受けた経済への影響を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいだろう。 また、米国市場ではナスダックが4日続落で支持線として期待されていた25日線を下回ってきた。東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均の重荷となる可能性があるため、日経平均においてもまずは25日線水準での底堅さを見極めたいところであろう。 物色としてはインデックスに絡んだ商いのほかは、能登半島地震を受けて復興関連への物色が強まりそうである。材料系の土木関連などへは、個人投資家主体による短期的な値幅取り狙いの資金が集中することになろう。一方で、羽田空港で日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突した事故を受けて、インバウンド関連へは持ち高調整の売りが警戒されやすい。 ■アダストリア、3Q営業利益 46.0%増 163億円 アダストリア<2685>が発表した2024年2月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比14.8%増の2032.52億円、営業利益は同46%増の163.06億円だった。アパレル・雑貨関連事業の国内売上高については、外出機会の増加とファッションのカジュアル化の追い風に加え、残暑や暖冬などの気候変化への適応や、トレンドに対応した商品展開、ヒット商品の育成、高付加価値化による商品価格の見直しを進めた。 ■前場の注目材料 ・1ドル=143.20-30円 ・米原油先物は上昇(72.70、+2.32) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化観測 ・トヨタ自<7203>新たな価値を具現化、「水素」「電池」「ソフト」重点 ・テイ・エス テック<7313>埼玉に生産技術開発棟、22億円投じ体制再編で効率化 ・ヤマハ発<7272>東京オートサロンに初出展、EV7機種紹介 ・コマツ<6301>アフターマーケット拡大、建機のメンテ延長保証など ・日立造船<7004>グループ会社のイノバ、英でゴミ焼却発電施設受注 ・ACSL<6232>米で空撮ドローン50機納品 ・キヤノン<7751>RFIDで位置情報把握、DX推進サービス発売 ・JFEHD<5411>社長・柿木厚司氏、長期視野に新CO2目標 ・住友精化<4008>兵庫・播磨に研究棟新設、半導体向け材料など開発 ・東洋製罐GHD<5901>出光と、プラ端材の再資源化実証 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・大発会 <海外> ・10:45 中・12月財新サービス業PMI(予想:51.6、11月:51.5) 《ST》
関連銘柄 12件
2685 東証プライム
3,515
4/26 15:00
±0(0%)
時価総額 171,532百万円
複数のアパレルブランドを展開する製造小売り。海外は中華圏を中心に東南アジア進出を狙う。新事業として飲食を育成。24.2期3Q累計は国内が堅調。海外は中国の回復に遅れも台湾が好調。通期最高業績・増配を計画。 記:2024/02/05
4008 東証プライム
4,950
4/26 15:00
+45(0.92%)
時価総額 69,166百万円
機能化学品メーカー。紙おむつの高吸水性樹脂に強み。化粧品向けポリマーやエレクトロニクスガス、工業薬品等を製造、販売する。今期3Q累計は吸水性樹脂の販売価格が低下。エレクトロニクスガス等の販売が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
5411 東証プライム
2,336.5
4/26 15:00
+17.5(0.75%)
時価総額 1,435,634百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。鉄鋼事業は販売価格の改善やコスト削減等で増益確保。エンジニアリング事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増益。 記:2024/02/25
2,403
4/26 15:00
+19(0.8%)
時価総額 487,477百万円
製缶で国内首位。包装容器関連機械や機能材料も。24.3期3Q累計は機能材料が足踏み。だが包装容器の値上げ進展。飲料充填も好調で増収・大幅増益に。通期計画を上方修正。4月にマレーシアの受託充填会社を買収へ。 記:2024/03/12
6232 東証グロース
984
4/26 15:00
+9(0.92%)
時価総額 15,561百万円
商業用ドローンを製造・販売。独自開発の自律制御技術に強み。取引先は221社。外国籍従業員比率は約2割。23.12期通期は損益改善。24.12期は大幅増収見通し。インドの大型案件などの売上貢献見込む。 記:2024/04/14
6301 東証プライム
4,264
4/26 15:00
-73(-1.68%)
時価総額 4,149,495百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
7004 東証プライム
1,205
4/26 15:00
+8(0.67%)
時価総額 205,109百万円
ゴミ焼却施設などを手掛ける総合重機メーカー。ごみ焼却施設で国内トップ級。リサイクル施設、水・汚泥処理施設、バイオマス利用システム、海水淡水化なども事業領域。環境部門の収益改善もあり、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
7203 東証プライム
3,510
4/26 15:00
+13(0.37%)
時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7272 東証プライム
1,406.5
4/26 15:00
-20(-1.4%)
時価総額 1,477,742百万円
輸送機器大手。二輪で世界2位、船外機やウォータービークルでは世界トップ級。産業用ロボット、ゴルフカー、発電機なども事業領域。水素エンジン搭載ゴルフカーを開発。出荷増で23.12期営業利益は過去最高益更新。 記:2024/02/23
7313 東証プライム
1,897.5
4/26 15:00
-7(-0.37%)
時価総額 258,060百万円
ホンダ系自動車部品メーカー。四輪・二輪車シートが主力製品。車内空間全体にも事業領域を拡大。軽自動車用シートなどホンダ外拡販にも注力。増産効果や為替換算効果の発現で、24.3期3Q累計は増収・各利益急伸。 記:2024/03/22
7751 東証プライム
4,214
4/26 15:00
+148(3.64%)
時価総額 5,620,477百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(1.88%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24