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*07:25JST NY債券：米長期債相場は強含み、早期利下げの可能性高まる 1日の米国長期債相場は強含み。米連邦準備制度理事会（FRB）のパウエル議長は、「利上げが行き過ぎ必要以上に景気を減速させるリスクと、インフレ抑制のために十分な利上げを実施しないリスクはより均衡している」と述べたことが債券利回りの低下につながった。来年半ば頃に利下げが開始されるとの見方が広がり、2年債利回りは一段と低下した。イールドカーブはスティープニング。 CMEのFedWatchツールによると、1日時点で2024年1月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.25-5.50％となる確率は82％程度。2024年3月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25％となる確率は53％程度。10年債利回りは米国市場の序盤にかけて4.348％近辺まで上昇したが、米国経済の減速を想定して反落。取引終了時点にかけて4.205％近辺で推移した。 イールドカーブはスティープニング気配。2年－10年は-34.00bp近辺、2－30年は-15.70bp近辺で引けた。2年債利回りは4.55％(前日比：14bp)、10年債利回りは4.21％（前日比-11bp)、30年債利回りは、4.39％(前日比：-11bp)で取引を終えた。 《MK》