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後場に注目すべき3つのポイント~米ハイテク株下落の流れ引き継ぐ

2023/10/26 12:37 FISCO
*12:37JST 後場に注目すべき3つのポイント~米ハイテク株下落の流れ引き継ぐ 26日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅反落、米ハイテク株下落の流れ引き継ぐ ・ドル・円は強含み、150円台に浮上 ・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はアドバンテスト<6857> ■日経平均は大幅反落、米ハイテク株下落の流れ引き継ぐ 日経平均は大幅反落。667.48円安の30602.44円(出来高概算6億1549万株)で前場の取引を終えている。 25日の米国株式市場のダウ平均は105.45ドル安(-0.32%)、S&P500は60.91ポイント安(-1.43%)、ナスダック総合指数は318.65ポイント安(-2.43%)とそれぞれ反落した。主要企業の決算発表が本格化するなか、前日の取引終了後に決算を発表したアルファベットは、クラウドの売り上げが予想を下回ったことが嫌気され大幅下落、ハイテク株へ売りが波及した。また、9月の米新築住宅販売件数が予想を上回ったことから米長期金利が上昇したことも相場の重荷となった。米株安の流れを引き継ぎ、日経平均は367円安の30902.92円と反落スタート。その後も、マイナス圏で推移した。 個別では、前日に上方修正を発表したオルガノ<6368>が大幅上昇。野村マイクロ・サイエンス<6254>が続伸。そのほか決算関連で山崎製パン<2212>、フューチャー<4722>、キヤノン電子<7739>、共同印刷<7914>らも上昇。国内証券が新規にカバレッジを開始した西本Wismettac<9260>が続伸スタート。そのほか、日清食品HD<2897>、ヨシックスHD<3221>、コスモス薬品<3349>、なども値上がりした。東証スタンダードでは、特殊電極<3437>、東証グロースでは自社株買いを発表したボードルア<4413>が上昇した。 一方、前日のSOX指数大幅下落で東エレク<8035>やレーザーテック<6920>、ディスコ<6146>などの半導体関連株が大幅安。そのほか、関電化<4047>、JMDC<4483>、横河ブリッジHD<5911>、正興電機製作所<6653>、ネットプロHD<7383>、東証スタンダードでは東名<4439>、日本鋳造<5609>、ヴィア・HD<7918>、東証グロースではサイバートラスト<4498>などが値下がり率上位に並んだ。 セクターでは、不動産業、電気機器、精密機器を筆頭にほとんどのセクターで下落した。上昇したのは水産・農林業、パルプ・紙のみ。東証プライム市場の値上がり銘柄は11%、対して値下がり銘柄は87%となっている。 国内株式市場は前日好調に推移していた反動もあり、ほぼ全面安となっている。昨日は米国市場で特に大手ハイテク株中心のナスダック100指数が前日比-2.47%と今年最大の下げとなっており、国内ハイテク株も軟調となっている。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が-4.12%と大幅下落となったことで、国内半導体銘柄へも売りが波及している。 後場は今晩発表される米7-9月期国内総生産(GDP)速報値、米9月耐久財受注など経済指標発表を見極めたいとして、積極的な売買は控えられそうだ。7-9月期の実質GDP速報値は前期比年率4.3-4.4%増が市場予想コンセンサスとなっており、想定通りであれば約2年ぶりの高水準となる。昨日発表の米9月新築住宅販売件数の好調な結果で米長期金利が再び5%へ接近しており、警戒感は強いだろう。決算発表も好悪入り混じる結果となっており、なかなか物色手掛かりとしづらい。週末要因もちらつき、ひとまず日経平均においては24日安値の30551.67円を下回らないかを注視したい。 ■ドル・円は強含み、150円台に浮上 26日午前の東京市場でドル・円は強含み。150円を明確に上抜け、一時150円43銭まで水準を切り上げた。昨年10月以来1年ぶりの高値圏。米10年債利回りの上昇で全般的にドル選好地合いとなった。主要通貨は対ドルで弱含み、対円でも軟調地合いに。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円04銭から150円43銭、ユーロ・円は158円52銭から158円69銭、ユーロ・ドルは1.0544ドルから1.0570ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・特殊電極<3437>、シャノン<3976>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はアドバンテスト<6857> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・米・9月新築住宅販売件数:75.9万戸(予想:68.0万戸、8月:67.6万戸) 【要人発言】 ・岸田首相 「日銀の金融政策は政府の物価対策と矛盾しない」 ・鈴木財務相 「為替、緊張感を持って注視していく」 ・村井官房副長官 「為替は安定的な動きが望ましい」 「政府として引き続き万全の対応を取る」 ・ブロック豪準備銀行総裁 「インフレ予想に変更が生じるだとうが、それが重要なものになるかわからない」 「中国経済は恐らく5%成長を達成するだろう」 「中国への輸出は好調を維持。不動産リスクがカギ」 <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《CS》
関連銘柄 26件
2212 東証プライム
3,902
4/26 15:00
+135(3.58%)
時価総額 859,544百万円
国内最大の製パン会社。菓子パンに強み。コンビニの経営も。傘下に洋菓子の不二家。24.12期は菓子パンの増販や子会社の改善を想定。前期に行った値上げ効果の通期化も見込む。最高業績の連続更新を計画。増配予定。 記:2024/02/15
4,146
4/26 15:00
-60(-1.43%)
時価総額 1,279,393百万円
即席麺大手。「チキンラーメン」や「カップヌードル」、「どん兵衛」など有力ブランド多数。海外開拓を強化。医薬品の研究開発も行い、冷凍食品や菓子、シリアルも展開。日清食品や明星食品の好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/13
2,780
4/26 15:00
-15(-0.54%)
時価総額 28,695百万円
関東以西で寿司居酒屋「や台すし」などを展開。直営を軸にFCも。24.3期3Q累計はコロナ影響緩和で来客数が回復。価格改定も寄与して増収増益に。通期計画を上方修正。奈良市に手仕込み餃子が売りの新業態を出店。 記:2024/02/15
3349 東証プライム
14,390
4/26 15:00
-115(-0.79%)
時価総額 575,614百万円
ドラッグストア大手。ローコスト経営で実現の価格競争力に強み。地盤の九州から四国、本州に進出。新商勢圏への店舗網拡大図る。1426店舗展開。72店舗を新規出店。医薬品は売上増。24.5期2Qは増収増益。 記:2024/02/04
3437 東証スタンダード
2,484
4/26 9:31
-1(-0.04%)
時価総額 3,979百万円
特殊材料や摩耗材料の溶接施工に強み。溶接材料や環境装置の製造も。光通信が筆頭株主。24.3期3Q累計は溶接材料が堅調。フラックス入りワイヤ等の製品売上が堅調。工事施工は売上増。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/13
3976 東証グロース
407
4/26 15:00
±0(0%)
時価総額 1,194百万円
マーケティングサービス会社。マーケティング支援のクラウド製品や広告配信サービス、コンテンツマネジメントシステムなどを手掛け、メタバース事業にも注力。サブスクリプション売上が順調に推移し、1Qは増収確保。 記:2024/03/28
4047 東証プライム
1,039
4/26 15:00
+7(0.68%)
時価総額 59,790百万円
化学品メーカー。無機製品や有機製品、苛性ソーダ等の基礎化学品に加え、半導体用や液晶用のフッ素特殊ガスや電池材料の精密化学品、キャリヤーを製造、販売する。今期3Q累計は精密化学品の販売数量が伸び悩んだ。 記:2024/04/13
4413 東証グロース
3,585
4/26 15:00
-30(-0.83%)
時価総額 56,847百万円
ITインフラの設計・構築から運用・保守までを一貫で請け負う。専門性の高い領域に強み。24.2期3Q累計は選別受注による先端分野案件の組換えが順調。粗利率も向上して販管費増を楽々こなす。通期最高業績を計画。 記:2024/02/06
4439 東証スタンダード
2,350
4/26 15:00
+30(1.29%)
時価総額 17,254百万円
光回線サービスが柱。オフィス関連機器・照明販売や電力小売も。中小企業・個人事業主向けに強み。24.8期1Qは光回線、電気の契約数が順調増。だが人件費・広告費増が利益の重石に。通期では最高業績・増配を計画。 記:2024/02/06
4483 東証プライム
3,270
4/26 15:00
+24(0.74%)
時価総額 199,150百万円
匿名加工化された疫学データを製薬会社や保険会社などに提供。遠隔画像診断サービスも。オムロンの連結子会社。ヘルスビッグデータは堅調。取引先健康保険組合数などが増加。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/02/04
4498 東証グロース
1,785
4/26 15:00
+154(9.44%)
時価総額 14,351百万円
電子認証とセキュリティサービスが主力。リナックスに強みを持つ。SSL/TLSサーバー証明書をはじめとしたパブリック証明書サービス等を提供する。今上期の売上高と営業益が過去最高。リカーリングサービスが好調。 記:2024/01/17
4722 東証プライム
1,542
4/26 15:00
-26(-1.66%)
時価総額 146,996百万円
ITコンサル会社。企画・立案から実装までを一貫で行う。プログラミング教室なども。24.12期はDX需要を追い風にITコンサルの伸長を想定。3月買収予定の経営支援会社も2Qから上乗せ。最高業績・増配を計画。 記:2024/02/07
5609 東証スタンダード
929
4/26 15:00
-26(-2.72%)
時価総額 4,482百万円
JFEグループの鋳鋼・鋳鉄品メーカー。橋梁用支承や建築金物も。エンジニアリング関連は高速道路向け、モノレール軌道向け支承が受注増。鉱山機械向け鋳鋼品、建築物用柱脚は売上増。24.3期3Qは大幅営業増益。 記:2024/04/14
2,850
4/26 15:00
+39(1.39%)
時価総額 129,860百万円
橋梁最大手。鋼鉄製橋梁の設計や製作、架設を行う。工場や倉庫のシステム建築を中心とするエンジニアリング関連事業も。豊富な手持ち工事等により、橋梁事業は売上高が過去最高。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/02/10
6146 東証プライム
46,010
4/26 15:00
-1,070(-2.27%)
時価総額 4,983,665百万円
国内最大の半導体用組立装置メーカー。半導体をウェーハから切断するダイサやウェーハを薄く研削するグラインダを手掛け、ダイサーは世界シェア8割。純水リサイクル装置も展開。研究開発費増加し、3Q累計は一服。 記:2024/02/22
5,270
4/26 15:00
+110(2.13%)
時価総額 214,004百万円
大手超純水製造装置メーカー。半導体やFPD向け装置を中心に、水処理装置を設計、施工、販売。水処理装置売上は好調。受注済み大型水処理案件の工事は進捗順調。低採算案件は一巡。24.3期3Qは大幅増収増益。 記:2024/04/09
6368 東証プライム
7,560
4/26 15:00
+280(3.85%)
時価総額 350,482百万円
水処理大手。水処理プラントを手掛ける水処理エンジニアリング事業と、水処理薬品や卓上型水処理装置を手掛ける機能商品事業を展開。ソニーグループや台湾TSMCが主要顧客。大型案件工事好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/30
6653 東証プライム
1,318
4/26 15:00
-43(-3.16%)
時価総額 16,612百万円
制御機器メーカー。電力制御や受配電制御等の機器が主力事業。公共インフラや蓄電システム等の環境・エネルギー関連の制御システィムも提供する。23年12月期は電力や情報、電子制御機器部門が堅調に推移した。 記:2024/02/29
6857 東証プライム
5,389
4/26 15:00
+47(0.88%)
時価総額 4,128,885百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
34,080
4/26 15:00
+720(2.16%)
時価総額 3,213,267百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
200
4/26 15:00
-1(-0.5%)
時価総額 19,314百万円
BNPL(後払い)決済の総合プロバイダ。独自の与信システムに強み。台湾など海外にも進出。BtoBサービスは売上好調。新規、既存ともに取引増。atoneはECの新規店が伸びる。24.3期2Qは2桁増収。 記:2024/01/27
7739 東証プライム
2,177
4/26 15:00
-15(-0.68%)
時価総額 91,885百万円
キヤノンの製造子会社。デジカメ用シャッターユニットやビジネス向けドキュメントスキャナー、環境関連機器などを展開。超小型人工衛星の販売など宇宙事業に注力。カメラ・プリンター部品好調で23.12期は営業増益。 記:2024/03/25
7914 東証プライム
3,175
4/26 15:00
-20(-0.63%)
時価総額 26,575百万円
総合印刷業界大手。出版印刷や一般商業印刷、ビジネスフォーム等を手掛ける。交通系ICカードで実績。情報セキュリティ部門は収益伸長。ビジネスフォームは伸び悩むが、交通系カードが堅調。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/13
7918 東証スタンダード
119
4/26 15:00
-1(-0.83%)
時価総額 4,852百万円
居酒屋「扇屋」「紅とん」を展開。お好み焼き業態や食堂業態も。312店舗展開。リモデル新業態、新コンセプトの業態展開で再成長図る。新タイプの店舗は実績順調。増収効果等により、24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/22
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(1.88%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
5,790
4/26 15:00
+120(2.12%)
時価総額 83,104百万円
日本食などのアジア食品を海外で販売。青果物の輸入販売も。24.12期は欧米向け販売の伸長や前期買収伊社の貢献を想定。青果物輸入販売の採算も改善の見込み。最高業績・増配を計画。仏食品卸の買収に向けて協議中。 記:2024/04/08