マーケット
11/15 15:15
38,642.91
+107.21
43,444.99
-305.87
暗号資産
FISCO BTC Index
11/18 15:49:17
14,099,820
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

朝高後は次第に様子見ムードが強まる【クロージング】

2023/10/2 16:02 FISCO
*16:02JST 朝高後は次第に様子見ムードが強まる【クロージング】 2日の日経平均は3営業日続落。97.74円安の31759.88円(出来高概算15億5000万株)で取引を終えた。米連邦政府の閉鎖を回避する「つなぎ予算案」が30日に成立したほか、取引開始前に発表した9月の日銀全国企業短期経済観測調査(短観)で市場予想を上回る改善を示したことで、リスク選好ムードが台頭。東京市場は幅広い銘柄に買いが先行。日経平均は心理的な節目の32000円台を回復して始まり、32401.58円まで上げ幅を広げた。買い一巡後は32300円辺りでのこう着が続くなか、後場に入ると国内機関投資家による持ち高調整の売りが断続的に入ったことから日経平均は下落に転じ、本日の安値で終えた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1200を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、銀行、海運、金属製品、ガラス土石など8業種が上昇。一方、空運、石油石炭、鉱業、陸運など25業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、レーザーテック<6920>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>が軟調だった。 日銀短観では、大企業・製造業の業況判断がプラス9となり、市場予想(プラス6)を上回ったことが好感されたほか、。大企業・製造業の今年度の設備投資計画が前年度比20%増と前回比0.5ポイント上方修正されたことも材料視された。ただし、後場に入ると次第に様子見ムードが強まり、週明けの米国市場の動向を見極めたいとする手控えの動きとなった。公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)などが保有する株式の割合を引き下げるための売りを警戒する見方もあるなか、手掛けづらさにつながった。 米政府の閉鎖はひとまず回避されたが、米国の暫定予算は11月中旬に期限が切れるだけに、2024年度の本予算の協議は継続するため、予断を許さない状況は続こう。また、米金利の高止まりや全米自動車労組(UAW)のストライキなど懸念材料も警戒されている。 《CS》
関連銘柄 8件
6367 東証プライム
18,705
11/15 15:30
+125(0.67%)
時価総額 5,482,697百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
9,136
11/15 15:30
+18(0.2%)
時価総額 6,999,464百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6920 東証プライム
18,235
11/15 15:30
+400(2.24%)
時価総額 1,719,305百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6954 東証プライム
4,136
11/15 15:30
+16(0.39%)
時価総額 4,117,053百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,300
11/15 15:30
+290(1.32%)
時価総額 10,517,416百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
5,026
11/15 15:30
-17(-0.34%)
時価総額 11,016,218百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
50,240
11/15 15:30
+650(1.31%)
時価総額 15,987,423百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,920
11/15 15:30
+77(0.87%)
時価総額 13,112,355百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17