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株ブロガー・さなさえ:インフレ&インバウンドで日本の「美味しい株」のトレンドは続く?【FISCOソーシャルレポーター】

2023/9/30 17:00 FISCO
*17:00JST 株ブロガー・さなさえ:インフレ&インバウンドで日本の「美味しい株」のトレンドは続く?【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2023年9月26日17時に執筆 皆様、おはこんばんちは。コロナ規制の日々を抜け、昨今は「週末は美味しい物を食べたいなー」となるものですが、大手飲食チェーンも好決算を後目に、個人店のオーナーいわく「コロナ前より客足は減ったよ」との事です。値上げに増税…それぞれの店舗の事情もありますが、格差は出てきていますね…ピンときた常連さんは是非足を運んで応援してあげてくださいね(涙)。 さて、夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、はや35回目…今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。 <日本の食品株は今年人気化> ここ最近の当コラムでは東証の働きかけによるPBR1倍割れ銘柄など、好業績なバリュー株を中心にご紹介してきましたが、案の定、それらの多くはその後高値をつける事となりました。これが何を示すかと言えば、それだけ相場がディフェンシブに動いてきたという事です。実際、ハイテク株、グロース株にこだわり続ける投資家仲間の中には、今となっては近づきがたい負のオーラを纏う方も散見されています…(こ、これ以上応援できない…汗)。 さて、今回メインで取り上げる食品関連株もまた、ディフェンシブなテーマであり、過去のリーマンショックやチャイナショック、さらにコロナショックなど、市場急落のケースにおいても買われる傾向にある事は、当時の日経平均株価と食料品指数の相反関係を見ても明らかです。超ザックリ要因をまとめれば、ロシア・ウクライナ情勢に端を発した原材料費高騰による「値上げラッシュ」による好業績と、先進国のインフレ鈍化・景気後退懸念などが追い風になり、食品株への買いを誘因しているとも言える訳ですね。 ここにきて円安・原油高の影響で日本のインフレも進行が進んでおり、「そろそろ食品関連の天井も見えてきたのでは」と思う方もいらっしゃるようですが、わたしとしては消費者物価指数の上昇に加え、先述した値上げラッシュ…さらに目下、日本の成長戦略の要であるインバウンドによる消費期待もまだまだあるのでは…と見ています。と、いうわけで、今回はそんな株にスポットを当てていきます。 <まだまだ上昇期待株あります> まずは国内外の旅行者が「お土産にお菓子を」という事で連想される寿スピリッツ<2222>、そして都市分に外食チェーンを展開しているグローバルダイニング<7625>はいずれも上昇トレンドを崩しませんね。9月25日大引け後の決算にて上昇修正を発表したホテル・外食メインの食品卸の大光<3160>も昨年来高値を更新してきています。 同じく製パン・製菓用材料卸の正栄食品工業<8079>も好調な業績から長らく続いた保ち合いを上に抜けてきており、上昇トレンドに入ってきているのが見えます。食肉卸のオーエムツーネットワーク<7614>や東北のレストランや学校給食事業者向け食品卸のサトー商会<9996>はまだまだPBRは0.5倍台と、業績好調とあって上昇余地ありとチェックしています。 個人投資家を中心に人気化しているミクリード<7687>は流石にもう過熱感ありと見ますが、今尚、上昇トレンドが崩れないですね。逆にまだチャートに上昇余地がありそうだなぁ、と感じるのはドミノピザとも提携しているデルソーレ<2876>…今年のバスケ、ラグビー、バレーなどのW杯ラッシュに思惑はあるでしょうか。最後はわたしの大好きなOctpus balls(たこ焼き)の「築地銀だこ」などを手掛けるホットランド<3196>。大阪人に敬遠されがちなのでプロ野球・阪神タイガース優勝の恩恵には与れませんが、原材料費高やインバウンド人気もあって上昇トレンド継続です(笑)。 今回は以上です。 ここ最近のわたしのブログでは、こちらでご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade. ---- 執筆者名:さなさえ ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』 《TY》
関連銘柄 9件
2222 東証プライム
1,648
4/26 15:00
+27(1.67%)
時価総額 256,442百万円
全国各地の菓子製造販売等を手掛ける。シュクレイ、ケイシイシイが中核。プレミアム・ギフトスイーツの育成図る。新規出店等でシュクレイは伸長。24.3期2Q累計は大幅な増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/01/16
2876 東証スタンダード
583
4/26 15:00
-9(-1.52%)
時価総額 5,308百万円
ローズンピザメーカー。冷蔵・冷凍のピザを中心にナン、小麦ごはんを手掛ける。生パスタや鶏料理などの外食事業も。家庭用市場の開拓を積極化。外食事業は黒字転換。販管費の減少などにより、24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/09
3160 東証スタンダード
632
4/26 15:00
-11(-1.71%)
時価総額 8,501百万円
食品商社。食外チェーンやホテル、レストラン、給食等向けの食品卸に加え、業務用スーパー「アミカ」の運営等を行う。外食需要の回復等により、外商事業は黒字転換。アミカ事業は堅調。24.5期2Qは大幅増益。 記:2024/01/27
3196 東証プライム
2,132
4/26 15:00
-14(-0.65%)
時価総額 46,047百万円
たこ焼き店チェーン。「築地銀だこ」を直営、フランチャイズでチェーン展開する。海外は主にアジアで事業展開する。23年12月期は二桁の増収、営業増益となった。販促活動が奏功して、既存店が堅調に推移した。 記:2024/04/09
7614 東証スタンダード
1,574
4/26 14:38
-17(-1.07%)
時価総額 11,547百万円
スーパーなどに精肉店を出店。惣菜店や外食店も。エスフーズ傘下。食肉小売店は132店舗展開。食肉等の小売業は収益堅調。パーティー需要などで外食業は伸長。24.1期3Qは2桁増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/05
7625 東証スタンダード
481
4/26 15:00
+1(0.21%)
時価総額 4,988百万円
レストラン運営会社。東京都心を中心に、イタリアンやメキシカン、東南アジア、和食等のレストランを運営する。23年12月期はインバウンド需要の増加や価格改定等により、売上高が9期ぶりに100億円を上回った。 記:2024/02/29
7687 東証グロース
533
4/26 15:00
-10(-1.84%)
時価総額 3,515百万円
個人経営の居酒屋をメインとした中小飲食店に業務用食材を通信販売。配当性向は2割目安。人手不足対策商品の拡充を図る。顧客数の増加、値上げ効果等が売上寄与。販管費の増加をこなし、24.3期3Qは大幅増収増益。 記:2024/02/04
8079 東証プライム
4,285
4/26 15:00
-20(-0.46%)
時価総額 73,274百万円
乳製品や製菓原料、乾燥果実・ナッツなどを取り扱う食品専門商社。OEM供給や自社ブランド品を展開。国内は輸入乳製品や製菓用焼き菓子、ナッツ類等が増収。23.10期通期は増収増益。24.10期も増収増益計画。 記:2024/01/28
9996 東証スタンダード
1,869
4/26 14:16
+8(0.43%)
時価総額 17,107百万円
業務用食品商社。東北を経営基盤に、製菓や製パン、外食、弁当、惣菜、給食などの業務用食品を販売。取扱い商品数は20000アイテム。小売店向け販売も事業領域。外食業の回復効果もあり、3Q累計は増収・増益。 記:2024/02/10