マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 16:29:16
15,194,850
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日米中銀イベントや主要企業の決算発表を控え見送りムードが広がる【クロージング】

2023/7/25 15:56 FISCO
*15:56JST 日米中銀イベントや主要企業の決算発表を控え見送りムードが広がる【クロージング】 25日の日経平均は反落。18.43円安の32682.51円(出来高概算14億4000万株)で取引を終えた。前日の米国株高を受けて買いが先行して始まり、日経平均は取引開始直後に32715.56円まで水準を切り上げた。ただ、今夜から始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)や27日からの日銀の金融政策決定会合、国内主要企業の決算動向を見極めたいとの模様眺めムードが強く、買い一巡後は下落に転じ、32500~32700円の狭いレンジ内の動きにとどまった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1000を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、鉱業、非鉄金属、石油石炭、証券商品先物など23業種が上昇。一方、情報通信、保険、医薬品、その他製品など10業種が下落。指数インパクトの大きいところでは、ダイキン<6367>、アドバンテス<6857>、オリンパス<7733>、安川電<6506>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、東エレク<8035>が軟調だった。 米国市場では、7月の製造業PMIが市場予想ほど悪化せず好不況の分岐点である50に近い値となったことから、景気悪化への懸念が後退したことなどが支援材料となり、ダウ工業株30種平均は11連騰した。これを映して主力株中心に買いが先行して始まった。また、中国共産党の中央政治局が24日に「不動産政策を適時調整し最適化する」と表明し、政策期待から25日の香港株などアジア市場が上昇していることも買い安心感につながった。ただ、後場に入り、自民党の萩生田光一政調会長は25日の党会合で、防衛費増額に必要な財源確保に向け、政府が保有するNTT<9432>株売却の是非について本格的に検討を始めると表明、NTTが一時3%近く下落したことで投資マインドが悪化し、目先の利益を確保する売りが優勢となる場面があった。 東京市場は、中銀イベントを前に全般は模様眺めムードの強い展開を強いられている。こうしたなか、米国では、コンファレンスボードによる7月の米消費者信頼感指数やリッチモンド連銀製造業景気指数の発表が予定されている。米景気の後退懸念が一段と広がるのかなど、景況感の動向と短期筋の動きには警戒が必要だろう。ただ、日米の金融政策の行方を見極めるまでは、様子見ムードの強い展開が続きそうで、目先は個別材料株を中心とした選別色が強まりそうだ。 《CS》
関連銘柄 9件
6367 東証プライム
18,295
11/22 15:30
-90(-0.49%)
時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6506 東証プライム
4,157
11/22 15:30
-70(-1.66%)
時価総額 1,108,630百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども手掛ける。欧州地域のロボット生産体制を強化。販売力の強化にも取り組む。 記:2024/10/25
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(0.66%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
7733 東証プライム
2,458.5
11/22 15:30
-19.5(-0.79%)
時価総額 2,895,375百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(2.16%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9432 東証プライム
156
11/22 15:30
-0.9(-0.57%)
時価総額 14,125,849百万円
国内最大の通信会社。NTT東日本、NTT西日本、NTTドコモ、NTTデータグループなどを傘下に持つ。研究開発部門を有する点が特徴。データセンターを拡張。コンシューマ通信事業では顧客基盤の強化を推進。 記:2024/10/10
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(0.7%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(1.13%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(0.42%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17