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前場に注目すべき3つのポイント~レーザーテックの動向に注目~

2023/7/25 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~レーザーテックの動向に注目~ 25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■レーザーテックの動向に注目 ■レーザーテック、23/6上方修正 営業利益 610億円←420億円 ■前場の注目材料:三菱自、広州汽車と交渉難航、中国合弁の構造改革 ■レーザーテックの動向に注目 25日の日本株市場は買い先行で始まろうが、買い一巡後は次第にこう着感が強まりそうだ。24日の米国市場は、NYダウが183ドル高、ナスダックは26ポイント高だった。エネルギーのシェブロンの予想を上回った決算をきっかけに、今週発表が予定されている企業の決算を期待した買いが先行した。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが終了に近づいたとの見方も相場を支える格好となった。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比105円高の32715円。円相場は1ドル141円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時32490円まで売られる場面が見られた。7月の米総合PMIが予想を下回ったことを受けて、円相場が一時140円40銭台と円高に振れる場面が見られたことがショートに向かわせたようだ。ただし、その後円相場は米国市場の底堅い値動きから141円50銭台と円安に振れており、日経225先物は32750円まで買われる場面もあった。昨日の日経平均は25日線に上値を抑えられる格好となったが、前日の段階で同線は32837円まで低下してきており、突破を試す動きは意識されやすいだろう。 ただし、米連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀の金融政策決定会合を控えるなか、積極的に仕掛けてくる商いは限られるとみられる。重要イベントを前に持ち高調整の動きが中心と考えられ、リバウンドをみせてきたとしても、ショートカバーが中心になるだろう。もっとも、FOMCでの0.25%の利上げは織り込まれ、今会合で利上げ打ち止めが期待されている。一方で、日銀は現時点でイールドカーブコントロール(YCC)政策の副作用に対応する緊急性は乏しいとの認識を示していると伝えられているなか、下へのバイアスは強まりづらく、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。 物色の流れとしては決算を手掛かりとして個別物色に向かいやすいなか、昨夕に業績予想の上方修正を発表したレーザーテック<6920>の動向が注目されよう。株価は足もとの調整で保ち合いレンジの下限レベルで推移していることから、リバウンド狙いの買いは入りやすいタイミングではある。一気に200日線を捉えてくるような強い動きをみせることができれば、個人のセンチメント改善にもつながりそうだ。 ■レーザーテック、23/6上方修正 営業利益 610億円←420億円 レーザーテック<6920>は2023年6月期業績予想の修正を発表。売上高は1400億円から1520億円、営業利益を420億円から610億円に上方修正した。半導体関連装置の一部で検収・売上時期が前後したことによる製品構成の良化に加え、為替が想定レートに対して円安で推移した影響などで、前回予想を大幅に上回る見込みとなった。また、配当予想を年129円から178円に増額修正した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(32700.94、+396.69) ・NYダウは上昇(35411.24、+183.55) ・ナスダック総合指数は上昇(14058.87、+26.06) ・1ドル=141.50-60円 ・シカゴ日経先物は上昇(32715、大阪比+105) ・米原油先物は上昇(78.74、+1.67) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・三菱自<7211>広州汽車と交渉難航、中国合弁の構造改革 ・極東開<7226>豪社を買収、オセアニアに初拠点 ・日東電工<6988>東大と、フレキシブルセンサー開発、面直方向の熱流計測 ・伊藤忠<8001>北米で再生エネファンド、2800億円規模、日本勢に投資機会 ・NTN<6472>軸受異常検知で設備診断詳細に、振動・周波数を分析 ・エンシュウ<6218>立型MCの特別仕様機を発売、主軸回転数2.5倍 ・中西製作所<5941>食品関連で共同研究拠点、VBとの連携加速 ・ローム<6963>ウエアラブル機器向け近接センサー、面積78%減で小型化 ・ダイフク<6383>グループのコンテック、AI調剤監査システム開発、種類・数量を同時識別 ・JFE<5411>グループ会社、スチール鋼構造物の新溶接法開発、耐久性高め寿命3倍 ・旭化成<3407>バイオ医薬品に照準、連続培養に水処理用濾過膜 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
3407 東証プライム
1,101
5/2 15:00
-4.5(-0.41%)
時価総額 1,534,719百万円
総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
5411 東証プライム
2,345
5/2 15:00
+20.5(0.88%)
時価総額 1,440,857百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。鉄鋼事業は販売価格の改善やコスト削減等で増益確保。エンジニアリング事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増益。 記:2024/02/25
5941 東証スタンダード
2,003
5/2 14:15
-1(-0.05%)
時価総額 12,631百万円
業務用厨房機器を製造・販売。学校などの集団給食向けに強み。民間向けはマクドナルドなどが得意先。業務用厨房機器製造販売事業は堅調。販管費の増加等をこなし、24.3期3Qは大幅増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/07
6218 東証スタンダード
689
5/2 15:00
+11(1.62%)
時価総額 4,377百万円
工作機械メーカー。マシニングセンタや搬送機器、生産ライン向けシステム機器等のシステム機械を製造、販売する。四輪車や二輪車の部品加工受託も。今期3Q累計は増収、利益は黒字転換。工作機械と部品加工が伸長した。 記:2024/03/07
6383 東証プライム
3,184
5/2 15:00
-53(-1.64%)
時価総額 1,209,379百万円
マテハン機器最大手。物流センターや倉庫、工場等の保管や搬送、仕分け、ピッキング等の物流ソリューションを提供。受注高は伸び悩むが、自動車生産ラインや空港向けシステムは売上堅調。24.3期3Qは小幅増収。 記:2024/03/05
6472 東証プライム
307.3
5/2 15:00
+0.1(0.03%)
時価総額 163,626百万円
大手ベアリングメーカー。自動車向けのハブベアリングやドライブシャフトで世界シェアトップクラス。アフターマーケット向けにも強み。「H3ロケット」試験機2号機に軸受を供給。半導体不足解消し3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/22
6920 東証プライム
40,670
5/2 15:00
+920(2.31%)
時価総額 3,834,612百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6963 東証プライム
2,246
5/2 15:00
-59.5(-2.58%)
時価総額 925,352百万円
カスタムLSI首位。小信号トランジスタやダイオードも首位級。パワーマネジメント系アナログ技術に実績。発光ダイオードや半導体レーザーは民生機器市場向け中心に伸び悩む。販管費増。24.3期2Qは業績足踏み。 記:2024/01/16
6988 東証プライム
12,850
5/2 15:00
-165(-1.27%)
時価総額 1,924,390百万円
包装材料・半導体関連材料・光学フィルム等を製造。液晶用光学フィルム、自動車用表面保護フィルム等で世界首位。24.3期3Qはインダストリアルテープの収益が堅調。ハイエンドスマホ向け組み立て用部材は需要増。 記:2024/04/07
7211 東証プライム
479.4
5/2 15:00
-5.7(-1.18%)
時価総額 714,441百万円
自動車メーカー。日産やルノーらと提携し、世界的な協業を進める。SUVやミニバン、軽自動車、商用車等を製造、販売。中国事業の構造改革進める。中南米・中東他、北米などは販売台数増。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/10
7226 東証プライム
2,534
5/2 15:00
+12(0.48%)
時価総額 108,298百万円
ダンプトラックやコンクリートポンプ車などの特装車メーカー。ごみ処理施設の建設も。24.3期3Q累計は特装車が国内外で好調。プラント建設や立体駐車場も想定以上。通期計画を上方修正。総還元性向は100%目安。 記:2024/02/14
8001 東証プライム
7,331
5/2 15:00
+200(2.8%)
時価総額 11,618,829百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31